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◆93/12/25 亀戸道場(ブロック長会議)
人類済度の鍵を握るパーフェクト・サーヴェーション・イニシエーション

 この十二月には、個人的に二つの仕事を終えることができました。一つは『ボーディサットヴァ・スートラ』と。この『ボーディサットヴァ・スートラ」、もう皆さん読みましたか。まだ読んでない? まあ、二十七日に店頭だそうですが、この『ボーディサットヴァ・スートラ』は『生死を超える』、----巻末にね、『生死を超える』の第一章の部分が付録として載っていますが----『生死を超える』『マハーヤーナ・スートラ』『イニシエーション』よりも、より高度な内容が記載されています。したがってこれはオウム真理教の経典としてお読みになられた方がいいと思います。
 それから来年の一月の十四からモスクワで行なわれる「キーレーン」のコンサート用の交響曲「キーレーンの慈愛」という作曲を一応終了することができたと。この二つが個人的な仕事の完成、ということができるでしょう。
 それからもう一つは、今皆さんにこれから提供しようとしているパーフェクト・サーヴェーションの研究および実験と。一体、このパーフェクト・サーヴェーションによって、精神的な変化というのはどうなっていくのか、それが飽和したらどうなるのか、そのうちどうなっていくのか等いろいろあります。これについて今徹底的に研究、というか検討していますが、まさに「人格変化を起こす」というところまで今の段階でいうことができます。
 この「人格変化」とは何かというと、まさに聖者----のみならず、その四無量心を完壁に備えた偉大なボーディサットヴァと。そのときにこの時間の推移によって、それが完全なかたちに変更していくと。そして例えば、いろいろな精神的な脳に関係する病に対しては、確実に治療効果があると。そしてそれによってこの精神錯乱の時代、狂気の時代に対して大きな救済の一つのステップを踏むことができたんではないかと。
 ただ、このイニシエーションの一つの、まあ欠点といったらいいのかな----それは、すべて、打ち込んだデータのけがれがわたしの脳に伝わってくる、ということです。例えばその人の情報がほとんど性欲であるとするならば、性欲の情報が、ある対象が打ち込み始めた瞬間からわたしのほうに伝わり、そしてそこで止滅が始まると。あるいはある人が、まさに宗教性のない煩悩的な思考をしてる人の場合、やはり、その肉体的な吐き気、あるいはそれだけの頭痛等の経験がわたしに伝わってくる、という現象が起きます。
 しかしこれについては、わたし自体目的としているものそのものが、自分自身の体すべてをシヴァ大神と真理勝者方に布施するという意味がありますから、今までの----そうですね、この地球始まって以来かどうかについては非常に難しいけども----少なくともムー大陸、あるいはアトランティス大陸以来の最高のイニシエーションがここに現われた、ということができると思います。したがってこのイニシエーションは、例えば「グルヨーガ・マイトレーヤ」あるいは「小乗のツァンダリー」「グルヨーガ」等いろいろイニシエーションがありますが、このようなものと比較できるものではありません。
 これは信徒のね、一般信徒の前でこういうことは言えないけど、ブロック長の前では言うことができるでしょう。つまりこれは完全に人格を変えてしまう、人格を完全に覚者の状態、あるいは真理勝者の状態、あるいは阿羅漢の状態、あるいはボーディサットヴァの状態、あるいは完全な煩悩滅尽の修行者の状態に変えてしまうことのできる、最終イニシエーションの一つであることはいうまでもない。したがって、皆さんは、この時代にわたしの弟子として生まれたということは、ほんとに類いまれな功徳を自分自身は有しているんだ、と確信を持っていいと思います。
 そして、このイニシエーションの存在そのものが、オウム真理教がこの地球において、世界においてただ一つの絶対の真理であることを表わしてる、とわたしは確信を持っています。なぜならば、いくら目から綺麗な情報を百入れたとしても、わたしたちが通常の生活を行なう以上、千、一万、あるいは十万といったけがれた情報を入れなきゃならないと。この情報の差に対して全く関係なくその情報を打ち砕くことのできるイニシエーションは、今言った、このパーフェクト・サーヴェーションのイニシエーションしか存在しないからです。
 そしてこのイニシエーションを与えてくださったシヴァ大神およびすべての真理勝者方にわたしは感謝したいと思う。そしてこのイニシエーションの普及こそが、つまりこのイニシエーションが、千人、一万人、十万人、そして百万人、一千万人と広がっていくことこそが、この人類済度の鍵であると考えています。したがって、皆さんも、ほとんどこのブロック長の方は受けられるだろうけども、そのつもりで準備をすること。
 じゃあ、何をどう準備をすればいいんだ。自分の普段の実践における六つの極限はちゃんとできてるのか、あるいは大乗の種子である、自分の今担当しているブロックの方々の、しっかり面倒は見られてるのか、あるいは自分のブロックの拡大というものはしっかりなされてるのか、ね。これらのグルの化身としての役割は今実際果たされてるのかどうかのチェックをね、絶えず自分で自分に問いかけるということを行なってほしい。いいね。