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◆『ノストラダムス秘密の大予言』 第41回
《サトゥルヌス編》


 「ノストラダムス秘密の大予言」の時間がやってまいりました。皆さん、こんばんは、麻原彰晃です。
 先週は、救世主の全貌に少し触れることができました。今週もいろいろと新しい詩が登場しますが、皆さんはこの番組の一つ一つの解釈をしっかり理解できていますか?
 今回もいつもと同じように、このスタジオには、聖者マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者と、そしてV君を呼んでいます。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)マンジュシュリー・ミトラです。
(V)Vです。
 では、マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者、サトゥルヌスについて説明をお願いします。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。サトゥルヌスは、ゼウスの父で、ローマの農業の豊饒を司る神です。そして、イタリアにサトゥルニアを築き、そこからローマの王家が発生しました。
 サトゥルヌスの治世は、イタリアの黄金時代で、彼は農工を教え、法を発布し、民は泰平を楽しんだとされています。サトゥルナリアと呼ばれるその祭は、十二月十七日より一週間続き、クリスマスの源であるとされています。
(尊師)この説明はなかなか面白いですね。つまりクリスマスというとクライスト・ミサ、キリスト礼拝が目的ですが、その原点がなんとサトゥルヌス、つまり、サタンの同義の祭が派生してるとはなんと皮肉なことでしょう。
 では先週の詩を、いつもと同じようにマンジュシュリー・ミトラ智徳成就者に読んでもらいましょう。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。先週取り上げた詩は、一章の二十三と一章の八十でした。

 三月に太陽が誕生する
 一人我が道を行くもの、伝説的な意味の豹はマルスの分野で立ち向かうために
 委ねられた豹は、天の神に、その関心を広げる
 太陽である、より高貴な鷲のようなものは、自我を打ち倒すことを考察する

 六番目の輝く壮麗な素晴らしさを持った天使
 油を塗られる特権市民のところに、非常に力強く獅子吼しにやってくる
 その後、とても並外れた動物から、神話や伝説の空想の存在が生まれる
 マルス、解放、浄化、六月、偉大な古着を着た記憶を持って生まれたもの

(尊師)ではV君、今週の詩に入りましょう。
(V)はい。一章の八十三と二章の四十八です。
----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』定冠詞で、『』「人々」。『』「無縁な」。『』「分割する」。『』「戦利品」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「無縁な人々は戦利品を分割する」
(X)二行目、『』「サトゥルヌス」。『』「〜しての」。『』 これは「マルス」。『』「彼の」。『』「本性」。『』「熱烈な」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「マルスとしてのサトゥルヌス、彼の熱烈な本性」
(X)三行目、『』「創造するのが恐い」。『』「殺戮」。『』「〜に対する」。『』「トスカナ人」。『』「ラテン人」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「トスカナ人とラテン人に対する、想像するのが怖い殺戮」
(X)四行目、『』「巧みな人々」。『』これが関係代名詞の主格で、『』これが「〜になる」。『』これが「〜に」。『』「打ち倒す」。『』「細心な」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「打ち倒すことに細心になる巧みな人々」
(尊師)はい、では、詩を通して読んでもらいましょう。(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)

 無縁な人々は戦利品を分割する
 マルスとしてのサトゥルヌス、彼の熱烈な本性
 トスカナ人とラテン人に対する、想像するのが怖い殺戮
 打ち倒すことに細心になる巧みな人々

(尊師)はい、この詩は、マルスとサトゥルヌスが同じであることを表わした詩です。この詩の内容については、トスカナ人等を含めていろいろわかりづらい用語が出てきていますが、この内容については皆さんの研究に委ねたいと思います。ではV君、次の詩にいってみましょう。
(V)----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』が定冠詞、『』「大きな」。『』「軍隊」。『』これは関係代名詞、主格。『』「通り過ぎる」。『』が定冠詞で、『』「山々」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「山々を通り過ぎる大きな軍隊」
(X)二行目、『』「サトゥルヌス」。『』「〜を持つ」。『』が定冠詞で、『』これは「アルク」。『』「回転する」。『』「〜としての」。『』「キリスト」。『』「マルス」です。
(マンジュシユリー・ミトラ正悟師)はい。「キリストとしてのマルスである回転するアルクを持つサトゥルヌス」
(X)三行目、『』「毒」。『』「隠された」。『』「〜に」。『』「頭」。『』「〜の」。『』「鮭」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「サケの頭に隠された毒」
(X)四行目、『』「彼らの」。『』「首領」。『』「絞首刑にされる」。『』「〜によって」。『』「紐」。『』「〜の」。『』「天のマルス」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「彼らの首領は、天のマルスの紐によって絞首刑にされる」
(尊師)はい、では、詩を通して読んでもらいましょう。(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)

