Vol.35 「帰依ある脱会者? のライブ宣伝(2000.7.1)」 |
・以下宣伝来る7/15(土)、
阿佐ヶ谷のライブハウス ”アピカ”にて、
あるイベントが催されるのでありますが、
宣伝を兼ねてメールを送らせていただきます。
このイベントは、元オウム出家信者である○○○○君の企画、主催で行われ、
彼自身も、”最終ゲッターズ”というバンドでボーカルとして出演します。
彼のバンドのメンバーも、何人かは元オウムの信者で構成されています。
もちろん一般のお客も来ますが、
あえていま、現、元のオウムの人たちに声をかけている次第であります。
イベントのチラシがあるのですが、
チラシの中の文面の一部を以下に紹介します。
ぼくはサリン事件から半年後、ボストンバック一個をかかえて教団を飛び出した。以上のような内容がチラシに記されているのでありますが、もし興味のある方がいればと思う次第であります。
5年半にわたった出家生活にピリオドを打ったんだ。
昔の友人の家を泊まり歩いたり、誰にも経歴を明かさずに住み込みの仕事を点々としていたよ。
そして、世の中で何が起こっているのか、ずっと見ていた。
そして、うんざりしていた。
世間に対して、日本という社会に対して、そして再会した父と母に対してもね。
これが百年も二百年も前の時代だったら、ぼくはこの狂った世の中を相手に、武器を持って戦っていたのかもしれない。
そんなぼくが思い起こしたこと、、、。
それは10年以上前、出家以前にバンドを組んでドラムを叩いていた頃の手ごたえだった。
ぼくには幸いにもロックという表現手段が残されていたんだ。
そして隠し事のいらない、共有しあうことのできる友人たちにめぐり合うことができた。
争いの止まない、奪い合い、疑いというペンキで塗りつぶしていくこの世界って、いったい何なのだろうってぼくはずっと思っていた。
絶望感と孤独の中にいて、誰かの同情を欲しがっていたし、憎んでもいた、、、。
だけど今ははっきりと言える事がある。
ぼくが見ていた世界は、実はぼくの心を映し出したもの、自分自身の心の中をのぞいていたんだってことに気がついたんだ、、、。
最終ゲッターズLIVE
史上最終大作戦!!
7月15日(SAT)
OPEN 18:00 START 18:30
チャ=ジ: 2,500円 (ワンドリンク付)場所: ”APIKA”
阿佐ヶ谷南3ー35ー19MSA阿佐ヶ谷ビルB1
Tel 03−3393−6595問い合せ: ○○○ー○○○○ー○○○○ ○○○○
もしよろしければではありますが、カナリアの会のほうでも情報を公開していただければ光栄です。
どうぞ、よろしくお願い申しあげます。
お問い合わせは、
○○○○ ○○○ー○○○○ー○○○○
○○○○ ○○○ー○○○○ー○○○○
ということなんで7月15日はみんな阿佐ヶ谷に集まろう!とくに反カナリヤの脱会者は。<以下引用>
彼もオウムを離れてから、いろいろと辛い思いや苦悩した日々があったことを、
私に話してくれて、きっと他にもたくさんそんな人がいるはずだと、
そして彼自身が自分の中の何かをふっ切りたくて、
彼が思い立った企画がこのイベントであります。
どうぞ、応援のほどよろしくお願い致します。
Vol.34 「アフター選挙(2000.6.30)」 |
そのエピソード
・想い出話
95年の(地下鉄サリン事件)の夏といえば、参議院の選挙があったのだが、もちろん候補者は街で演説する。
当時、現役だった僕はみんなで街中で、今読むとアホらしいオウムの潔白を主張するビラを配ってたのだが。
それを発見した共産党の候補者の中年ブス女性が、(ここがアピールどころ!)と思ったか知らんが、突然、オウム批判の演説を始めた。演説のマイクの音量というのは、みなさん承知のとおり非常にやかましい。
それでもって一方的に言われているシチュエーションに当時の僕はムッときて、選挙カーの近くまで行く。
すると若い男が(党員か民青か知らないが)興奮して、僕に何か言ってくる、あまりにも興奮しているので、なに言ってるか分からない、僕も何をするでもなく、すぐに引き帰しましたが、そのままそこにいたらスリーパーホールドでもやられていたのでしょうか?
ちなみにその候補者はみごと落選でしたが・・・・・
・想い出話し 終わり
(あと、右翼の街宣車が来たときも、車から降りてきた構成員に囲まれましたが、中に千代大海みたいなガタイのやつがいてヤバイなと思いました、それと右翼かなにかわからないが外車に乗ったカップルが車の中から「天皇陛下は神様じゃー」とか言ってインネンつけてきたのは何だったたんだろう?
