アレフ教学システム 問題D
第4章 1〜3話
※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。
皆さんはこう言うかもしれません。
「わたしの今生きている世界は(1)だ」「この生きている世界以外の(1)はない」と。
では、いつまでこの(1)が続くのでしょうか。
「八十年も続くじゃないか」「百年も続くじゃないか」と言うかもしれません。
では、皆さんに問いましょう。
「今まで皆さんが生きてきた二十年、三十年、四十年という(2)の長さはどうだろうか」と。あるいは、「五十年という(2)の長さはどうだろうか」と。
一瞬ではないでしょうか。
ここから、覚者釈迦牟尼をはじめとする聖者は、この世は(3)であるとされました。そして、聖者はこの(3)、(4)――八十年間続く長い(4)――この(4)に心を集中し、(4)であることを悟ります。
そして、その裏側にある本当のわたしたちの永遠の、不滅の、絶対的な(2)というもの、絶対的な魂の流れというものに心を集中します。そしてそれを悟ります。そして悟った者を(5)者といいます。
今、病で苦しんでいる人も、成就したいと思う人も、この絶対的なものに到達したならば、もうそこで心は不安定な要因から解放され、自由になります。
今皆さんは、その絶好の(6)に恵まれています。
いくら皆さんが家族に(7)しようとも、家族とは死ぬときに別れなければなりません。いくら恋人に(7)しようとも、いくら食べ物に(7)しようとも、皆さんは死ぬとき、それをすべて捨て去らなければなりません。
大切なことは、その裏側に流れている(1)の魂の流れ、永遠不滅の魂の流れ、それを皆さんが皆さんのものにするかどうかです。
それは皆さんの耐える力――(8)、(9)する力――精進、そして、それを(10)に行なう力、この三つにかかっています。
頑張って到達してほしいと思います。
「オウム真理教は(11)の団体なのに、なぜ“オウム真理教”なのか」という質問をよく受けます。
実際わたしが仏典を研究した限りにおいて、お釈迦さまはどこでも“(11)”という言葉を使っていらっしゃいません。お釈迦さまは“サッチャ”――つまり絶対的な(12)という言葉を使っていらっしゃるのです。
この絶対的(12)とは何でしょうか。それは、この世の中が(13)を根本としていると。
(13)というのは、必ず生じたものは滅する。例えば、人間は生まれたら必ず死ぬんだ。あるいは、愛したとしても、その愛する人と必ず別離が来る等、これらを“(13)”という言葉を使っているわけです。つまり常ではないということですね。
この(13)を(14)する教え、これが(12)です。
この無常における(15)を、「三つの(15)」として置き換えることができる。
その第一の(15)は、喜んでいる対象と別れなければならない(15)である。
まず、わたしたちの身体がそうである。この身体はわたしたちに(16)を与えてくれるが、その(16)を与えてくれる身体から、わたしたちは(17)とともに別れなければならない。
次に、愛する肉親や、知人、友人もそうである。それは生きているときの別れ、あるいは(17)別といった形で、わたしたちは必ず別れなければならないのである。
第二の(15)は、(18)する(15)である。
この(18)する(15)は、例えば愛していた対象が(19)の異性に奪われる、それによる(15)。例えば、愛していた対象が、何かの事故によりその形状-容姿が壊れ、それによって対象を見て楽しむことが、あるいは触れて楽しむことができなくなる(15)。例えば、会社の倒産等もそれに当たるだろう。
この(18)する(15)を、わたしたちは逃れることは決してできない。
そして第三番目は、(20)的な(15)である。
つまり、例えば叩かれたら痛い。あるいは、罵られたら嫌な感情が生起する。これらの(20)的な(15)は、わたしたちが(21)器官を有している限り、あるいはわたしたちに意識が存在する限り、それから逃れることはできないのである。従って、この世の中は、(22)の(15)なのである。
そして、この(22)の(15)から逃れることは、何人たりともできないのである。それは偉大なる神々であろうとも、その様態は必ず(18)する。ゆえに、その(15)から逃れることはできないのである。
従って、その(15)の(20)を(23)し、そこにとらわれない、それを活用しない方法を採るとするならば、わたしたちはその(15)から(24)される。あるいは、その(15)の(20)を(23)し、それを自己のためではなく、衆生のため、(19)の魂のために活用するとするならば、(15)から同じように(24)されるのである。
そして、この(22)の(15)を(23)し、(25)したとき、あなたには本当の(15)が何であるか(23)でき、(15)から完全に(24)されるはずである。