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◆93/11/27 亀戸道場(参入の儀式の後)
パーフェクト・サーヴェーションが三万人の成就者をつくる

 わたしと、それからサマナ・信徒の代表一行は、一日遅れで昨日ロシアから帰ってきました。このロシアでの結果は、教団としては、まあまあ満足にいけるものだったということができるでしょう。
 まず、キーレーンのコンサートにおいては、教団側の調査では、だいたい一万七千名ぐらいの人が集まり、実際KGB、つまりロシアの秘密警察の方々の話だと、一万八千名以上は集まったと。で、これは今までの、ロシアの宗教団体の集めた数の最高である、ということだそうです。で、その次のイニシエーションについても、八千五百名以上の人が集まり、皆さんがグルヨーガ・マイトレーヤ・イニシエーションと、それからクンダリニー覚醒セミナーを受けたと。で、これも、今までのロシアでの最高は七千名----これは、アメリカのテレビ伝道士が集めた数だそうだが----八千五百名というのはロシアで最高の人数を集めたということで、これは『イズベスチヤ』という新聞に載ったそうです。
 で、わたしが何が言いたいかというと、これが、もともと教団の実力であると。つまり、もしバッシングその他がなければ、あるいは社会的な、相当に強いそのプレッシャーがなければ、オウム真理教というのは、今とっくに日本一の教団になってるはずであると。しかし、日本一の教団になっていたとしても、その教団のかたちが救済に適したかたちだったかどうか、つまり、それは今の創価学会と同じように、組織が、内側が固まるまでに、つまり法則の形態や、あるいは組織の形態が固まる前に大きくなったがゆえに、まあ単なる一宗教団体としての役割しか果たせなかったんではないか、という印象があります。
 つまり、このオウムバッシング、あるいはオウムに対するプレッシャーそのものは、決してマイナスではないと。ここで培ったいろいろな救済のテクニックというものが、例えばプレッシャーの全くかからないロシア、あるいはその他の国に行けば、一気に爆発するだけのものを持っている、ということが今回証明されたということができるでしょう。
 そして、オウム真理教の、というよりわたしの、あるいは神々の計算では、来年の三月ぐらいにはロシアの信徒数がだいたい百五十万から二百万人ぐらいの信徒数にしたい、と考えています。
 今、現実問題としてこの日本の経済を見ると、これはわたしの予言したとおり、十一月、----例えばこれは今日Aから聞いたわけですが----都銀の不良債券が九兆円と。そして、あと七兆円以上の不良債券が来るだろうという話ですし、また、地方銀行の不良債券等を合わせると、まあ国家予算の例えば三分の一とかあるいは二分の一のレベルになるんじゃないかと。で、株価も二万二千円だったのが、今一万六千円台に落ち込んでますし、まあ一応株価も暴落、ということができると。で、この状態、これから一体日本経済どうなんのかと。おそらく、これ以上良くなることはない。つまり悪化することはあっても良くなることはないだろうな、と思います。
 実は、オウム真理教の信徒でモスクワ大学の教授がいます。この教授は国家プロジェクトで、今のこの世界的な地球の破滅の状況をどのようにしたら回避できるか、ということをシステム工学によって研究してるわけですが、それに対しては、ある程度の意思、特別な意思の介入----つまりそれはキリストの登場を意味しているとわたしは理解してるわけですが----によって、その地球的な破滅状況というものは回避できるという計算式を、先おととい見せてくれました。で、これについてはこれから検討する余地があると思うわけだが、この日本の危機的な状況、この危機的な状況を最終的に救えるかどうかは、おそらく来年の三月・四月ぐらいに、わたしの手に委ねられることになるでしょう。
