タターガタ・アビダンマ 第一誦品
1−4 問題D

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

◎(1)
 この第一番目の(1)というのは、わたしたちの姿形を表わしている。そして、わたしたちの(2)がいかに綺麗な(2)であるかが、わたしたちの(1)の美しさを決めるといわれている。


◎(3)
 第三番目が(3)、(4)である。これは、わたしたちがいろいろなものを(4)する。その(4)することによって内在する(5)、これが三番目の(3)である。
 そして、これはダイレクトに(6)の影響を受けるといわれている。(6)の影響を受けるとはどういうことかというと、例えばわたしたちは日々の生活において、(6)にいろいろな想念を生起させる。しかし、その想念のすべてを実践するわけではない。ところが、この(3)にはそのすべてが投影されるのである。


◎(7)の構成
 第四番目は、(7)の構成である。これは、わたしたちは、身・(8)・意、身の行ない、言葉の働き、そして心の働きという三つ、この三つの(7)を日々培っているわけだが、その培っている(7)がデータとなってインプットされ、次の(7)を呼び起こす、そういう集まりなのである。…(中略)…
 そしてこれは、漢訳仏典では「(9)」と訳されている。なぜ(9)と訳されるのかというと、もうおわかりと思うが、つまり(7)の構成が、次の(10)を決定するからなのである。


◎聖慈愛の上位形状界――(11)
 では、十七上位形状界の一つ一つの名前を説明しよう。
 まず、慈愛の四上位形状界である。これは、まず第一に、神聖衆愛欲神天、第二番目が(12)愛欲神天、三番目が神聖臣天、第四番目が大(11)である。
 この大(11)は、千宇宙にただ一つ存在している魂である。そして、この大(11)をサポートする大臣の神々、これが神聖臣天である。そして、重要な問題が生じた場合、それに対して討議するときに集まる神々、これが(12)愛欲神天である。そして、これら三つの神々に支配されている神々、これが神聖衆愛欲神天である。
 そして、(13)は、この(11)界へすべての魂をいざなおうとしたのである。


◎聖哀れみの上位形状界――(14)天
 第二番目は、偉大な聖哀れみの天界、ここには三つある。下から順に、(14)愛欲神天、かすかな(14)の愛欲神天、無量(14)愛欲神天の三つである。
 この聖哀れみの三つの天界の特徴は、この世界からは、まず(15)ないということである。魂が(16)することはあったとしても、この世界が(15)るということは存在しない。しかし、その前の慈愛によって形成された四つの上位形状界の天界、つまり、神聖衆愛欲神天、神聖代議愛欲神天、神聖臣天、大神聖天は、これは(17)の終わり、つまり還元期には(15)るのである。


 では、この一つ一つを説明しよう。まず第一番目の偉大(18)愛欲本質神天は、これは偉大なる(18)によって、愛欲の本質、つまり(19)が、そして世界の(19)が与えられた天界ということになる。そして第二番目の、超(20)愛欲神天、この(20)に心の内在する魂は、(20)を超えて生きることができるのである。つまり、(21)が自在だということになる。下から三番目は、超燃焼愛欲神天、この(20)に心が固定されると、一切の(22)によって焼かれることがなくなる。そして下から四番目の善(23)愛欲神天は、ここに心が固定されると、すべての(24)が喜びとそして(23)だけになるのである。そして第五番目の善(24)愛欲神天になると、すべての言葉、すべての行為、すべての心の働きがすべて善として(24)するのである。
 そして、最後の(25)愛欲本質神天になると、いっさい歳を取らない身体を得るのである。