アレフ教学システム 問題D
第7章 13・14話

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

 それは、まず第一に、わたしたちが認識をしなきゃならないもの、これは、ま、「(1)」という言葉を使ってあるわけだけど、認識をしなければならないものは、わたしたちの五蘊における(2)であると。


 そして第二番目は、これを「(3)」すると。シャットアウトすると。どういうことかというと、例えば、形状-容姿の傾向をシャットアウトすると。あるいは、五感の傾向をシャットアウトすると。あるいは、(4)の欠陥をシャットアウトすると。あるいは、意志の欠陥をシャットアウトすると。あるいは、意識のけがれの欠陥をシャットアウトすると。これは「(3)」です。
 で、この(3)をしなければならないものは、一体何かというと、まず、「(5)」であると、ね。(5)というのは、わたしたちが「あれを欲しい、これを欲しい」と言う(5)であると。
 それからもう一つ、これはなかなか面白いんだけども、それはこの(6)であると。つまり、「非(7)」であると。非神秘的な世界であると。わたしたちが「これは椅子だ」と考える、この感覚、あるいは、目で見ているものがその本質であると考えるものをね、すべてシャットアウトすると。
 これが、第二番目にわたしたちが実践しなければならない(3)であると、ね。
 第三番目は、この現世において、わたしたちが証明し、明かしていかなければならない、実際に、わたしたちのものとしていかなきゃなんないものがあると。それは何かというと、一つは(5)に、つまり煩悩に対する反対側の「(8)」、解脱であると。もう一つは、非(7)の反対である「(7)」であると。


 では、第四番目は一体何だと。何を(9)するのかと。何を一生懸命なせばいいのかと。これが面白いんだね。これは「(10)」、つまり心を静め、ね、心を清澄にするという修行と、もう一つは「(11)」、正しい観察であると、ね。
 で、当然、この(10)・(11)については、皆さんもよく知ってのとおり、例えばプラーナーヤーマやマントラが(10)に効果があり、あるいはバクティとか布施、ね、あるいは(12)を守ることが、(11)と関係しているということは、よくご存じのはずである。


 そこでサキャ神賢のお説きになった法は、諸現象には(13)する考えと(14)する考えとがあると。
 そして、悪趣へ落ちる魂は、(14)する考えに、(14)する法則に、要するに支配され、それを実践するがために、この現象界においても(15)になり、そして来世においても(15)になると。逆に智慧者は、(13)する考え方を、(13)する法則を実践するがために、今生も(16)になり、そして来世も(16)になるんだということ、法をお説きになったわけです。


 例えば、「修行上、(17)というものはマイナスだ」といわれています。しかし、これにも二つの考え方があると。
 例えばその人が(17)を持つと。そして持ったがゆえに、「俺は、例えばオウム真理教一の(18)者になってやるぞ」と、「わたしの目標はガティーカーラだ」と、そして、その(17)なるがゆえにその人が記憶修習し、一生懸命(18)活動を行なうことができたとするならば、その人の(17)は得する考え方ということになります。
 しかし逆に、(17)が生じたがために、その人は、「わたしはもう十分やるべきことはやっている」と、「これでいいんだ」と、「わたしは他の人より優れている」と、「他の人より立派だ」と考えて、そこで記憶修習、真理の記憶をデータ、真理の記憶を修習しないでそこで(19)してしまうならば、その人の(17)というものは、損する考え方ということになるわけです。


 つまり、諸現象は、形に現われてこない、その人がいかなる(20)、つまり原因と、そしてそれを継続(21)し続けることができるかどうかがすべてのポイントです。


 ですから、皆さんは、皆さんのできること一つ一つを絶えず(22)し、そして、「この行為は、自分自身にとって得する考え方によって立脚しているのかな」、あるいは「損する考え方に立脚しているのかな」、考える。もし損する考え方だったら、それを得する考え方に変え、実践の方法を変えていくと、ね。
 これを皆さんが行なうことによって、すべての行為に対して、大いなる(23)を得ることができるようになるはずです。
 最終的に、わたしたちはこの身体や言葉を持っていくことはできない。しかし輪廻転生においては、(24)の蘊だけは持っていくことができます。
 つまり、あなた方が得する考え方と損する考え方をしっかり身に付け、得する考え方を実践するならば、必ずや(25)の流れの一歩、二歩、三歩を確立したことになります。