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良い子の真理


◆良い子の真理No.1
カルマについて/殺生について

 良い子の真理、創刊号。
 今月は、良い子のみんなにね、悪いことをしたら、悪いことが返ってくる、いいことをしたら、いいことが返ってくる、お話をします。
 みんな、ケガをしたことはあるかな? ケガをすると、痛いねえ。あるいは、蚊さんだとか、虫さんに刺されたことはあるかな? 刺されると、かゆいねえ。そして良い子のみんなは、痛い、あるいはかゆいというのは、嫌だねえ。それと同じで、虫さんも、あるいは蚊さんも、あるいはアリさんだって、つぶされて死んじゃうとき、とーっても痛いんだよ。
 そしてね、まだ良い子のみんなが生まれてくる前から、たくさんの虫さん、蚊さん、アリさん、あるいはカエルさん、あるいはさかなさんをね、ケガさせたり、殺したりして、痛い思いや、かゆい思いをね、させたから、今みんなは、ケガをしたり、体がかゆくなったりしてるんだよ。
 痛いこと、かゆいこと、嫌だねえ。虫さんや、さかなさんを傷つけないと、良い子のみんなもケガをしたり、虫に刺されたり、しなくて済むんだよ。やめようね。
 そしてね、例えば、みんなの持ってるおもちゃをね、お友だちに貸して一緒に遊ぶだとか、あるいは、いらなくなった物をあげたりすると、今度はいいことが返ってくるんだよ。いいことをしようね。

 それではここでね、音楽家のA大師が作曲した「幸福へのシンフォニー」を一緒に聞こう。この音楽を聞いてると、とっても心が気持ちよくなるんだよ。
《幸福へのシンフォニー》
 どうだったかな。良い子のみんなは気持ちよくなったかな。

 それでは、今月のマントラを、わたしと一緒に練習しよう。マントラというのはね、良い子のみんなが神様になったり、あるいは神様に会うときの言葉なんだよ。わたしと同じように、正しくうたおうね。
《「オーム」》
 このマントラはね、宇宙で一番、立派で偉い神様、シヴァ神と会うときのうたなんだ。みんなも、お父さん、お母さん、あるいは、お兄さんやお姉さんと一緒にね、一緒にうたおうね。

 それでは最後に、わたしの最も好きなアストラル音楽、「アストラルへの旅」を聞きながらお別れしましょう。また、来月一緒に会おうね。
 バイバイ。



◆良い子の真理No.2
偸盗について

 こんにちは、麻原彰晃です。
 今回は、第二回目。欲しい物があるとき、その欲しい物を黙って使ったり、あるいは取ったりするときのね、カルマというものについてお話ししましよう。
 良い子のみんなは、お父さんや、お母さんや、お兄さんや、お姉さんと一緒に頑張って修行してるかな? 良い子のみんなの好きな物、それは一体、何なんだろうねえ。お菓子かな。アメかな。あるいはケーキかな。それとも、おもちゃかな。こういう物が欲しいとき、良い子のみんなは一体、どう考えているんだろうか。
 欲しいから、食べたいから、お父さんやお母さんの許可を受けないで、勝手に取ったり、食べたりしていないかな? あるいは、近くのお店やさんから、欲しいから、食べたいからといって、お金を払わないで勝手におうちへ持ち帰っていないかな?
 良い子のみんなの持っているお菓子を黙って、お兄ちゃんや、お姉ちゃんや、あるいはお父さんお母さんが食べたら嫌だねえ。良い子のみんなの持っているおもちゃを、お友だちが黙って持っていったら嫌だねえ。良い子のみんなの持っている、お菓子や、あるいはケーキを、お兄ちゃんやお姉ちゃんが力ずくで奪ったら嫌だねえ。
 それと同じように、良い子のみんなも力ずくでお友だちの物を奪ったり、黙ってお菓子やケーキを食べたり、あるいはお店やさんから黙っておもちゃや食べ物を持ち帰ると、お友だちや、お父さんや、お母さんや、あるいはお店の人が「困ったなあ、嫌だなあ」と考えるんだよ。やめようね。

