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◆92/1/6 富士山総本部
喜覚支・現世捨断・不放逸----極厳修行者の心得
教学システムにおいて終了し、あるいはまだ終了してなくても、一生懸命ワークを行なって、クンダリニー・ヨーガの修行に入ってる人たちが四十名いるわけだけど、確実にクンダリニー・ヨーガのプロセスを通過しているのが四名います。で、そのトップはAです。Aの特徴は、この特別教学システムの中級まで、だれよりも早く行った人間だね。で、何を言いたいかというと、この教学、これをしっかりとデータとして根づかせておくと、君たちが修行に入ったとき、----いいか、修行に入ったとき出てくるデータというのは潜在意識だから、例えばもし煩悩があれば煩悩しか出てこない、例えば下向の修習をしていれば下向の修習しか出てこない。しかしもし君たちがしっかりと教学を自分のものにしてるならば、その教学のデータはどんどん出てきて、そして早々と光の体験、意識の連続、変化身の体験、ね、それからダルドリー・シッディというこの四つの条件をクリアします。いいか。
（一同）はい。
（尊師）だからもう、今自分がこうやってるのは、成就のための修行なんだと。成就の第一段階のための修行なんだと、それを意識して全力でやんなさい。いいね。
（一同）はい！
（尊師）そのためには、第一条件は喜覚支だ。喜覚支というのは、「わたしは今修行者としてこうやって修行できてうれしい。楽しい。うれしい。楽しい」----これをね、心の中で思いながら教学をする。いいね。
（一同）はい！
（尊師）第二番目は現世捨断だ。これは何かというと、眠りは幻影である。一切寝なくてもすむはずだと、ね。それから、食事は幻影であると。食べなくてすむはずだと。いいね。
（一同）はい。
（尊師）もう十何日間の断食はザラだからね、今クンダリニー・ヨーガの修行やってる人たちで。ね。それからもう一つは不放逸だ、第三番目は。いいね。とにかくひたすらやるぞと。怠け心こそ捨断の対象であると、そう考えなさい。いいね。
（一同）はい。
（尊師）これは、十日間修行に入ってるほかのサマナもおんなじだ。いいね。自分の出家の意味合いは何かというと、解脱のために出家しようとしてるんだと、ね。したんだと、ね。あるいは悟りのために出家したいんだと思ったんだと。あるいは来世高い世界へ生まれ変わるために出家したいと思ったんだと。あるいは神通力を得るために出家したいと思ったんだと。----これらの条件をクリアするためには、今、瞬間瞬間を全力でやるしかない。いいね。
（一同）はい！
（尊師）全力でやれよ！
（一同）はい！