アレフ教学システム 問題D
第3章 14話

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

 まずチベットに、『バルド・トゥードゥル』という経典が存在します。この『バルド・トゥードゥル』とは何かというと、わたしたちの死、そして生まれ変わり、再生を扱った経典です。
 つまり、死から生へ至る(1)状態について、どのような心構えでその間を過ごせばいいのか、あるいはどのような実践をなせば、わたしたちは低い世界に生まれ変わるのではなく高い世界に生まれ変わるのかということが、その経典の内容です。
 この(1)状態は、例えばわたしたちの(2)の状態、あるいはわたしたちのサマディの状態、あるいはわたしたちが子宮に入ってから生まれるまでの状態、これらと同格にわたしたちの死から生、つまり子宮に入るまでの間を経典では取り扱っています。
 もちろん、ここでいう死から生のプロセスについては、高い世界、特に最高の世界である大完全煩悩破壊界にもし生まれ変わるとするならば、当然他の(1)状態は存在しません。つまり、子宮に再生することはないのです。
 ところで、この(1)状態において、わたしたちは(3)の感覚器官の強さを有するといわれています。


 この(4)の活動、つまり(4)波の働きというのは何を意味してるのかというと、心の(5)、つまり最も深い意識状態の一時的な(6)、第一次の(6)であると理解してください。
 つまり、この(4)波の働きにおいて、ベータ波やガンマ波のような粗雑な、しかも速い波が生じるということは、わたしたちの心の(5)、つまり深い意識を(6)したときに、当然乱反射の状態、つまり最も精度の悪い鏡の状態として、この世の中に皆さんの願望というものは(6)されます。
 つまり、わたしたちが、もしわたしたちの本当の喜び、わたしたちの人生の本当の目的へ到達するということは、わたしたちの深い意識の(5)をいかにねじ曲げないでこの世の中に(6)するか、つまりいかに(4)波をデルタ波に持っていくか、あるいはデルタ波から(4)死に近い状態へ持っていくかということが、ポイントとなるのです。


 つまり、最も綺麗な(7)をわたしは有するということができるでしょう。そして、仏教の経典でも、この状態を「(7)の智慧に到達した(8)」として表現されています。まさに「(7)」とは、今から二千年以上前に存在した人たちの叡智を感じるではありませんか。
 そして、本質的にはわたしたち一人一人、つまりこの会場にいらっしゃる一人一人の深い(9)、この(9)の働きそのものが純粋に投影されたとき、その(9)における心の働きの達成というものは、完全に行なわれるのです。


 もう一度ここで、人間の(10)について考えてみましょう。
 あなた方はこの人間の世界へ生まれてきた。そして、その生まれてきた背景とは何かというと、(11)が当然あったからであると。(11)の結果を「(12)」といいます。
 そしてあなた方の最も深い意識、つまりあなた方が、生まれ変わりの動機となるものが、純粋にこの世の中に投影されるならば、いや、純粋じゃなくても純粋に近い状態でこの世の中に投影されるとするならば、当然あなた方はあなた方の(13)としている(14)を歩くことができるはずです。
 つまり、あなた方の、この世の中に生まれてきた深い思いが、いかに正確に投影されるか。そして、その投影されたときの表現された形が、脳の働きであり、この現象の動きなのです。


 そしてあなた方が、例えば(15)の瞑想――「(15)の瞑想」とは、今(16)に生起しているものと全く(17)の想念を入れることによって、(16)の働きを(18)する。
 そして、脳の働きを完全に(18)することができるならば、あなた方は最終的にはすべてをかなえることができるようになります。
 これは、例えば仏典、あるいはヨーガの経典では「熟考と(19)を繰り返す」というふうに表現されています。そしてこののち、熟考と(19)が完全に静止した状態、つまり先程述べたシータ波からデルタ波の状態へと至っていくのです。
 しかし、この状態においては、まあ、今わたしの弟子の中で数百人の弟子がこの状態に達していますが、この状態からこのデルタ波の止滅、そして完全なる脳波の(18)の方向へと修行していかなければなりません。この段階へ至るためには、(20)の修行が必要となってきます。
 そしてこの(20)が完全に(21)した段階で、脳波は完全なる(22)となるのです。仏典によると、この段階に入ると、もうすべての生の(23)を打ち砕いた、あるいはもうこの世で何もなすことはないと表現されます。
 それはわたしたちの最も深い意識状態、つまり(24)の完全なる現象がこの世の中に現われるからです。つまり、このとき完全にわたしたちは、(25)・幸福・歓喜を得るのです。