 山々を通り過ぎる大きな軍隊
 キリストとしてのマルスである回転するアルクを持つサトゥルヌス
 サケの頭に隠された毒
 彼らの首領は、天のマルスの紐によって絞首刑にされる

(尊師)この予言詩は、非常に一般的には理解しづらい予言詩だということができるでしょう。マルスが絞首刑にする相手はだれなのか。その詩の内容については、なかなか理解しづらいものです。しかし、このようにわからない内容が連発されてこそ、やはり「ノストラダムスの秘密の大予言」ということができるでしょう。皆さんもノストラダムスの研究を一生懸命行なってください。わたしも、そしてマンジュシュリーも、そしてVも一生懸命解読し、皆さんにできるだけ新鮮な、そして正しい翻訳を伝えたいと思います。
 それではまた来週、さようなら。


◆『ノストラダムス秘密の大予言』 第42回
《ネプトゥヌス編》


「ノストラダムス秘密の大予言」の時間がやってまいりました。こんばんは、麻原彰晃です。
 皆さんは、この九三年、楽しい人生を送っていますか。わたしは、どちらかというと緊張の日々を送っています。それはなぜかというと、予言が一つずつ成就し、そして、確実に日本を含め、世界はハルマゲドンへと移行しつつあるからです。
 ではこのハルマゲドンの全貌は、一体どうなるのでしょうか。それについて、ノストラダムスはわたしたちにいろいろな示唆を与えています。そして、例えば、アメリカやソビエトが開発する兵器、これはどのようなものであるかまではっきりと示唆を与えているのです。そして、その時代に偉大なる救世主・キリストは登場すると。
 皆さんはキリストといっても、イエス・キリストを想像するかもしれません。しかし、この世紀末に登場するキリストは、イエス・キリストのような宗教一本のキリストではないのです。さあ、皆さんも、早く、このキリストを探しましょう。とはいっても、キリストの本性を、この番組をよく聞いてる方はご存知ですよね。
 今回は、いつもと同じように、聖者マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者と、そしてVを呼んでいます。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)マンジュシュリー・ミトラです。
(V)Vです。
(尊師)では、マンジュシュリー・ミトラ、まず、ネプトゥヌスについて、解説をお願いします。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。ネプトゥヌス。占星学においては、海王星、そして一般に海、川、およびあらゆる泉の支配者とされています。しかし、別名大地を揺すぶるもの、大地の所有者、大地の下を車を駆るものという名があるように、大地の神、地震の神、そして、冥府、あるいはシャンバラの神ということもできます。さらに馬の神であり、馬をつくり出し、馬を御するすべを人間に教えた神であります。そして、常に三叉檄を持ち、それで大地を打って井戸をわき出させることができます。
(尊師)はい。ネプトゥヌスについて大変よく理解できたと思いますが、このネプトゥヌスと三叉檄の関係から、シヴァ大神とネプトゥヌスは同じではないか、という考え方もあります。その詳しい内容については、皆さんの研究に委ねたいと思います。
 では、先週の詩の内容お願いします。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)先週取り上げた詩は、一章の八十三と二章の四十八でした。

 無縁な人々は戦利品を分割する
 マルスとしてのサトゥルヌス、彼の熱烈な本性
 トスカナ人とラテン人に対する、想像するのが怖い殺戮
 打ち倒すことに細心になる巧みな人々

