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◆95/3/12 第六サティアン(エウアンゲリオン・
テス・バシレイアス)二十世紀の超越と一億二千万人の民

 この日本の一億二千万の民が、果たして二〇○○年という時代の大きな枠組を越えることができるのだろうか。これが今わたしが行なっている瞑想課題である。
 もともと日本人の気質というものは、非常に熱しやすく、しかし集中力がなく冷めやすいと。例えば第二次世界大戦を分析した場合、日本の科学者は、異口同音にこの第二次世界大戦においては原爆は使われないと発言した。原爆が使われるのは、次の大戦だろうと。しかし、実際はどうであっただろうか。広島、長崎の原爆をあなた方はどう考えるであろうか。
 このとき、日本の研究していたもの、それはマイクロ波と呼ばれる兵器であった。しかし文献を読むと、第二次世界大戦が終了したのちも、今の電子レンジより少し強いぐらいのパワーしか出せなかったと記載されている。
 ところで、日本の三大紙の一つが二月に、「アメリカの核弾頭が日本に向かって配備されている」という内容の記事を掲載した。わたしはこれについては、一九九三年からその事実をつかみ、そして実際、米軍は日本の重力の変化を計算し、そして正確にこの日本に原爆を落とすことができるようにしているのだ、という話を聞いたものである。
 実は、わたしは今三つのことを行なっている。その一つは何かというと、細菌とウィルスの中間体であるリケッチアとの対決と。これはわたしもサマナも、大変強い細菌とウィルスの中間体であるリケッチアに侵され、ま、もちろんもう原因はわかっているから、それに対する対処というものは、処置さえ間違えなければ必ず治るものと確信しているが、この特別な治療と。
 そして、今日の冒頭にも述べた、果たして二〇〇〇年、この二〇〇〇年という時代を一億二千万人の日本人が越えることができるかどうか。これに対する瞑想、つまり日本の近未来の予言、および世界の予言。
 そしてもう一つは、人間のカルマを物理的に解放するための、太陽圏、太陽系重力場からの脱出の奇門遁甲の実験、この三つを行なっている。
 ところで、論をまた元に戻すが、このリケッチアはだれによって噴霧されたのか。それは米軍によって噴霧されたものである。彼らは日本人を豚としてしか見ていないのである。この豚は、以前テレビでも放映されたとおり、原爆の実験台になった動物でもある。では、豚としてしか見ていない彼らは、なぜ日本に対して第三次世界大戦の対決といったかたちをとらなければならないのだろうか。それは日本人がある意味で貪りが強く、つまりお金を貯め込み、そして外資を蓄えるという性質があるからである。
 もちろん普通に考えるならば、それは努力し、そして貯め込むということは当たり前のことのように思われる。しかし、もっと欲望の解放されている西洋の考え方からいうならば、「欲望は満足したい、そして金は払いたくない」というのが実情なのである。なぜならば、もし日本にそのお金を払うとするならば、アメリカ経済は完全に破綻してしまうからなのである。
 ところで、この力強い世界を支配しているかのように見えるアメリカ、このアメリカの状態は一体どうなるのだろうか。もちろん真理を実践しているオウム真理教に対する攻撃は、彼らの命取りとなるだろう。例えば一九九五年の終わりから、つまり九六年は、完全なるアメリカの経済破綻の年である。そしてアメリカの方策として一九九七年にドルを新札、ドルを新しいドルに変えると。そのときに、多くの外国に存在しているドルの切り捨てが行なわれると。これによってアメリカは一時的に経済が回復したかのように見えるが、逆にアメリカのやり方に対する世界の不信が高まり、アメリカは世界の支配国から落下するのである。この落下こそまさに世界大戦の引き金となる要因となる。
 では、第三次世界大戦で本質的に使われる最終兵器とは何なのか。それは、第二次世界大戦で使われた原爆・水爆に加え、超磁力兵器というものが使われる。このわたしの講話を聴いている者の中で、何人が生き残るかわからないが、生き残る者は必ずやその兵器を見るはずである。そしてその威力を見るはずである。
