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◆88/10/31 富士山総本部
マイトレーヤの役割

 実は、昨日ケイマ大師が、大阪でシャクティーパットをなさったわけだけど、ちょうどね、昨日、麗華の幼稚園があって、その幼稚園のときにね、R大師がイカの足を供養してくれたから、それを二つぐらい食べたんだ。で、昨日、時間何時だったかな、ちょっと忘れたけども、夜になって急に熱が出だしたんだね。「ああ、これはきっと暗性のイカの足を食ったからだな」と考えていたら、それからどんどんどんどんひどくなっていくと。で、ちょうどそばにK君がいて、「ああ、今ケイマ大師がシャクティーパットを始めてる時間ですよ、先生」という話をして、「あ、そうか!」と。で、それで集中して、ちょうどケイマ大師がシャクティーパット終わるまでどんどんどんどん症状が悪化してエネルギーがなくなって。で、それから大阪の方に電話をしてケイマ大師に指示を与えてね、これとこれをやりなさいと、行法だけども。で、それで逆にエネルギーがロスするのが、そうだね、三分の一ぐらいに減って少しずつ回復してきたと。
 で、何を言いたいかというと、オウム真理教というものは一系であると。一系というのは一つの系統であると。これは偉大なる、ね、グル・シヴァ神の意思をこの世に具現化することが狙いであると。そしてその一系という意味合いは、わたしがシヴァ神の化身であると同じように、例えばシャクティーパットをなすときにはその大師はグルをきちんと意識できてなきゃなんないと。そうすると例えばケイマ大師がわたしをどれほど意識して、どれほど思念して、どれほど観想して、シャクティーパットやってたかわかるよね。
 実は、前回東京でわたしが発熱を起こしたときも、超能力セミナーのとき、ちょうどケイマ大師がシャクティーパットをなしていて同じように熱が起きたと。つまり彼女は彼女のエネルギーと、それからわたしのエネルギー、あるいはシヴァ神のエネルギーとをミックスして使ってるわけだ。ということは、彼女のなすシャクティーパットというものは、彼女が個人的になすものではなくて、きちんとグルの意思、あるいはシヴァ神の意思というものを実践してその結果として、ね、シャクティーパットをなしていることの証明になっているといえようと。そしてそこまで修行が達成したときに初めて、シャクティーパットをやることによって、本当の真理に相手をね、結びつけることができるといえようと。そのための一つの証明であると。要するに神通だね。
 そしてオウムのアニャータ大師のレベルというものの一つの証明になると思う。それは大阪で思念して、その心の働きというものがきちんと伝わってるわけだからね。そして、思念の世界、念の世界というものは存在するんだということの証明になると思う。ね。
 オウム真理教が、ね、救済の動きを始めて三年を過ぎようとしている。初めは、わたしが登場する以前の日本というのは、幽体離脱が珍しい現象で、しかしそれが一年経って幽体離脱は、ね、どの信徒さんにも起きると。当たり前の現象になったと。次には体の振動が珍しい現象で、それも当たり前になったと。そして光を見るということが珍しい現象で----色ではないよこれは----クンダリニー・ヨーガの成就者が、きちんとした成就者が一人、二人、三人と現われてる段階で、それも当たり前の現象になったと。ダルドリー・シッディについても、ステージが高くなれば起きて当たり前の現象になったと。そして先程言った念の世界もそうだね。大阪、東京、これだけ離れていて、きちんとグルを意識すれば伝わる。逆の言い方をすれば、ケイマ大師が信徒さんについて何か考える、思念すれば同じように伝わるだろう、これは。これも当たり前のこととして証明されるようになってきてると。
