アレフ教学システム 問題D
第8章 8話

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

 なぜわたしがここでイソップの話をしているか、わかるかな。これは、「ここに集っている大変魂の清らかな徳の高い人たちと、それから現世の生活を楽しんでいる人たちと、全く(1)ではないか」と、わたしは考えたわけだね。
 つまり、現世にいて現世を楽しんでいる人たちは、食べ物の喜び、ね、あるいは性欲を満足させる、あるいは美しい物を着る、あるいは劇を観るといったような、ね、時を(2)の方向に使っていると。
 君たちはそうではなくて、ね、アリさんにとっての冬場、わたしたちにとっての(3)というものに対して、あるいは来世というものに対して、せっせと働いてるわけだ、ね。


 ただ、アリさんは(4)の世界へ生まれ変わるカルマがあったみたいで、あまりキリギリス君には(5)しなかったよね。どうだ。しかし、その限界点は(4)にしか生まれ変わらないと。梵天にしか生まれ変わらないと。
 ところが、ね、わたしたちは最高の世界、光音天に生まれ変わらなきゃなんないと。(6)の世界に生まれ変わらなきゃなんないね。そうだよね、どうだ。
 だとすると、必死に、ね、すべての人に、すべてのキリギリスにアプローチをしなきゃならない、ね。「出家をしろ」とまでは言わないけども、「(7)でもいいから、とにかく(8)のために働きなさいよ」って、ね、「少し楽しんでもいいけども、少しぐらいは楽しんでもいいけども、余力をすべて(8)のために使いなさいよ」って。
 これが正しいアリのあり方であったはずである。これが正しい(9)のあり方なんだと、ね。


 わたしたちは、類い稀な(10)を持って今この日本に生まれている。なぜ日本は類い稀な(10)の国であるかと。それは大変(11)的に恵まれた国であると。そして(12)も進歩していると。知的レベルも高いと。この日本に生まれていることがまず第一の(10)であると。
 次に、ね、この現世の(13)から離れ、君たちはアリ化していると、ね。いや、アリではない菩薩化していると、ね。そして来世のために、大きな大きな(10)を積んでいると。これは第二の(10)であると、ね。まずその(14)に入ってることそのものが第二の(10)であると。
 そして第三の(10)は、ね、その(14)に入り、(15)し、そして人生そのものを菩薩の(16)に充てていると。これは第三の(10)であると、ね。
 そしてこの中で特に、ね、日々全力で(17)をしている人、あるいは暇を見ては一生懸命(18)をしてる人、これは第四の(10)を持っていると、ね。
 これだけ素晴らしい(10)を持っている君たちの集っているオウム真理教、君たちが全力で頑張ってくれるならば、ね、君たちがすべての力を振り絞って頑張ってくれるならば、必ずや今生で、それなりの救済活動は(19)するんじゃないかと考えている。


 イソップは(20)してないから、アリとキリギリスの話で、「備えあれば(21)なし」ということを言いたかったんだと思う。
 わたしはアリとキリギリスの話を見て、「(22)を知った者に(21)はない」ということを言いたい。そして、「(22)を知り、それを(23)した者には最高の来世がある」ということを言いたい。
 一日一日、一分一分、一秒一秒、これがわたしたちの生きている区切りです。一秒一秒に(24)し、ね、徹底的に自分を(25)に生まれ変わる菩薩になれるように意識し、努力しましょう。いいね。