 山々を通り過ぎる大きな軍隊
 キリストとしてのマルスである回転するアルクを持つサトゥルヌス
 サケの頭に隠された毒
 彼らの首領は、天のマルスの紐によって絞首刑にされる
(尊師)では、V君、今日の詩をお願いします。何章の何番と何章の何番ですか。
(V)二章の五十九と二章の六十一です。
----フランス語原文朗読----
 一行目、『』「階級」。『』「神の黄金の法の」。『』「〜となる」。『』「土台」。『』「〜の」。『』「大」。『』「監視兵」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「大監視兵の土台となる神の黄金の法の階級」
(X)二行目、『』「〜の」。『』「偉大な」。『』 「ネプチューヌス」。『』「彼の」。『』「三叉戟」。『』「兵士たち」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「偉大なネプトゥヌスと彼の兵士たちの三叉戟の」
(X)三行目、『』「赤い大地」。『』「統治された」。『』「〜のための」。『』「維持する」。『』「偉大」。『』「軍隊」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「大軍隊を維持するための統治された赤い大地」
(X)四行目、『』「その上」。『』「マルス」。『』「正なる嘲笑の」。『』「〜による」。『』「地対地ミサイル」。『』「地対空ミサイル」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「その上地対地ミサイルと地対空ミサイルによる、聖なる嘲笑のマルス」
(尊師)地対地ミサイル、地対空ミサイル、これはまさに、この一九八〇年代までの米ソの緊張を表わしている予言詩のように思われます。しかし、もしそうだとするならば、この、海神ネプトゥヌスは、ロシアということになります。まあこのロシアが実際の問題として、共産主義革命イコール、ネプトゥヌスの象徴を表わしていたことは間違いないと。ただこのネプトゥヌスが三叉檄を持っているというところに、少し疑問がありますよね。ここら辺については皆さんの研究が、どれくらいこれから進むかによって、その本質が理解できるようになるのではないでしょうか。
 いずれにしろ、もうこの地対地ミサイルにしろ地対空ミサイルにしろ、既存のものであるということは言うまでもありません。
 では次の詩にいってみましょう。
(V)----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』「よくやった」。『』「無制限に大きな数の性質を持つ」。『』「回転する丸いもの」。『』「そして」。『』が定冠詞で、『』「岩山のようなもの」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「よくやった無制限に大きな数の性質を持つ、回転する丸いもの、そして岩山のようなもの」
(X)二行目、『』これが「ああ」という感嘆を表わす言葉です。。『』「血統」。『』「トロイヤの」。『』「マルス」。『』これは「〜を伴った」。『』「寄与」。『』「〜の」。『』が定冠詞で、『』「矢」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「ああトロイヤの血統、矢の寄与を伴ったマルス」
(X)三行目、『』「〜の後ろで」。『』が定冠詞。『』「流れ」。『』「〜に」。『』「砦」。『』「備えられる」。『』「大軍隊」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「流れの後ろで砦に大軍隊が備えられる」
(X)四行目、『』「飛んでいって突き刺さる無数の針のようなもの」。『』これが前後の『』と『』を結んで、『』が「真理の炎」。『』これが「大」。『』「虐殺」。『』「〜の戦闘での」。『』が定冠詞。『』「突破口」。
(マンジュシュリー・ミトラ正倍師)はい。「飛んでいって突き刺さる、無数の針のようなもの。真理の炎。突破口の先頭での大虐殺」
(尊師)この予言詩は、非常にわかりやすいですよね。例えば、無数の飛んでいって突き刺さる針のようなもの。これは、機関銃の弾等を考えれば、ノストラダムスの時代にはそれはなかったわけですから、機関銃の弾なのかもしれませんね。
 このように、ノストラダムスは比喩的にわたしたちに示唆を与えています。しかし、この内容が機関銃の弾であるかどうか、については、皆さんの研究に委ねたいと思います。
 今日もそろそろ時間となりましたが、今日のこの二つの予言詩を、もう一度しっかりと文章にして、マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者に読んでいただきたいと思います。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)では、二章の五十九。

 大監視兵の土台となる神の黄金の法の階級
 偉大なネプトゥヌスと彼の兵士たちの三叉檄の
 大軍隊を維持するための統治された赤い大地
 その上地対地ミサイルと地対空ミサイルによる、聖なる嘲笑のマルス