 まあその前に、わたしがやっておかなければならないことは、すべての魂をニルヴァーナ、つまり阿羅漢の状態に導き入れることである。そして、わたしは、その皆さんをわずか一週間で、例えば阿羅漢の状態、つまり、今の正悟師レベルの状態までにもっていく技術というものを獲得した。これは「パーフェクト・サーヴェーション」つまり「完全なる解脱のイニシエーション」と呼ぶわけですが、一週間ぐらい前から実際、このための準備に入り、総費用は概略的にだいたい七億円ぐらいかかるんじゃないかと。
 そして、これは十二月の頭ぐらいから、徐々に信のあるサマナ・信徒から実験的に行なっていきたいと考えています。つまり、一週間ぐらいの間に完全なる解脱を果たさせようと。そしてもし、これが達成できるならば、わたしが一九八〇年代の中間に言っていた、つまり八五年・六年ごろに言っていた三万人の解脱者、三万人の成就者というものは可能となる。
 では一体、なぜそれが可能となるのかというと、これは、心電図の状態、それから脳波の状態、煩悩の状態等の相関関係がわたしの中で完全に明らかとなり、そしてこれをコントロールすること、それがすなわち解脱であると。これは当然、物理学の光の和、あるいは光の差というものがあるわけですが、これらの理論と原理的にも一致してるし、それを達成することが、つまりそれを駆使することが、皆さんを完全なるポワ、そして皆さんを完全なるニルヴァーナの境地へ至らしめることができるんだ、という確信がわたしの中に生じたからです。もうこれは教団としては今、全力を挙げて準備に入っています。したがって皆さんも、確信を持って今までの修行、それから導き、それから救済の拡大に全力を尽くしてほしい。
 今までわたしと契約していた人、つまり信徒として活動していた人もそうであるが、これからわたしの弟子として頑張る人も、最も速い道、つまり最高のヴァジラヤーナの道を皆さんにお見せしたいと思う。しかも完全なる他力本願の道をね。----いや、もともとオウム真理教というのは他力本願の教団だから。まずシャクティーパットから始まり----でしょ? 違うか? いろんなイニシエーション等によってエネルギーがアップし、浄化し、----というプロセスをとってると。
 そして完全に、煩悩とは何であるか、煩悩の打ち消しとは何であるか、それからそのあとどういう状況が出てくるか、これは、今からだいたい二週間ぐらい前から----正確に言うと指示を出したのは一カ月ぐらい前だけども----そして具体的に実験に入ったのは二週間ぐらい前からテストをし、そして、そのときに現われる状態、例えば極限修行を集中的に、例えば一カ月、二カ月、あるいは一年、二年となしたような状態というものが、わずか数時間あるいは数日で出るという現象を起こしてる。で、実際問題として例えば、その体験をした人が神通力を得たり、非常に神秘的な力をつけていると。で、これは、脳波的な測定をした場合も、俗にいうところの禅の最高の達人のような脳波に変わるという現象が起きてます。したがって、皆さんを必ずやニルヴァーナに、九三年から九四年にかけて導き入れたいと考えています。
 実はわたしは一つの詞章を----これはもう、八八年から唱え続けてる----詞章があります。それは何かというと、真理と信、つまり真理に対して、まさに「信」----つまり、そうだね、プラスの要素のある人、真理をひたすら実践する人が、喜びと修行によって完全なる解脱をしますように、という詞章をずっと唱えてるんだね。そして、今回のまさにこの「パーフェクト・サーヴェーション」、つまり完全なる解脱のイニシエーションは、皆さんを完全なる他力によって導くはずです。いいね。
(一同)はい!
 だからそれを楽しみにしときなさい。
(一同)はい!
 さあ、皆さんのやるべきことはただ一つ。いかに教団を大きくするか、これからもいいね。
(一同)はい。
 これはもう社会的にこういう切迫した状態を切り開く、そして、新しい二十一世紀の中で世界のリーダーとして日本が立つためには、オウム真理教がこの日本の中心になるしかないということを自覚してほしい。いいね。
(一同)はい!
 今までいろんな予言者が世界に現われたが、あるいは日本に現われたが、正確に予言した魂は一人もいなかったと。今あなた方のグルであるわたしのみが、正しい道筋を示すことができるわけだから、そこは確信を持とう。いいね。
(一同)はい。
 よし。じゃあ全力で頑張ろう。