 では、この一億二千万人の民は、つまり日本は生き残る可能性はないのか、ということについては、「そうではない」と言える。なぜならば、今君たちが声を聴いている君たちのグルは、まさに二十世紀最大の予言者といわざるを得ない。一般的に、自分のことを自分でこのように表現することを、日本の教育においては悪と、あるいは道徳に反すると表現するが、仏教ではこれを獅子吼≠ニ呼んでいる。つまり、真実は真実として堂々と述べる、真実は真実として堂々と語る、ということは仏教の本義なのである。
 この予言者が何を考えているのか。力対力との対決は必ず双方の力を費やし、そして滅びる結果となる。しかし力のない者が、力をもし蓄えなければ、それは結果的には何の役にも立たない無用の長物ということになる。
 つまり今このわたしの話を聴いているオウム真理教の信徒諸君の一人一人が、この瞬間から二〇〇〇年を生き残るために、そして日本を殺さないために、今自分のできる布施、奉仕、そして導き、それだけではなく教学・瞑想といった今できることに奮闘努力し、そして三宝に対する帰依をしっかりと培い、悪魔の手先であるマスコミを完全に捨断し、清らかな意識状態を形成するとするならば、そこには活路が見いだせる、とわたしは確信している。
 なぜ、活路が見いだせるのだろうか。わたしは以前、このような話をロシアの大物の政治家と話したことがある。今までロシアにはドイツの侵攻、あるいはフランスの侵攻等がありましたと。しかし、その中でも真に修行している僧たちは----つまりここではロシア正教を指すが----無傷で残っていますと。これは何を意味しているのか。つまり真に真理の実践をなすならば、わたしたちに活路があることを意味しているのである。そしてその輪を広げることこそ、この日本が生き残るただ一つの道なのである。
 第二次世界大戦中、右翼の台頭により、右翼に加味しない者は虐げられた。しかし第二次世界大戦の終了と同時に米軍が入り、しばらくの間、逆に右翼が虐げられた。そののち右翼よりももっと怖い共産党、この共産党の存在に気づいた米軍は、次は共産党を叩くこととなった。これがレッドパージ【purge:粛正】である。
 今日本の趨勢は何か。それはまさに金、あるいは今の単なる国家に仕えることこそが栄誉ある国民のように評価される。あるいはマスコミの情報をたくさん知っていること、マスコミの情報に従うことこそが、コモンセンスの持ち主であるかのように表現される。しかし、例えば第三次世界大戦で、もしこの日本が滅び、その一部が生き残ったとするならば、それはまさに完全なる逆転が起き、真理を実践している者の方が本当に価値があったんだということが証明されるはずである。
 わたしはなぜ、近未来の予言をするのか。それは曖昧な予言は、信徒諸君に役に立たないからである。わたしはなぜ、はっきりと予言をするのか。それはわたしの受けているデータあるいはヴィジョンというものは、はっきりとした形で現われるからである。
 わたしはなぜ、一般的な事柄に対して無頓着に何の反応もしないのか。もしわたしがそれを行なうならば、わたしの予言の力は必ず落ち、そしてそれによって、この日本の一億二千万人の民の、二〇〇〇年を越えるという、二〇〇〇年を越えて生き残るという大きな大きな課題が、その課題を解決し達成するという発願が成し得ないからなのである。
 神通力を現わす場合、そこには当然精神集中というものが必要となる。一般の現世のいろいろな問題というものは、成就した者にとって雑念にすぎないのである。この雑念に、もしわたしがとらわれるならば、わたしは君たちを安全で、かつ至福に満ちた二十一世紀へといざなうことはできないはずである。
 そのような現世的な、いろいろな大きな煩わしさに対しては、君たちが、君たち一人一人が信を持ち、教義をしっかり学び、布施・奉仕・導きの実践を行ない、瞑想ステージを上げ、そして今の悪魔の手先であるマスコミに打ち勝ってほしいものである。
 わたしのエネルギーは少しずつ回復に向かっている。しかしそれは本当に十リッターの缶に水がポタッ、ポタッと、つまり一滴一滴と加えられるぐらいのエネルギーの回復の状態である。まだわたしは、君たちと直接会って法則を説くだけのエネルギーを回復していない。それはわたしにとって非常に残念なことである。しかし君たちが、先程述べた二十世紀最大の救世主であるわたしの法則を学び、実践し、そしてこの日本を少しでも浄化するならば、わたしと君たちの対面した説法、および君たち個人個人の問題に対する解決、つまりポワ、これが近い将来において実現するはずである。
 今日、この瞬間を境にしっかり頑張ってほしい。