二章の六十一。
 よくやった無制限に大きな数の性質を持つ回転する丸いもの、そして岩山のようなもの
 ああトロイヤの血統、矢の寄与を伴ったマルス
 流れの後ろで砦に大軍隊が備えられる
 飛んでいって突き刺さる無数の針のようなもの。真理の炎。突破口の先頭での大虐殺

(尊師)さあ、今日も時間となりました。では皆さん、来週までしっかりとノストラダムスの研究を進めてください。さよなら。


◆『ノストラダムス秘密の大予言』 第43回
《マルス編2》


 「ノストラダムス秘密の大予言」の時間がやってまいりました。こんばんは、麻原彰晃です。
 皆さんのノストラダムスの予言の研究は進んでいますか? 皆さんは、先週の詩、針のようなものについてはどのようなイメージがわいてきたでしょうか。しかし、ノストラダムスもはっきりと、ある部分では地対地ミサイルや、あるいは地対空ミサイルといったようなかたちのことを表わしていますね。皆さんは、「地対地ミサイル」とはご存知ですか。地上から発射されたミサイルが敵陣へ目がけて突っ込み、そして敵陣で爆発するミサイル、これを地対地ミサイルといいます。地対空ミサイルとは、相手の戦闘機に向かって、あるいは相手のミサイルに向かって飛んでいくミサイルで、その飛行機やミサイルを打ち落とすミサイル、これを地対空ミサイルといいます。すでにノストラダムスは、今から四百五十年以上も前に、それを知っていたんですね。やっぱりさすがに、精神世界の予言者の王といわれるノストラダムスは、素晴らしい瞑想家であったと思われます。
 今日もいつもと同じように、ノストラダムスを目指す、マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者と、そしてVを呼んでいます。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)マンジュシュリー・ミトラです。
(V)Vです。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)先週取り上げた詩は二章の五十九、そして二章の六十一でした。

 大監視兵の土台となる神の黄金の法の階級
 偉大なネプトゥヌスと彼の兵士たちの三叉檄の
 大軍隊を維持するための統治された赤い大地
 その上地対地ミサイルと地対空ミサイルによる、聖なる嘲笑のマルス

 よくやった無制限に大きな数の性質を持つ回転する丸いもの、そして岩山のようなもの
 ああトロイヤの血統、矢の寄与を伴ったマルス
 流れの後ろで砦に大軍隊が備えられる
 飛んでいって突き刺さる無数の針のようなもの。真理の炎。突破口の先頭での大虐殺

