アレフ教学システム 問題D
第4章 14話
※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。
では一体、悪法とはいかなるものがあるのだろうかと。それは、わたしたちの(1)を増大させるものである。
では、なぜ(1)を増大させてはならないのだろうかと。
これは、わたしたちが、もし(1)を増大させ、その(1)に限りがあるならば、それは増大させたとしても、わたしたちに(2)というものは生起しないはずである。
しかし、(1)には(3)がない。そして、その(3)のない(1)なるがゆえに、わたしたちは苦しまなければならない。
よって、(1)を増大させるようなすべての行為、すべての言葉、そしてすべての心の働きを(4)するべきなのである。
では、善法とは何であろうか。
これは、(1)を弱め、少なくし、そして最終的には滅尽すると。そして、心を広大に、無辺に、そして深遠に、上と(5)のないぐらいの大きな心を作り上げていくこと、これが最高の善法である。
五蘊における(6)とは何であろうかと。
まず、我身我なりと。この(7)を我と感じ、そしてその(7)に多大な期待と、多大な投資を行なうと。これがまず第一に、わたしたちがなしてはならないことである。
なぜならば、この色、(7)というものは、(8)を根本とし、この(8)を根本とするということは、わたしたちがそれにとらわれればとらわれるほど、この(7)が止滅するときに、大きな苦しみを味わわなければならないからである。
では第二の悪魔、第二の悪法とは何であろうかと。これは(9)を増大させることである。
例えば、わたしたちが美しさに対して執着するならば、その反対の(10)も当然増大する。
例えば、わたしたちが快楽に対して心を向けるなら、当然、その反対側の苦痛というものにも(11)になり、苦しまなければならない。
例えば、わたしたちが素晴らしい音に対して執着をするならば、わたしたちの心を乱す音に対して、当然苦しまなければならない。
このような形で(9)を増大させること、イコール苦しみなのである。
よって、仏教やヨーガの修行においては、(12)、つまり(9)を制するプラティヤハラをね、最もいいステージの一つと、素晴らしいステージの一つに数え上げているわけである。
では四番目の(13)、意志はどうであろうか。
この意志は、一見わたしたちを(14)にしてくれる。なぜならば、ものを達成するとき、そこには当然その人の(15)というものが存在しているし、その(15)を満足させることは、当然大きな利益をその人に一見与えるかのように見える。
しかし、この意志も結局(16)の制約を受けているわけである。よって、達成できること、あるいは達成できないことという二つの面が出てくる。
達成できる面については、この意志は先程も述べた大変(14)をもたらしてくれるが、達成できないことに関しては、大いなる苦しみを与えてくれる。
よって、(13)蘊、つまり意志から離れるべきなのである。
では、一体何をなせば、わたしたちは絶対的な(17)・幸福・歓喜を味わい、そしてこの現世において楽を享受し、(18)において安定を得、苦を完全に離脱することができるのであろうかと。
それは、四つの(19)なのである。
つまり、しっかりとした設計図、図面ね、未来における図面、あるいは今生における図面を与えてくれる(20)に対して、信を持ち(21)をすることと。
ここで言う(20)とは、オウム真理教では、シヴァ大神の化身である、あるいは諸々の仏陀の化生身であるグルと。第二番目は、その真理と、その法。そして第三番目は、その法に集っている者に対して、信や(21)を持つことである。
第二番目、これは(22)修習である。
つまり、何を考えどうするのかということを、今まで自分自身で培ってきた考えにとらわれるのではなく、教義にのっとり考えをすることであると。そのためには、正(22)修習、つまり経典を何度も何度も読み、(22)することが必要である。
この段階では、決して(23)の考え方を入れてはならない。(23)の考え方を入れれば、必ず心に乱れというものが生じるからである。
第三番目、これは、その真理のデータにのっとり(24)ことである。
それは自己の苦しみについて(24)、あるいは自己の行為について(24)、自己の言葉について(24)、自己の心について(24)、あるいは周りの人の苦しみや、周りの人の痛みについて(24)と。これが、第三番目の(19)である。
そして、第四番目の(19)は、それに基づき(25)するということである。
今までなしてきた、例えば黒法、つまり悪法については、きちんとそれをシャットアウトし、そして善法に切り替えていく作業、(23)自身の身・口・意を完全にこの悪趣のデータから人間に移し変え、人間から天界へと移し変えていく作業、これが四番目の(25)なのである。