まあ、このように左右両陣営からも総スカンのオウムですが、唯一の味方は代案無し
の情緒的反権力トロッキストぐらいでしょうか?)
で、永岡辰哉くんは「赤旗」出たり、「若者が見た・触った共産党」(エール出版社)でも竹内さんと対談してるし、沢木は新保守主義的な考えで、どっちかというと「正論」系なんだが、「岩波文化人きどってんじゃねーよ」とか言われるし。
でも2人はカナリヤの会で仲良く、僕がプッチモニの「ちょこっとLOVE」歌ったら、対抗して「LOVEマシーン」歌ったりとわけわかんないですねー
話題がこんがりましたが、例の共産党中傷ビラ(ビラもあるそうだが一部には8pぐらいの冊子のようなものまであるらしい)熱狂的コレクターの西村氏のところには配られてないらしく、本人は欲しがっているので今度オフ会があった時にあげてやってください、もうすぐ誕生日なんでプレゼントがわりに。
選挙と言えば、栗本慎一郎も落ちたなー、脳梗塞から復帰したのになー
オウム的に言えば「朝生でオウムを擁護しておきながら事件がおこると掌をかえすように批判したからカルマの返りで脳梗塞になるし、落選もするんだ」ということになるのか?(同じ論理でいけば小渕氏もオウム新法を成立させたからだということになるのかな? だってアントニオ猪木が93年に秘書に告発されて社会的イメージダウンしたのは、尊師が選挙に出た時に選挙カーから尊師を罵倒した悪業が返ってきたからって教団の新聞に書いてたくらいだからなー)。
まあ悪業うんぬんは別として、脳の病気(というか脳について)は興味があるので、つい「脳にマラカスの雨が降る 脳梗塞からの生還」光文社 栗本慎一郎著を買って読んでしまいました。
みなさんも健康に注意しましょう!!
Vol.33 「総選挙近し(2000.6.21)」 |
「マスコミという権力を使って現役を傷つけるな!」「岩波文化人きどってんじゃねー!」「滝本真理教」「滝本の手下」「売名行為」「お前に被害者の気持ちがわかるのかよー」「あなたたちって自分たちが絶対正しいと思ってるね!」
と色々な意見を言われてますが、別に自分を正しいとは思わないし間違いもあるでしょう。ただ意図的に人を傷つけるつもりもない言論が、読む人によって傷つく人が出るっていうのは「表現」にはつきものでしょう、それでもって「元オウムというのを売り物にして発言するな!」と言われてもねー。って、売り物にもなんねーし。
それにオウムが残ってることで傷ついてる人もいれば、いまだにオウムで癒されている人もいるし立場によっていろいろ意見の違いはあるでしょう。そこんとこわかんねえかな?
ところでもうすぐ選挙だが、この前、家でくつろいでいると、友人が訪ねて来た、この友人というのは、以前のエッセイの友達の結婚式にも来てた友人で、実は創価学会員だ。
このことは知っていたので(あーたぶん選挙の投票のことだな)と思いつつ玄関にでると、その友人ともう一人、小学校・中学校一緒だったヤツも来ていた、ずいぶん久しぶりだ。懐かしい話の内容は、もちろん「今度の選挙、公明党よろしく!」ということだったが、その話しっぷりが熱いこと熱いこと。
なんか共産党が嫌いらしく
「共産党が政権とったら自由がなくなる、批判する言論や音楽も禁止される」と語っている。
「共産党が政権とったら日本は危ない 反米だから」
「育児休暇制度が改善されたのは公明党の成果」とこれまた熱い。
「実際に政権に参加していろいろやってきたからね、民主党はしょうがない」
(神社の鳥居はくぐっちゃいけないの?)とか
(盗聴法に反対してたのに連立組んでから賛成にまわった浜四津の馬鹿の責任はどうなるの?)とか、
創価学会ということで、話をこじつければ、滝本太郎氏はオウム界では、山崎正友的な見られ方なのかな?
でカナリヤの会も、脱会して、自分の非は棚にあげてかって居た教団や指導者の悪口を言う一人じゃ何もできない傷をなめあってる集団と見られているのかな?
で、沢木は売名行為の信平醇浩ってとこか?
では、みなさん総選挙に行きましょう! 僕は個人的には日本新党→新進党→無所属の会の中田宏が好きだが。
って、この人、西村さんの選挙区と違う?