(尊師)わたしも先週から今週にかけて、この「針」について調べてみました。すると、面白いことがわかりました。それは何かというと、例えばレーザーがあると。この、レーザーにおいては、パルスで発信するものと、それから連続で発信するものがあると。現代では、このような、例えば光の分布について検討した場合、同じように針に見えるかもしれませんね。つまり、予言詩の解読というものは、一九〇〇年代の初頭とそれから今とでは若干読み方が変わってくるということがいえるのではないでしょうか。そのような意味においてはこのように抽象的な予言詩というものは、非常に曖昧でわかりづらい、ということがいえるかもしれません。それを正確に、この実体とは何かということを理解し得る能力、これこそが智慧だと思います。
 ではV君、今日の詩に入りましょう。
(V)はい。三章の三と三章の五です。
----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』「マルス」。『』「メルクリウス」。『』「議員」。『』「結ばれる」。『』「一緒に」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「マルス、メルクリウス、議員が一緒に結ばれる」
(X)二行目、『』「〜の方向に」。『』が定冠詞で、『』「南」。『』「極端な」。『』「乾燥」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「南の方向に極端な乾燥」
(X)三行目、『』「〜で」。『』「奥地」。『』「〜の」。『』「アジア」。『』これが一般的な主語を表わすというか、表わし、次の『』というふうになって、「噂される」。『』「大地」。『』「震える」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「アジアの奥地で大地が零えることが噂される」
(X)四行目、『』「奮い立たせる怒りの神」。『』「統一者」。『』「そのとき」。『』「〜へ」。『』「混乱」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「奮い立たせる怒りの神、統一者、そのとき混乱へ」
(尊師)実はこの、一九九三年には、特異な現象が起きています。それは、まず第一に、関西より関東の方が先に桜が咲いたということ。それから、東京湾で大量のタコが捕れたということです。これはどういうことかというと、海底の地熱が上昇してることを表わしているものと思われます。
 ところでこの地震には、七十年説というものがあります。マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者、まず今から七十年前の地震、
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい、これは有名な、関東大震災ですね。一九二三年九月一日。
(尊師)それから、また七十年近くさかのぼった場合何がありますか?
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)ええ、ちょうど、これはその七十一年前になりますが、一八五四年の十二月二十三日に、安政東海地震という、マグニチュード八・四の地震がありました。
(尊師)これからもわかるとおり、この地震、これは、九三年に来る可能性は非常に高いと思われます。ところで、なぜわたしが今そのような話をしたかというと、この予言詩、つまり、アジアの奥地で震える可能性がある、ということは、この予言詩は、九三年を指し示しているのではないかとわたしは考えるからです。では、次にいきましょう。
(V)三章の五です。
----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』「〜の間近で」。『』「遠く離れた」。『』「過ち」。『』これが「〜の」。『』「二つの」。『』「大きな」。『』「光を発するもの」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「速く離れた過ちである、二つの大きな光を発するものの間近で」
(X)二行目、『』「キリスト」。『』「突然やってくる」。『』「〜の間に」。『』「四月」。『』「〜と」。『』「三月」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「キリストは、四月と三月の間に突然やってくる」
(X)三行目、『』「ああ」。『』「なんという」。『』「慈愛」。『』「さらに」。『』「二つの」。『』「偉大な」。『』「高貴な血統」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「ああ、なんという慈愛、さらに二つの偉大で高貴な血統」
(X)四行目、『』「すべての〜で」。『』「陸」。『』「海」。『』「救済する」。『』「あらゆる」。『』「部分」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「すべての陸と海であらゆる部分を救済する」
(尊師)大変な救世主が登場することを表わしていますね。この予言詩の内容は、次の点に気をつければよく理解できます。まず、二つの光とは何か。これは、原爆の二つの光である。ということは、一九四五年という時代が一つ浮いてくると思われます。その前後でキリストは登場すると。そしてキリストは、三月と四月の間といっていますから、三月生まれであることは間違いないと。そしてこのキリストは、二つの偉大な系統を有していると。この二つの偉大な系統については、何であるか、それは皆さんがしっかりと瞑想すれば理解できると思われます。そして最後に四行目。このキリストは、いろいろな大陸、あるいは海で、多くの救済を行なう、といっています。
 真の救済とは何か。それは、すべての魂を高い世界へといざなうことだと考えられます。
 今日はちょっと、皆さんに、予言詩の解読についての方法をアドバイスすることができたと思われます。しかしこのような予言詩は、あくまでも外の世界に属するものです。しっかりと内側の世界を清め、そして外の世界の現象に影響を受けないことが第一。もし影響を受けるとするならば、その外側の世界の解析をしっかり行ない、そして正しく、智慧にのっとって生きることにより、苦しみのない人生を送りたいものです。
 それではまた来週、さようなら。


◆『ノストラダムス秘密の大予言』 第44回

(尊師)「ノストラダムス秘密の大予言」の時間がやってまいりました。皆さん、こんばんは。麻原彰晃です。
 いよいよ、この日本もきな臭い雰囲気が、漂い出していますね。さあ、自衛隊は、いつ正式な軍隊へと変わるのでしょうか。そして、わたしの予言どおり、一ドルもー〇六円台に突入しています。ところで、これらの予言というものは、なぜできるのでしょうか。それは、最終的には、意識が完全に寂静の状態に入ると、過去、現在という動きのすべてが観察できるようになるからです。そして、このような予言というものは、あなた方の内側に備わっている霊性の向上によって、あなた方も得ることができるのです。
 さあ、今日も、このスタジオには、マンジュシュリー・ミトラ智徳成就者と、そしてX君を呼んでいます。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師) マンジュシュリー・ミトラです。
(X)Xです。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)先週取り上げた詩は三章の三と、三章の五でした。