 はい、それでは、今月は「幸福へのシンフォニー」、これをみんなと一緒に聴こう。この曲は明るい曲で、とっても楽しいんだ。
《幸福へのシンフォニー》
 どうだったかな? とっても楽しい気分になるでしょう。
「寂しいな」と思ったとき、この曲を聴いてちょうだいね。

 はい、それでは今月のマントラ、「オーム ナマ シヴァヤ」、この練習をしましよう。ね。「オーム ナマ シヴァヤ」というのは、オウム、ね、“ナマ”というのは、「大好きですよ」という意味なんだよ。あるいは、「いつも一緒にいてくださいね」という意味なんだよ。“シヴァヤ”というのは、「シヴァ神よ」という意味なんだよ。だからね、「オーム、シヴァ神大好きですよ、一緒にいてくださいよ」という意味が、「オーム ナマ シヴァヤ」なんだ。
 では、わたしが六回唱えるから、君たちも一緒に唱えてちょうだいね。
《「オーム ナマ シヴァヤ」》
 覚えたかな。それでは、また次回、会いましよう。
 バイバイね。



◆良い子の真理No.3
邪淫について

 良い子の真理。今回はね、“邪淫”についてお話しします。
 みんな、“邪淫”て知ってるかな? 邪淫というのはね、例えば、おしっこするところを触ると、「気持ちがいい」とか、あるいは、おしっこするところをこすりつけると、「気持ちがいい」といったことを“邪淫”というんだ。
 良い子のみんなの心は、心臓にあるんだよ。そして、心臓とおしっこするところは、どちらが上かな? もちろん心臓の方が頭に近いから上だよね。体の下の部分に、心が集中するとね、その子は下の世界に生まれ変わるんだって。
 嫌だねえ。そして、おしっこするところは、餓鬼の世界とつながってるんだって!
 今、邪淫を行なっていない子は、これから邪淫をしないようにしようね。今、邪淫を行なっている良い子はやめようね。
 そして、お父さん、お母さんを含めた、みんなを大好きになって、みんなのために生きようね。

 はい。それでは、今月のアストラル音楽。今月は、アストラル音楽の「ロード・シヴァ」を君たちにプレゼントします。よく聴いて、この音の響きを感じてちょうだい。
《ロード・シヴァ》
 どうだったかな? なんとなく、心地良くなる音楽でしょ。
 はい、それでは今月のマントラ「オーム ソーハム シヴァム」、これを一緒に練習しましょうね。「オウム ソーハム シヴァム」、これは「我はシヴァ神なり」というマントラなんだよ。“ソーハム”というのはね、「我は彼なり」と。つまり、例えば「オーム ソーハム アサハラ」とだったらね、「わたしは、アサハラです」という意味なんだよ。
 はい、それでは、わたしがまず一三回、この「オーム ソーハム シヴァム」を唱えるから、みんなも、よく聴いて練習してちょうだい。
《「オーム ソーハム シヴァム」》
 どうだったかな? きちんとできたかな。生き物を殺さない、盗みをしない、そして邪淫をしない。ね、この三つをきちんと守って、お父さんお母さんと一緒に楽しい毎日を送ろうね。

 バイバイ、またね。



◆良い子の真理No.4
嘘について

 良い子の真理、第四回。今回はね、“嘘”についてお話しします。
真理においては、嘘を“妄語”っていうんだよ。この、嘘をね、いつもついていると、何が本当で何が嘘かわからないような心の状態になるんだね。
 わたしちできるだけ嘘をつかないようにしようと決めてから、たくさんの変わったことが起きたんだ。
 その中で、特に大きなことはね、自分の言っていることが実現してしまうんだね。例えば、まだオウム真理教が小さい人の集まりだったとき、富士山の麓に、富士山の見える道場を造ると約束したんだね。するとね、それが一九八一年にできてしまったんだ。
 あるいはね、「今年、何人の成就者を出します」と言ったら、たくさんの、ね、それに見合った、それと同じだけの成就者が誕生するとかね。これもすべて嘘をつかないようにしようと訓練してからのことなんだ。
 それから、嘘をつかないようにしようと訓練してからね、もう一つ大きな変化が起きたんだ。それはね、嘘をつく人が、そばから一人、二人とね、去っていき、嘘をつかない正しい人、真面目な人がね、一人、二人とそばに寄ってきたんだ。だから、嘘をついてると、そのときは例えばお父さんやお母さんに怒られなくて得をしたように感じるかもしれないけど、本当は大きな損をしているんだね。 やめようね、嘘をつくことを。

