アレフ教学システム 問題D
第10章 7話

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

 チベットに、パンチェン・ラマという菩薩がいた。
 このパンチェン・ラマは、(1)、つまり、今日本の仏教の主流であり、ほとんどの人が知っている南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏の(1)、つまり阿弥陀仏の化身、リインカネーション、トゥルクといわれている菩薩であった。
 彼は中国人民解放軍の到来、そののちの逮捕、そして拷問に耐え、片耳を失った。
 彼は、拷問を受けながら、「他の人たちの(2)を、自分に来ますように」と、つまり、他のチベット人が苦しんでいるのを見て、もちろん自分も拷問を受けてるわけだけど、「その(2)がすべて自分に来ますように」と、それを拷問をかけている中国人に言ったそうだ。
 そして、このような菩薩の行為、これを行なう魂はいずれ仏陀になる。必ずマハーヤーナの仏陀、(3)の仏陀に至るためには多くの魂の苦悩をしょう、あるいは多くの魂を(4)するプロセスが必要である。


 (5)には必ず苦難、(6)を捨てる、そういう場面が設定される。特に、徳の高い、未来において(7)となっていかなければならない(5)であればあるほど、(8)を与えられる。


 では、修行に入り、その(9)を返し出した段階において、その人の生活は(10)いか(10)くないか、どうだ。当然、(10)くなるだろう。
 するとだ、その(10)さを端から見て、「あの人は哀れだ」といったね、そういう言葉を吐いた者がいるとするならば、それは(11)ものの見方をしているかしていないか。そうだね。
 つまり、その人は、自己の苦蘊の(9)の部分を一生懸命返している。
 どうだ、(9)というものはいつかは(12)になる。どうだ。(12)になった段階で働き続けたら、どうなると思うか。
 そこには(13)の集積しかない。そして、それが仏陀だ。これが大乗の仏陀なんだよ。ヒナヤーナにおける阿羅漢と仏陀の違いは、そこにあります。


 オウム真理教は真理である。この世の中の、楽のために手段を選ばないという生き方を(14)している。
 それは、オウム真理教の教えの背景にあるものが、生まれ、(15)にという、この短いタイムスケールを検討した結果得られた教えではなく、生まれる前から、生まれ、そして生き、そして(15)に、(15)後の世界と、そして生まれ変わるという、輪廻転生という、長いタイムスケールを背景としたものであるからである。
 そして、この生まれ、(15)ぬというタイムスケールの中に存在するものは、(16)的には苦しみしか存在しない。


 君たちが、今のオウム真理教の流れにおいて苦しめば苦しむほど、君たちの心の(17)というものは(18)されるはずである。その状態において(19)を持てば持つほど、君たちの心というものは、苦しみに対して適応できる心の状態をつくっていくはずである。


 そして、その六つの修行を支えるものは何かといったら、先程言った四つの、まず信を持つこと、多くの(20)を聴くこと、その(20)によってものを考えること、そしてそれを(21)することの、この四つ。これを土台としなさいと。
 そして、それをなすならば、いかなる状況に追い込まれようとも、(22)条件の制約を受けず、(23)な心、幸福な心、歓喜の心を持ち続けることができるはずである。
 (24)の教えの根本は、(22)条件に対して一切心を乱さないということが、その教えの神髄である。
 君たちは、もし、今までのいろんな事象に対して心が乱れたのなら、それは懺悔する必要がある。そして、今日この瞬間を境にもう一度(25)をやり直し、もう一度考えることから始め、そして(20)の(21)を行ないなさい。いいね。