 マルス、メルクリウス、宝が一緒に結ばれる
 南の方向に極端な乾燥
 アジアの奥地で大地が震えることが噂される
 奮い立たせる怒りの神、統一者、そのとき混乱へ

 遠く離れた過ちである、二つの大きな光を発するものの間近で
 キリストは、四月と三月の間に突然やってくる
 ああ、なんという慈愛、さらに二つの偉大で高貴な血統
 すべての陸と海であらゆる部分を救済する

 さあ、X君、今日の詩をお願いします。
(X)はい。三章の十六と三章の三十二です。
----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』が定冠詞。『』「王」。『』「債権者の」。『』「三月生まれの」。『』「〜を持った」。『』「その」。『』「心」。『』「〜の」。『』「天の神」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「天の神の、その心を持った三月生まれの債権者の王」
(X)二行目、『』「〜をのぞむ」。『』「探求する」。『』「彼の」。『』「運命」。『』「繁栄」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「彼の運命の繁栄を探求することをのぞむ」
(X)三行目、『』「によって」。『』「二つの」。『』「相互の闘争」。『』「まさにその人」。『』「貫き通す」。『』「忠誠」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「二つの相互の闘争によって、まさにその人が忠誠を貫き通す」
(X)四行目、『』「呪われ」。『』「ゆえに」。『』「彼」。「」「とても」。『』「愛される」。『』「ゆえに」。『』「彼の」。『』「純真さ」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「彼ゆえに呪われ、彼の純真さゆえにとても愛される」
(尊師)この四行詩は、非常にわかりやすい部分と、わかりづらい部分がある。つまりこの四行目は、彼ゆえに、つまりキリストゆえに、あるいは王ゆえに呪われると。そして、逆に心が純粋であるから、心が純真であるから愛されると予言しています。そして、彼は天の神の心を、この人間の世界に表わす王であると表現されているのです。早くこのような魂が、この世の中に登場するといいですね。
 はい、次いきましょう。
(X)はい。----フランス語原詩朗読----
 一行目、『』が定冠詞。『』「大きな」。『』「墓」。『』「〜の」。『』「信者たち」。『』「救済する人の」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「救済する人の信者たちの大きな墓」
(X)二行目、『』「近づく」。『』「すぐ近く」。『』「〜の」。『』が定冠詞で、『』「フリーメーソン」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「フリーメーソンのすぐ近くに近づく」
(X)三行目、『』「〜のとき」。『』「マルス」。『』 「〜にある」。『』「近く」。『』「〜の」。『』「頂上」。『』「精神錯乱を切り抜けるもの」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「マルスが、精神錯乱を切り抜けるものの頂上の近くにあり」
(X)四行目、『』「そして」。『』「〜に」。『』「地方」。『』「〜の」。『』が定冠詞。『』「一族」。『』「天の恵みによって殺される若者の」。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。「そして、天の恵みによって殺される若者の一族の地方にあるとき」
(尊師)この予言詩については、非常に難しい解説が必要です。したがって、ここではこの予言詩を表わすのみにとどめたいと思います。
 ところで、マンジュシュリー智徳成就者。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)はい。
(尊師)これらの、今までのノストラダムスの予言をかなり解読してきたわけだが、ノストラダムスについてどういう印象がありますか。
(マンジュシュリー・ミトラ正悟師)やはり彼の興味の対象というのは、キリストただ一人に絞られ、それに関してあらゆる角度から予言をなしていると。そういう感じがします。
(尊師)実は、ノストラダムスが密教修行者であったということが、彼のこの諸世紀の一、二において、はっきりと表わされているんだね。つまり、それは何かというと、ノストラダムスの予言をするときの瞑想プロセスが、まさにチャリヤー・タントラであったと。そしてその内的プロセスが、最高のステージまで到達していることを、まあ現われてくる光の表現によって、わたしは知ることができるわけです。したがって彼が密教修行者であったとするならば、彼は単なるクリスチャンではなかったということができるでしょう。おそらく、カバラの秘法を体得した、中世における最大の瞑想家であったと考えることができます。そして、それらの予言から出たもの、これは明らかに光を超えた存在の予言ですから、正しい予言になるのではないでしょうか。
 さあ、そろそろ時間になりました。みなさんもこのような予言詩の解読をするもよし、自分自身で予言できるような魂になるもよし、しっかりと日々奮闘し、そして高いステージへと至ってください。さようなら。