 はい、それではね、今回のわたしからの、小さいときから真理教に入って真理を実践している大変徳の高い君たちに対するアストラル音楽のプレゼントは、「花園の妖精たち」。この曲を聴いてるとね、とっても明るい気分になるんだ。この曲を聴いて嘘をつくことをやめようね。
《花園の妖精たち》
 どうだったかな? 「花園の妖精たち」。とっても楽しい曲でしょ。何度も何度も聴いて、この曲を覚えてちょうだいね。

 はい、それではね、今月のマントラ。今月はね、ムーラダーラ・チァクラを開発するマントラ、「オーム ブフー」を練習しよう。わたしがこれから十三回、「オーム ブフー」を唱えるから、この音を何度も何度もよく聴いて、同じヴァイプレーションが出せるように修行しようね。
《オーム ブフー》
 どうだったかな? この「オーム ブフー」というのはね、「オーム、地球よ」という意味なんだよ。あるいは、わたしたちの肉体を構成している----構成ってわかるかな? わたしたちの肉体を作っている基本となっているもの、これに対する呼びかけなんだよ。このマントラを一生懸命唱えて、クンダリニーを覚醒させよう。
 ではまた、次回に会いましょう。



◆良い子の真理No.5
綺語について

 良い子の真理、第五回。今回はね、“綺語”を話さないことの素晴らしさについて、良い子のみんなにお話をしたいと思います。
 “綺語”って知ってるかな? “綺語”というのはね、必要のない言葉。じゃあ、必要のない言葉って、一体何だろうね。
 例えば、「お母さん、おかわり!」。朝食や夕食のときに、よく良い子のみんながお母さんと交わす会話の一つだね。
 これは、「お母さん、おかわり!」と言わなければ、御飯のおかわりができないわけだから必要な言葉だね。
 ではね、例えば“へのへのもへじ”だとか、例えば、カレーライスを見て「うんちみたい」だとか、こういう言葉はどうだろうね。なくてもいい言葉、おしゃべりをしなくてもいい言業だよね。
 綺語を話さなくなった君たちを見て、お父さんやお母さんは心配するかもしれないね。「言葉の発達が遅れる」だとかね。あるいは「わたしたちの子供は言葉があまりしゃべれないんじゃないか」だとか。しかし、実際は違うんだね。
 必要のない言葉をたくさん話すと、イメージの世界、良い子のみんなの夢の世界が汚くなるんだね。そして、本当に君たちの心を豊かにするような、締麗な夢が見られなくなってくるんだよ。
 そしてもう一つ。これは息い子のみんなにとって、最も大きな損失。損失って知ってるかな? 損失というのは、要するに、“損をした”ということだね。損失。これは、綺語を話すことによって、言業の力が弱る、ということなんだ。言業の力が弱るっていうのは、何だろう。
「あした、晴れてくれたらいいな。遠足だから」
だとか、
「今度、遊園地へ行きたいな」
だとか、例えば良い子のみんなが言葉に出したとして、本当に、あした晴れたり、あるいは遊園地に行くことができるようにするためには、綺語のカルマを消滅し----消滅っていうのは“なくす”ってことだね。消滅し、必要のない言葉を完全にやめ、正しく語るだけで可能になるんだよ。
 今日から、締語はやめようね。そしてね、今回のお話は少し難しいから、わからないことがあったら、大師やお父さんやお母さんに聞いてちょうだい。

