僕が僕であるために
沢木晃






Vol.41 「(2001.9.13)最終回」


 アメリカ・ニューヨークの世界貿易センタービル爆破テロと合わせるかのように、突如、沢木復活!
 ですが、今回でこの「僕が僕であるために」は終了です!
 しかし、しつこい沢木くんは次回からは「沢木晃の暇つぶし雑記」という形でちゃっかりとこの場に居座り続けます。
 今までの形式だとオウムネタ以外はだめみたいな感じだったんで。しかも最近はネタが無いし、オフ会等でネタがあっても文章化する気力というかモチベーションがなかったんでね。
(だいたいオフ会、いまだにピグモンが「猪瀬さん、オウムやめた後、中野の大予言にオウムの本を売りに行った」とかクソくだらんことしか言っとらん、陰でコソコソやっとる割には)
 これからはもう何でもありな雑記という形でプロレスネタでもなんでも適当にやっていきます、2〜3行で終わる場合もあるということで、今後ともよろしく!

 ところで冒頭に書いたテロの件で、オウマ―系掲示板も多少の盛り上がりを見せているみたいですな。
 テレビ等もサリン事件以来の特番ラッシュみたいですが(おかげで火曜サスペンス劇場が見れんかった)。
 んで、一つ疑問に思ったのは、サリン事件の時もテレビというのはこんな感じだったんでしょうか?
 当時はもう道場に半居住状態だったんで当時の報道というものを知らないんで・・・・

 まあそれはいいとして、当分はこんなメディア状況が続くんでしょうな、疑惑がイスラムの過激派に向けられているからテレビに出るコメンテーターも10年前の湾岸戦争の時を彷彿とさせるメンバーばっか。
 今のところ自分が見た範囲では、田岡俊次、テレ朝の川○(←忘れた、メガネかけたデブ)中等調査会の水口さん(←しかしこの人湾岸戦争時と比べてすごい痩せてたけど病気か?)くらいだけど。
 しばらくすると、松井茂だの江畑謙介などなどの軍事ジャーナリストあたりが出てくるでしょう。
 そして今月の朝ナマは「激論! アメリカ・テロ事件 どうなる世界経済・小泉内閣!」みたいな感じでくるでしょう。
 しかし今回、この事件のおかげで台風に苦しめられている東北地方の人々は置き去り、そしてこの事件が無ければ当分、世間の話題を集めるはずだった、援助交際・手錠中学校教師も置いてけぼりということで。
 「今の教育はどうなっているのか? 教師とは? 伝言ダイヤルをする中学生とは?」なんてテーマで活躍予定だった宮台真司や藤井誠二や香山リカはお気の毒でした。
 ましてや「えひめ丸」の引き上げはどうなるっちゅーねんってな感じです(←でもこれマジでどうなるの? アメリカ軍それどころじゃないもんなー)

らく掲示板で、

>ってゆーか「史上最悪最大のテロ」っていわれてるってことは
>オウムの歴史を塗り替えられたってことよね(苦笑)
>「あんたら負けたね、」とお姉ちゃんに言われて返事のしようがなかった(笑)

 と、バカ姉妹のことが書いてあったけど、「オウムの歴史を塗り替えられたってことよね(苦笑) 」ってことはコイツ、オウムもっとたくさん殺してりゃよかったとでも思っとるんか?
 まあ確かに「史上最悪最大のテロ」かもな、で、かりに黒幕が話題になってるラディン氏としたら理念はどうあれ歴史には名を残すのかな? 理念も語れず、被告席で痔による尻痛のため座布団しいてる麻原よりかは。
(ちなみに、これ理念があればオウムの犯罪は正当化されるとかイスラム原理主義者のテロは許されるとか言ってるわけではないので)

 でもこの問題、高校の世界史の浅い知識でもってみても、帝国主義時代のイギリスの二枚舌外交から発生しているわけで、簡単に欧米=善、アラブ=悪とかいう公式は成立しないように思うんですが・・・。

 ということで、この事件をきっかけにしてオウムとアカがやりそうなこと

オウム
→編集した映像ビデオをつくって、「やはり世界は危ない!さあ修行しよう!プラズマに負けない体を作ろう!」
アカ
→小泉内閣が有事法をつくろうとしたら
「テロを利用した軍拡だ! 日本帝国主義復活を許すな! ついでにスパイの宮崎学も許すな!」


 ってな感じでしょうか?

 では!!




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