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91/5/31 デリー(30M)チュウの瞑想
今日は、瞑想法の伝授をしたいと思う。これは特に、あの殺生のカルマの強い者、あるいは暴力のカルマの強い者が行なう瞑想である。これは、わたしが前生において、まあチベットの修行者だったころね、あの行なっていた瞑想の一つでもある。それをまあ若干改良した形で、今日は伝授することになる。
まず、座法は蓮華座、あるいはシッダ・アーサナ、達人座で座ると。そして自分自身の、このアナハタ・チァクラの前に、自分自身の変化身を観想する。その変化身は、着ているものはクルターは白であると。そして、右手に肉、えー肉切り包丁を持ち、肉切り包丁の柄のところにはスプーンが付いている。そして、左手には上が閉じたヴァジラ、五報身のヴァジラね。そして下が三叉鉾である、を持っている。そして、それを観想によって、そのアナハタから中央管を通してサハスラーラから抜け出させる。いいですか。
(マイトレーヤ)アナハタから中央管を通して……。
(尊師)サハスラーラから変化身を抜け出させるんです。いいかな、ここまでは。抜け出させたら、振り、あの振り向き、そしてあの肉切り包丁で、まず首を、首から切り落とす。スパッと。次は、この目のある少し上の所を、スパッと切り落とす。こういう形でね。できるだけ広い形で切り落とす。それで、切り落としたら、それをひっくり返して、この首の土台の上に乗っける。
(ラーダ)もう一度お願いします。
(尊師)わかんない? まず、首から切り落とすよね。それをポコッと頭乗っかってる形になるでしょ。それを次、肉切り包丁で、その上の部分を……。
(ヤソーダラー)……ですか。
(尊師)何が?
(ヤソーダラー)切り落とした首はどこに乗っかっているか。
(尊師)大地です。
(ヤソーダラー)大地。
(尊師)はい。いいかな。で、次は、この眼カの所からスパーッと。
(ヤソーダラー)斜めにですか。
(尊師)できるだけ大きな、大きく、あの器になるように切り落とすんです。
(ヤソーダラー)横にですか、……。
(尊師)こう。輪切りです。輪切りに切り落とす。
(ヤソーダラー)目の下から。
(尊師)そうです。
(キサーゴータミー)目の上ですよね。眉のあたりですか。
(尊師)眉のあたりです。
(キサーゴータミー)くぼんだあたりですか。
(尊師)そうです。くぼんだあたり。いいかな。そして、それを今度はひっくり返して、この下、残っている部分があるよね、大地についている部分が。それに乗せます。
(キサーゴータミー)で、そこで器の形になる。
(尊師)そうです、器の形になるわけです。
(ラーダ)下を下に乗っけるんですか。
(尊師)だから、これが、こうなるわけだよ。これが器になっちゃうわけ、この頭が。
(ヤソーダラー)変化身が切るんですか。
(尊師)変化身が切ってるんです、自分の肉体を。変化身が変化身の肉体を切ってるんじゃないよ。
(ミラレパ)首の上に乗っけるんですよね。
(尊師)首じゃなくて、残った。
(ヤソーダラー)だから、残っている部分に裏返しにして……。
(尊師)違う、この残った部分はひっくり返さないんだよ。
(ヤソーダラー)だから、部分にひっくり返して。
(尊師)そう、ひっくり返して乗せるです。つまり、これは脚立の役割を演じているわけね、この下が。いいですか、ここまでは。次は、この残っている脚立の部分の中に、ア字を観想します。ア字というのは、オーム・アー・フームのアーではなくて、この秘密チァクラのア、つまり、単純にいえば炎を観想します。赤い炎を。そして、その上にハム字、逆さに吊されたハム字を観想します。で、そのハム字のビンドゥーからは、甘露がしたたり落ち、この器を満たそうとしていると。
(ジーヴァカ)すみません。もう一度お願いします。炎のところから。
(ヤソーダラー)残っている部分のどこに。
(尊師)中です。つまり、脚立の中にア字を観想するんだよ。この骸骨のね。で、この鍋というか、ちょう、器の上の方にハム字が逆さに吊されてると。いいかな。
次は、左手に持っている三叉鉾、あのヴァジラと三叉鉾があるよね。その三叉鉾の方で肉体をグサッと突き刺し、引きずってきます、その鍋のとこまで。そして、肉切り包丁で体を刻んで、どんどん鍋の中に放り込んでいく。
(ヤソーダラー)刺して、引きずる。
(尊師)そうです。
(ヤソーダラー)鍋……。
(尊師)鍋、器のことだね。
(マイトレーヤ)肉切り包丁で切って、それで。
(尊師)で、肉切り包丁で切って、この器の中に放り込むと。ここまでOKだね。
(ヤソーダラー)あの、ヴァジラと三叉鉾と、別のものなんですか。その一緒になって……。
(尊師)あの見た、あの……。
(ヤソーダラー)この前。
(尊師)見せたあれだよね。
(ヤソーダラー)この前、試作品。
(尊師)そうです。上が。
(ヤソーダラー)上が丸くなっていて、下が三叉鉾になって。
(尊師)そうです。あれより、もうちょっと大きいものをイメージした方がいいと思う。いいかな、ここまでは。じゃあ、次にマントラを唱えます。
オーム・アー・フーム オーム・ア・ハム・パットと。いいね。
(ヤソーダラー)オーム・アー。
(尊師)フーム。オーム・ア・ハム・パット。で、この、(アー、)アのときに、炎が燃え上がり、ハムのときにビンドゥーから甘露が、その器の中に溶け出します。
(ラーダ)どっちのアですか。両方のアですか。
(尊師)いや違います。先程言ったでしょ。オーム・アー・フームのアーと、アは違うんだって。この初めのオーム・アー・フームのアーは伸ばします。次のアは伸ばしません。
(ヤソーダラー)オーム・ア・ハム・パット。
(尊師)そうです。オーム・アー・フーム オーム・ア・ハム・パットね。
(マイトレーヤ)先生、もう一度位置関係を確認したいんですけど、脚立の中にア字があって、そして鍋の上に空中にハム、ハム、ハムの字が。
(尊師)ひっくり返って。
(マイトレーヤ)ひっくり返って。
(尊師)そうです。いいね、ここまでは。で、これ、あの、自分の観想の中で、鍋一杯に甘露が満たされ、まあ、自分の、その肉体がグツグツ煮えてドロドロになると。ある程度カスは残していた方がいいです。その後の観想から。いいね。で、まず、その最も純粋なものをグル、シヴァ大神、そして諸々の覚者方に供養すると。そのときは、次は肉切り包丁の反対側のスプーンを使います。そのために、この肉切り包丁の反対側にスプーンが用意されてるわけね。それを使って飲んでいただくと。
(ヤソーダラー)スプーンに入れて差し上げると。
(尊師)そうです。
(ヤソーダラー)シヴァ大神……。
(尊師)グル、シヴァ大神、諸……。正確な言い方をすると、グル、シヴァ大神のファミリーね。そして諸々の覚者方に供養すると、一番に。
(ウッタマー)スプーンで、こう口のところに差し出して。
(尊師)そうです。飲んでもらうんです。