アレフ教学システム 問題D
第1章 6話

※(1)〜(25)に適切な言葉を入れてください。

 ということは、例えば憎しみ、あるいは愛情というものは、どうだ君たち。(1)なものだと思うか、絶対的なものだと思うか。ということは、この(1)なものに愛着をすること、これはわたしたちに(2)をもたらすと思うか、不(2)をもたらすと思うか。わかるね、言ってることは。
 そして、このわたしたちの愛着、あるいは憎悪、嫌悪、あるいは悲しみ、このような(3)から乗り越えていくこと、これが最も素晴らしい魂の(4)であると。
 なぜならば、もしわたしたちがそのような(5)というものを一つずつクリアしていくならば、――そのようなという意味は、わたしたちの心に浮いてくるいろんな(3)というものを、一つずつ越えていくことができるならば、あとはただ単にこの現象の世界において(6)と縁が生じ、ね、(6)と果だね、ごめんなさい、(6)と果が生じると。過去においてこうなったから今こうなっていると。過去にこのようにして、ね、(6)を生じさしたから、今このように(7)が生じているんだということ、それだけを見つめればいいわけだよね。わかるかな、言ってることは。


 そして、わたしたちが地獄に落ちるときのプロセスに入るよ、今からね。
 まず、背景にあるのは(8)であると。これはわかってるね。じゃあ、それはどういう(8)だろうかと。どうだ。どういう(8)だ。
 一つずつ自己の気に入らないものを落としていく(8)であると。わかるね。
 そうすると、最後は何が残るんだ? 最後は(9)しか残らない。わかるか。ということは、これは(10)という状態なんだよね。
 そして、(8)というのは、これは燃えているか、燃えていないか、心は。ということは、当然、心の働きによって世界は生じていくわけだから、炎熱の世界ということがいえるよね。わかるね、言ってることは。
 しかも、それは創造的なものであるか、(11)的なものであるかと。そうすると(11)的な炎熱の世界ということができると。
 ところが、阿修羅は、いいかな、(12)、しかしそれは自己を高めるための(12)本能なんだよ。


 ところが今度は(13)の修行者が、同じようにすべてからものを離れて見ようとすると。
 (13)というのは、あの、ヒナヤーナのことね、ね。
 そして、彼は(14)を滅却してるから、滅却してるからどうなる? (15)した状態、クールな状態が生じるよね。どうだ、わかるか。
 そうするとこれは、涅槃だよね。わかるかな、言ってることは。


 じゃあ、次にだ。もしわたしたちが、下劣な(16)だけを追求したら、ね、そして自己の(17)のために相手を平気で殺すような世界へと転生したら、どこへ行くだろうかと。どうだ。
 (18)の本性は生きるために食べる。あとは性欲を満足するためにセックスをし、そして子を作り……、でしょ。ほかに何かやってるかな。
 例えば真理の実践をするとか、例えばビラ配りをするとか、『マハーヤーナ』を読むとか。どうだ。しないよね。
 よって、(18)に生まれ変わる条件というのは目先の(16)、目先の喜びを求めると。いいかな、これは。


 そして、人と人、人に、ね、愛されたいと、あるいは魂に愛されたいと、人によってリラックスしたいと思う人、この人はどこの世界に生まれ変わるかな、ね。これが(19)の本性だ、ね。そして今見てきた地獄・餓鬼・動物・(19)の、ね、寿命というものは、ね、動物と(19)というのは、まあ一番(20)といわれていると。…(中略)…
 ところが、これはあの、生きる年数というものは(21)が一番(20)んだよ。なぜだかわかるか、これは。(22)な状態なんだね。
 なぜ(22)なのかというと、カルマが(21)状態なんだよ。(21)状態というのは、要するにプラスでもないマイナスでもない状態と、ね。
 ところが、餓鬼・地獄というのは完全な(23)の偏向があるんだね。だから安定なんだよ。
 ということは、安定なものと(22)なものでは寿命はどうだ? 安定なものの方が当然長いよね。これが、だから地獄・餓鬼・阿修羅・天界が長いといわれているゆえんなんだ。


 そして、最終的な(24)は、完全に徳優位の状態で(25)し切っていると。その人の持っているイメージそのものが現象化してる世界だと考えましょう。いいかな。