アレフ教学システム 問題D
第6章 14話
※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。
これは何かというと、要するに(1)、つまり経験によってすべてを見ているからであると、ね。
わたしたちが死んだ後、まず何が起きるかというと、死後の(2)が起きます。これはOKかな。死後(2)イコール根本(1)だと考えてください。
つまり、前生の(3)が完全に終わりを告げ、というのは、今この生があるのは、ほとんどは前生の(4)によってあるわけだよね。これはOKだよね。
で、その前生の(4)が完全に終わりを告げた状態。そしてデータだけ、今生のデータだけが(5)されている状態。その今生のデータの(5)というのは何を意味するかというと、先程言った経験の集積であると。いいかな。
そうすると、その状態でいったんデータは切れますから、完全に無明の状態に入ります、ね。これを、無明を(6)といってるのは、そこにあるんだね。
それは、もし神秘力、実体を正確に(7)に見つめる力があるとするならば、そうならないわけです、本来は。わかるよね、言ってることは。
それはどういうことかというと、今生培った(8)と前生培った(8)との差があまりにもあるがために、その意識に(9)が起きるんです。わかるかな。
それによって、次は(10)の構成要因が生起します。
例えばどういうことかというと、ね、食い物に対しての(11)とか、あるいは貪りの感情とか、あるいは性的快楽に対する(11)とか、あるいは家庭の情に対する(11)とか、ね、あるいは嫉妬に対する(11)とか、あるいは知謀に対する(11)とか、あるいは満足に対する(11)とか、いろんなものが、その生で培った、つまり死ぬ前の生で培ったデータが生起します。これが(12)の状態です、ね。
(13)が生起するがゆえに、次に(14)でその形を形成します。
それは、例えば君たちがこの現象界で(15)できない場合、食欲や性欲を(14)で経験するのと同じです。この状態、この状態が(16)の状態です。
そしてこの(16)の状態によって、いいですか、五蘊が生起します。完全な五蘊がね。肉体、そして感覚、(17)、それから意志、そして(13)だね、この五蘊が生起します。
五蘊が完全に生起することによって――まあここでいう「五蘊」というのは、最後の(18)だけは前回のものだけど――その(18)、(13)、(16)によって、もう次の傾向ができるのがわかるよね。つまり、材料が違うわけだから。みんなが(19)を起こすのはそこなんだよ。
で、一回楽しんだらもう一回楽しみたくなると、どうかな。二回、三回、四回と、どんどんとらわれていくと。これが愛から(20)の状態なんだね。愛、(20)、つまり取著、(20)の状態なわけだ。
で、当然、その認識の中に(20)が生起するから、もう一方では強烈な(21)が生起します。わかるよね、言ってることは。つまり、(22)心の状態が形成されるわけだから、もう一方では、当然苦しみの、ね、あるいは嫌な感情が生起することになります、でしょ。
例えば、それはどういうことかというと、冷たさを好むとするならば当然(23)を憎むと、でしょ。あるいは、柔らかいものを好むとするならば当然固いものを憎む、でしょ。わかるよね。あるいは、甘いものを好むとするならば当然苦いものを憎むと、でしょ。こういう形で、(24)化、(24)化されます。
そして、そのとらわれによってその世界へと(25)を受けるわけです。