タターガタ・アビダンマ 第一誦品
3−2 問題C

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

◎三(a)
 では次は、わたしたちの(a)について説明をしよう。わたしたちの(a)は、胆汁、粘液、風の三つに分類することができる。
 粘液とは、例えば粘膜に付着している(1)であり、あるいは唾等である。そして胆汁とは、これは明らかに胆のうから出ている消化剤である胆汁である。そして、風とはわたしたちの(2)本の(b)をかけ巡っているエネルギーを指すのである。
 これらの粘液、胆汁、風は、これは、(3)、ラジャス、サットヴァと関係しているのである。

1、 @ギラギラしたもの Aどろどろしたもの B詰まり C汚れ
2、 @八万四千 A十六 B百八 C七万二千
3、 @サットヴァ Aラジャス Bタマス C三グナ


◎(4)
 つまり、(4)質が強くなると当然わたしたちの(c)が(5)され、そして粘りが強くなるがゆえに(d)が動かなくなる。それにより病にかかると。例えば例を挙げるならば、知覚鈍麻だとか、あるいは健忘だとか、あるいは動きそのものが(6)だとかいうことである。

4、 @粘液 A胆汁 B風 C湿
5、 @加熱 A昇華 B強化 C凍結
6、 @スピーディー A鮮やか Bスローモー C激しい


◎胆汁
 そして、この第二番目の胆汁体質は、これは(e)と関係があり、わたしたちを活発に動かす力である。しかし、この粘液と胆汁の(7)が狂うと当然活発化はするわけだが、その火の影響によってわたしたちの(8)を焦がしてしまう。例えば、熱の病などが、あるいは炎症などがこの胆汁の障害によって起きると考えられている。

7、 @比重 A量 B差 Cバランス
8、 @身体 A法身 B変化身 C報身


◎風
 そして、三番目は(f)と関係する風の働きである。この風は、わたしたちの(g)を動かすエネルギーであるともいわれている。この風の働きが(9)されると、わたしたちの(10)は低下し、頭痛、吐き気、あるいは(11)等にさいなまれなければならないのである。
 なぜ風の働きが乱れると(11)が出てくるのかと。それは、これを考えてほしい。ここに一本のホースがあったとして、そのホースの一部分を締めつけたと。すると、水を流したとしてもその締めつけられている部分を通るとき、ものすごく大きな(h)があるはずである。この(h)こそが(11)の根本なのである。

9、 @増加 A止滅 B阻害 C昇華
10、 @智慧 A意識 B功徳 Cエネルギー
11、 @湿疹 A痛み B発熱 C悪寒


◎(12)
 そして、これが(12)である。(12)とは、エネルギーの(13)によって起きる様々な(i)のことである。

12、 @ルン・トラブル A死 B老い C病
13、 @障害 A増大 B現象化 C浄化


◎風邪
 これはどういうことかというと、まず風邪とは、例えば(j)に当たると風邪をひくだとか、例えば(j)に当たると(14)を起こす等なのである。
 そして、この風邪は、(j)の働きによって神経等に痛みが出る場合、あるいは(15)の障害等を指す場合もある。

14、 @発熱 Aめまい B脱水 C寒気
15、 @異常 A発熱 B悪寒 Cエネルギー