 そして、今から一年後、二年後、三年後というのは、水中サマディも当たり前のこととして、なされるようになるだろうと。空中浮揚も当たり前のこととしてなされるようになるだろうと。ね。もっと修行が進めばテレポーテーションも当たり前のこととしてなされるようになるだろうと。あるいはわたしが経験している大脱身も当たり前のこととしてなされるようになるだろうと。そしてそれが、わたしがこの世界の日本に生まれてきた理由であると。
 ここで一つ考えなければならないことがある。それは、大乗の経典にはこのようにうたわれてるね。仏陀釈迦牟尼というのは自分がまず最も高い解脱、悟りを得て、そして凡夫をその状態に、ね、導くことが役割であったと。マイトレーヤはそうではないと。たくさんの弟子を率いて、自分と同じレベルに引き上げては自分の修行をし、またそのレベルに引き上げていくと。そしてみんなと一緒に最高の高い解脱をしていくということが次の救世主マイトレーヤの役割であるといわれていると。
 そして今、オウム真理教がまさにそのとおりだね。なぜかというと、わたしの経験していることを、ね、信徒の方、あるいは弟子衆が一つ一つクリアしていって経験していってると。そして君たちは類い稀な徳によって、ね、あるいは兜率天から、あるいはシャンバラから、あるいは他の高い世界から、あるいは一生前は高い世界じゃなくても、その何生か前に高い世界にいて、そして今このように修行している。その類い稀なあなた方の功徳というものが、ね、結集され、ね、純化され、そして昇華されたとき、仏陀釈迦牟尼がなしたように、同じようにいろんな奇跡を、わたしはあなた方に証明することになるだろう。あるいはあなた方が、他の凡夫の前で同じようにそれを証明することになるだろう。そしてその人たちが三万人に達したとき、ね、明らかに別の魂としてその三万人が凡夫を率いて、ね、そして清らかな世界で、この粗雑な地球というものを昇華するだろう。そしてそれがあなた方の役割でもあると。
 もちろん、人間レベルから阿修羅を通り越し神々、しかも高い高い神々に生まれ変わり、そしてその神々の意識状態を超えた、全く貪りのない、あるいは嫌悪のない、あるいは真理というものを否定しない心の状態を持つ、そういう状態に君たちが昇華していくわけだから、当然それはつらかろう。なぜならばそれはね、小学生が、ね、大学の入試に合格するようなもんだ。大変つらい。
 しかし、君たちは前生から、あるいは前々生から、あるいはずっと前の生から煩悩というものを一つ落とし、二つ落とし、三つ落としして、すごく少ない煩悩の状態になっている。そして今、君たちはここに集っている。この素晴らしい君たちのカルマというものを君たちが理解し、自己の苦悩と闘い、そしてそれを克服するならば、素晴らしい世界ができるだろうし、君たち自体も素晴らしい生き方、あるいは素晴らしい、ね、転生、あるいは素晴らしい心の状態になって、そしてある者ほマハーニルヴァーナに入り、ある者はニルヴァーナに入り、ある者は天界へ生まれ変わるだろう。
 最高の結果を得るために努力する。これはつらい。しかし結果が出るならば、そのときに君のつらさというものは、君たちのつらさというものは、ね、一瞬にして消えてしまうだろう。わたしは君たちの解脱、あるいは悟りというものを信じている。そしてそのために、わたしはここにいるんだということを言明しておこう。
 では、結果を出すためにはどのようにしたらいいんだと。それは簡単だね。まず、自己の煩悩と闘いなさいと、あるいは放っときなさいと。そして目の前にある修行----これはワークもそうだ、あるいは瞑想もそうだ、立位礼拝もそうだ----それに対して全力でぶつかりなさい。そうすることによって君たちには悟り、解脱というものが約束されよう。今君たちが苦しんでるのは、過去世から、あるいは今生で得た原因によってである。そしてその今生で得た原因、あるいは過去世の原因というものを君たちが通過したとき、だから、言い方を換えれば激しく苦しめば苦しむほど、早くその点を通過できる。全力で修行してほしい。
 はい。では今日の説法をこれで終わろう。