アレフ教学システム 問題D
第3章 11話

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

 わたしたちが(1)をしなければならない理由、それは何であろうかと。それは、この人間の世界が(2)だからである。
 しかしそれは、わたしたちが(3)的に(1)をしなければならない理由であって、その前の段階における理由は多々存在する。


 この、(4)に基づいた形で生活する場合のメリットが三つ存在している。
 第一は、お互いの過ちについて(5)になれると。つまり、教義が入っているから、お互いがいろいろな過ちを行なったとしても、それは自分自身の(6)として受け止めるか、あるいは、慈愛・聖哀れみ等で受け止めることができるということである。
 これによって夫婦の間柄は大変スムーズになると。
 そして、第二のパターンは、生まれてくる子供、この生まれてくる子供が大変徳が高いと。それはなぜかというと、もともと(4)の実践イコール(7)を求めているわけだから、当然そこへ宿る魂も(7)を求めた魂ということになると。
 従って、自分の代だけではなく、次の代の子供たちも大変優しく、父母を敬愛し、そして、それにより自分たちは安楽な生活を送ることができると。
 そして第三番目のメリット。これはお互いが必要以上の執着をしないがゆえに、愛着をしないがゆえに、それに類する反対側の(8)の生起が弱められると。これにより、(9)の瞬間の苦しみが軽減されるということになる。


 例えばである。(10)意識の思念、これは表層意識の百倍とも千倍ともいわれている。
 つまり、修行者が、初めはいろいろな(11)があるにかかわらず、それは達成できないと。しかし、ある段階に来て、一気に(11)が(12)化する状態が訪れる場合があると。
 これは(13)が(12)化したと考えることもできるし、もう一つはそうではなく、(10)意識へ入ったんだと、――その人の心の(14)がね――よって、(10)意識で(15)を始めたんだと。この両方のパターンが存在すると。…(中略)…
 では、第一番目の(13)が(12)化してきた場合の注意点は何かと。これは、(12)化した、その(12)以上の(13)を積み続けること。これをひたすら積み続けることにより、(12)は死ぬまで続くであろうと。
 では、(10)意識へ入って自分の思ったことが(12)化した場合、どうしたらいいだろうかと。この場合は、懺悔・(16)の瞑想をひたすら行なうべきである。
 そして、懺悔・(16)の瞑想を行なうことにより、まず懺悔によってけがれた想念を(17)すると。けがれた想念を(17)することにより、その(10)意識の思念、心の働きの方向を一つの方向へ向けると。
 そして、逆に(16)の瞑想を行なうことにより、(10)意識の働きを(18)へ傾け、そして、それにより(12)化させると。つまり一のパターンに近づけるってことだね。


 まず、どうしても願望をかなえたい人は、それはそれとして思念しながら、そのほかに真理の(19)をしっかり記憶修習すべきである。そして、体系立った教義を入れ、それを固め、それに基づいて(20)の時間を増やすべきであると。
 では、(20)の時間を増やせば、どのような利益があるのだろうか。これにより、先程の事業のときにも話した(21)の増大が期待されると。
 この(21)の増大は何を意味するのかと。それは現象に対する深い理解であると。
 そしてそれにより、その願望成就のさせ方についても最も合理的で、かつカルマの法則に従う、そのような願望成就が成立するはずである。
 これによって、わたしたちはカルマを、つまり(22)を積むことなく、その願望成就が、次の新しい善へとつながる方向へと結び付くのである。


 従って、(23)――つまり心の原因、これを確定させると。そして、確定させたならば、次はその道筋をしっかりとチェックし固めると。そして、到達したならば、到達した段階から、さらに自分自身の初めに(24)した因を増大させるように努めると。
 これをなすならば、皆さんのすべての行為が、そしてすべての言葉が、そしてすべての心の働きが(25)にかなったものとなることでしょう。
 智慧を磨きなさい。智慧を磨くためには、聖なる八段階の実践、あるいは、聖なる六つの極限を徹底的に行なうべきである。