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◆92/1/14 第二サティアン(狂気の集中修行最終日)
六神通を身につけた教団へ----成就に至る体験の進化
えー一応、四日から始まった極厳修行、狂気の集中修行も、今日で十日を迎え、そして、確実にね、ステージをそれぞれの人たちがそれぞれの段階で上げた、というのがわたしの印象です。で、今までの極厳修行と違い、全体がそれぞれレベルアップをしたと。これは、小乗のツァンダリーの瞑想における優秀性、これがまさに現われたんではないかと考えています。
例えばステージの進んでいる人は、よりいっそうエネルギーを上に引っ張り上げられる、あるいはアストラルが拡大する。あるいは、意識の連続、変化身の体験等、徹底した体験をすると。逆にまだ修行のできてない人は、確実に内側に意識が入っていき、そして、自分自身のけがれを証智すると。
例えば特に今回代表的な、しかも典型的な経典の体験をしたUさん。Uさんの場合は、ムーラダーラから順にスヴァディスターナ、マニプーラと、浄化が下のチァクラから一つずつ進んできてると。これは明らかに、エネルギーがムーラダーラから上昇していっている段階であると。で、こういう形で進むことができたのは、先程述べた小乗のツァンダリーの瞑想の優秀性と、そしてもう1つは、この第二サティアンビルが、わたしの修法の場である、と同時に、皆さんの日々の受ける食事がね、まさに出家修行者と同じようなイニシエーションの連続であったと、いうことがいえると思います。
これは、これから一九九二年、教団がどのような方向に一歩を踏み出したのか、ということの一つの表われであると。つまり、今までの、要するにサマナの体験、これを信徒が行なうと。そしてサマナは、今まで正悟師等が行なっていた神秘的な神通力を身につける形になると。そして最終的には、六神通を身につけた教団に変貌していくと。つまり全体のレベルがね、一歩上に引き上げられたというのがわたしの印象です。
日々、現実の生活を行なっている信徒の皆さんは、確かに今回の狂気の集中修行、十日間はつらかったかもしれない。しかし、あなた方の得た恩恵というものは大きい。なぜならば、あなた方の得た今回の体験は、あなた方が四十九日間のバルドで経験すべき体験だからである。例えば、NMちゃんの例を挙げるならば、----まあ、彼女の体験はよく正悟師が出てくるわけだけど----これは明らかに、次の生、正悟師に引っ張られた形で輪廻転生することを表わしています。
このような形で、心の内側に蓄積した経験の構成、これが次の生を決めるんだ、ということを認識するならば、これから皆さんが、先程師が指導した、例えば下位に結びつける五つのきずな、上位に結びつける五つのきずな、五つの障害、苦を苦と感じなくなるための苦の詞章、大乗の発願、そして四無量心の瞑想、そして今回行なった小乗のツァンダリー、これを行ないながら在家の修行の根本である六つの極限を徹底的に実践していくと。それを行なうことによって、九二年中に、----そうだね、あるいは九三年にかけて、この中の半分以上の人はね、成就することは間違いないでしょう。それはあなた方が日々、どれくらい蓄積するか、どれぐらい修行のデータを入れるかっていうことで決まります。いいですね。
(一同)はい。
で、今回ね、今日の段階で一応成就と断定されたのはKTさんのクンダリニー・ヨーガの成就と、それからMちゃんのラージャ・ヨーガの成就だけど、あとMさん、それからN君、それからMさん、この三人はもうほとんど結がない状態でして、これは特別メニューを組んであと、数日から五日間ぐらいのちょつと延長を行ない、ラージャ・ヨーガの成就まで持っていきたいと思います。
必ず成就は訪れる。問題はだから、成就するこの期間だけに集中するんじゃなくて、在家信徒の基本的修行である六つの極限、あるいは今回伝授された小乗のツァンダリーあるいは下位に結びつける五つのきずなの捨断、上位に結びつける五つのきずなの捨断、あるいは五つの障害の捨断、ね、それから邪悪心を止滅するための苦の詞章、大乗の発願、四無量心ね、こういうのしっかりと実践することによって、より完成された状態になりましょう。いいですね。