 では、今月のアストラル音楽、「復活」。ね、この曲はとっても優しい曲だから、何回も何回も聴いて、心を優しい心にしようね。
《復活》
どうだったかな? とっても優しい曲でしょ。もともとこの「復活」は、ね、今までは、わたしが登場するときのテーマミュージックに使われてた曲なんだね。ちょっとわたしと「復活」とでは印象が違うでしょ。

 はい、それでは今月のマントラの修行に入りましょう。
ね。今月はターラー菩薩のマントラ、「オーム タレ トゥタレ トゥレ スワハー」というマントラだね。この意味は、「オーム、ターラー女神よ、障害を取り除きたまえ、成功させたまえ。スワハー」という意味なんだ。“スワハー”というのは、「供養しますよ」という意味なんだね。この「供養しますよ」という意味も、お父さん、お母さん、あるいは大師に聞いてちょうだい。それではこれから十三回唱えます。初め五回はゆっくり、あとの八回は速く唱えるから、よく聴いてちょうだい。
《オーム タレ トゥタレ トゥレ スワハー》
 どうだったかな? 何度も何度も練習してちょうだいわ。はい、それではいつもと同じように「アストラルへの旅」を聞きながら、お別れしましよう。

 じゃあまた次回会おうね。さよなら。



◆良い子の真理No.6
悪口について

 良い子の真理、第六回。今回はね、悪口を話すとどうなるか。そして、悪口を話さないとどうなるかについてのお話をします。よく聞いてちょうだいね。
 「幼稚園に行って、よくいじめられるの。よく悪口を言われるの」という君たちは、どうして悪口を言われると思う? そして、どうしていじめられると思いますか?
 それはね、君たちが同じようにいじめたり、悪口を言ったりしたからなんだよ。そして、悪口を言われることを「カルマを落とす」といいます。
 「カルマを落とす」って、どういうことかというと、カルマが落ちた分だけ、心は軽くなると。そして、いいことが起きるってことなんだね。
 「じゃあ、悪口を言いたくなったら、どうしたらいいの? お友だちが悪口を言われなければならないようなことをしたら、どうしたらいいの?」
 それはね、その、お友だちのやってることを見て、あるいは言っていることを見てね、聞いてね、「なんだ、僕もやったり言ったりしたことを、お友だちもやったり言ったりしてるんだ」。あるいは「わたしもやったり言ったりしてることを、お友だちもやったり言ったりしてるんだ。だから、悪口なんか、言えないなあ」、そう考えることができるようになると、悪口は言わなくても済むんだよ。 そしてね、悪口を言わなくて済むということは、悪口を言われなくても済むということなんだよ。
 ちょっと、難しいね。でもね、悪口を言ったときも、良い子のみんなの心は、嫌な気持ちがするし、あるいは悪口を聞いたときも、良い子のみんなの心は、嫌なものを感じるんじゃないかな?
 まず、君たちが悪口をやめようね。そして、悪口を言われないようにしましょうね。
 それでは、今月の、わたしからの曲のプレゼント。
 U大師作曲・編曲、N作詞の、「羽ばたけ、明日に向かって」。よく覚えて、一緒に歌ってちょうだい。とっても楽しい明るい曲なんだよ。
《羽ばたけ、明日に向かって》
 どうだったかな? 面白かった? ねえ、あの、「フレー! フレー!」だとか、「ゴー! ゴー!」だとかね。よく覚えて、何度も何度も歌ってちょうだい。
 では、今月のマントラ、「オーム マハー シャクティー」。「オーム、偉大なるシャクティー女神よ」と。
 これはクンダリニーを覚醒させるマントラなんだ。そかではわたしが唱えるから、初めゆっくりと五回、速く八回唱えるから、このヴァイブレーション、それから音をよく覚えるんだよ。
《オーム マハー シャクテイー》
 どうだったかな? ちよっと、難しいかもしれないね。もう一度、正しく発音するよ。「オーム マハー シャクテイー」。
 それでは、今回も、時間になりました。「アストラルへの旅」で、君たちとお別れです。また、道場で会いましよう。さよなら。