彼の得ているオウムに関する情報、それも体験者でなければわからない深い部分については、脱会者、それも所謂カナリヤ教構成員に代表される連中からのものが主体を占めているわけですが、修行についていけなかったり破戒してドロップアウトしたくせに自分の責任を棚に上げ、かつて自分の所属していた団体を貶めることによって自分の気持ちの合理化を図るという極めて卑怯な連中からの情報なのですから、その内容たるや推して知るべし、なのであります。
アベルさんが現在多くのカナリヤの会会員と接触されているとは考えにくいのですが、如何でしょうか。
(2001.9.27)
なんか最近、「よど号ハイジャック」犯の娘、および妻が帰国した(帰国直後に逮捕されたらしいが)勢いでハイジャック犯本人まで帰国させようみたいな「空気」が、サヨクというかひやかし系リベラリズムというかロフト系サブカルチャー界隈で起こっていると感じるのは私だけか?
だいたい「世界同時革命」だか何だか知らないけど、自分の意志で北朝鮮に行ったくせに何が「祖国」だっちゅーの!!
それよりも「自分の意志に反して強引に拉致された」とされてる横田めぐみさんその他の人のことの方が日本人としては大事だと思うけどな(なんかこの前ニュースステーションで、よど号関係者が海外で拉致の手伝いをしたみたいな特集がやってたが)。
だいたいサヨク連中はこの問題を出すと
・拉致を告白した元北朝鮮の工作員は韓国安全企画部のスパイ
・供述は信用できない
・謀略
とかヌカしときながら、「従軍慰安婦」問題で、秦郁彦とか上杉千年とか西岡力とかが「慰安婦」とされる人の供述の矛盾点をあげると
・反動
・セカンドレイプ
あげくに時間が経ってるので矛盾があるのは当然、「強制性」が問題とか言いやがる。 まあ非行動の一市民がこんなことほざいてもどうしようもないですが・・・・
(コンサート行ったりしてるのであまり批判はしたくないが)雨宮処凛女史もいろんな企画で北朝鮮行くのは良いけど、表立ったところとかマスゲームだけ見せられて「国に一体感がある」とか言ってないで、よく日テレでやってる中国との国境付近の飢餓難民とかその他庶民はどうなのかは知ろうとは思わないのかな?
僕は小学館文庫の「北朝鮮飢餓ルポ」という本ぐらいでしか知らないけど、これじゃサティアンのハリボテ見せられて「工場じゃない」とか言った島田裕巳状態。
ではっ!
(2001.9.18)
今回のテロ騒動を利用して、上祐が50年周期だなんだ、栗本慎一郎の「太陽黒点説」やら岸根卓郎の「文明論」、浅井隆の「経済分析」をパクッたようなことを言っているが、お寒いかぎりでんなー
世間的・ワイドショー的な視点でみれば、またオウムをテロ団体と指定したアメリカからしてみれば、オウムもビンラディン氏が率いるイスラム原理組織の「アルカイダ」と似たような見られ方をされてることに少しは気付けよな。
仮に今後、ビンラディン氏が逮捕されて、その後残ったヤツが、「事件は正当化できないが、宗教的には偉大な師である、教義実践の過程においては、世間に誤解をうける聖戦(ジハード)をほのめかすものは封印する。ただし観想や説法テープ、ビデオの類はビンラディン氏が残したものを利用する、写真も持ち歩くし歌も歌う」とか言って組織名を「アルカイダ」から「ハムナプトラ」に変えても、アメリカ人の100人が100人誰も「この組織はビンラディン氏と決別した」とは思わないで、さらに警戒心が増すでしょう(まあ、これイスラムが「正当化できない」と言うわけないし、コーランからジハードを外すこともないんで。かなりの暴論ですが・・・)
それと同じで
「事件は正当化できないが、(内心ではグルの輪廻を超えた救済計画のマハ―ムドラ―、シヴァ神のフォームと 思っている)宗教的には偉大な師である、教義実践の過程においては世間に誤解をうけるヴァジラヤーナは 封印する(表向きには、内心は自由)ただし観想や説法テープ、ビデオの類は尊師が残したものを利用する。写真も持ち歩くし歌も歌う」
とかいうアレフも似たようなもんだと思うけどね(まあ公調管理信徒名簿登録者の[←2001.9.27訂正]アベルに言わせると最近のアレフは開祖排除がすごいそうだがこれも表向きでしょう)
さらにこの事件後に「アルカイダ」に入る人がいるなら世間が驚くと同様に事件後にオウムに入るやつは現世でどれだけつらいことがあったにせよ、事件を肯定して入る確信犯としか思われんわなー
どっかのインタビューで大山さんが「事件後に入る人の方が恐い」と言ってたのもうなずける。
まあ、でも僕が見た範囲では事件後入信者はマスコミのオウム報道の反作用で産み出された「オウム内オウマ―」みたいな感じですけどね(そういう意味でマスコミにも問題あり)
話しは戻るが実際細かなところでいえばオウムとビンラディン氏グループは違うんだけどね。
JDCC 第2回 公開講座
−宗教者はカルトをどう認識するか−
21世紀を迎えましたが、奇妙な事件が続いています。ミイラ事件、暴力的な勧誘事件、いつのまにか目の色が変わっての家族崩壊。オウム、法の華、ライフスペース、統一教会をめぐっても、いまだトラブルが続いています。
2001年10月8日 (月) 休日 挨 拶 同大学文学部教授 榊博文 JDCC代表理事 高橋紳吾主 催 日 本 脱 カ ル ト 研 究 会 ( J D C C ) 問い合わせ 神奈川県大和市中央2−1−15 大和法律事務所内 電話046-263-0130 ファックス046-263-0375 http://www.cnet-sc.ne.jp/jdcc |