タターガタ・アビダンマ 第一誦品
2−4 問題C

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

◎(1)
 (1)とは、わたしたちが死に、そして中間状態を通過し、(2)に入るまでの、あるいは天界や地獄の(a)を得るまでの状態をいう。つまり、生まれ変わりの状態を(1)という言葉で表わしているのである。

1、 @輪廻 A転生 B中間状態 Cバルドー
2、 @子宮 A愛欲界 B出生の準備 Cバルドー


◎四つの(b)の仕方
 この(b)の仕方には四つあり、第一は(3)による発生、これは皆さんもご存じのとおり、例えば鶏、アヒル等の鳥類、あるいは爬虫類などがこれに属している。
 第二は胎生である。胎生は、これは(c)などがそれに属しており、子宮に(4)するのである。そして、この子宮に(4)するものは、動物、(c)、低級霊域、そして意識堕落天がこれに属している。
 それから、第三番目は(d)による発生である。この(d)による発生は、昆虫その他がそれに属しているといわれている。
 そして、第四番目が奇跡的な発生である。これは(e)の一部や、あるいは戯れ堕落天などがこれに属する。ちなみに、戯れ堕落天は(5)から生まれるのである。
 (6)にはこのようにうたわれているが、わたしは実際経験から、(7)から死後抜け出した魂は、そのまま天界へ至り、天界の神として生活するように思われる。

3、 @卵 A光 B音 C神通
4、 @落下 A変化 B上昇 C転生
5、 @光 A虚空 B蓮華の花 C菩提樹
6、 @聖書 A経典 B預言書 C教科書
7、 @サハスラーラ・チァクラ Aマニプーラ・チァクラ Bヴィシュッダ・チァクラ C肉体


◎バルドー
 次はバルドーである。
 バルドーとは(f)を意味している。例えば、(8)というのは今日から明日までの(f)であり、例えばサマディというのは、サマディに入る前からサマディから出た後までの(f)を指し、そして死というのは、(9)から(10)までの(f)を指す。これをバルドーというのである。

8、 @気絶状態 A一日 B夢 C無
9、 @今生の終わり A来世の始まり B昨日 C一週間後
10、 @今生の終わり A来世の始まり B昨日 C一週間後


◎(11)のバルドー
 そして、この次に来るバルドーが上位形状界の(11)のバルドーである。このバルドーは、わたしたちが死の前の生においてどれだけの真理の(12)をなしたか、特にこれは上座部の教えを(12)したかということがポイントになってくる。上座部の教えとは何かというと、これは(g)のことである。
 では、キリスト教、その他の宗教を(12)した人はこの上位形状界の平和のバルドーを経験できないのかというとそうではない。この上座部の教えの一部は、当然キリスト教やあるいはユダヤ教、イスラム教等にも存在しているから、その人がどれだけ真面目に、例えば(h)を守ったかだとか、あるいはどれだけ真理にかなった教えを(12)したかによって決まってくるのである。これは約(13)続く。

11、 @恐怖の神々 A人間界 B平和の神々 C地獄
12、 @流布 A勉強 B修行 C実践
13、 @三日 A十日 B一週間 C二週間


◎(i)
 ところで、これらの(14)において、絶対に知っておかなければならない言葉がある。それは、(i)である。では、この(i)とは何であろうか。
 この(i)とは、日本の一般的な意味合いでは悪い行為、悪い結果を指すが、実際はそうではない。(i)とは、いいも悪いもなく、因がその(15)を満たした段階で結果を招くということを意味しているのである。例えば、善因は(j)として喜びを受け、悪因は(j)として苦しみを受ける。善因でも悪因でもないものは、善でも悪でもない(j)を受ける。これが(i)であり、(i)の法則なのである。

14、 @生まれ変わり A法則 B欲六界 C生活
15、 @欲求 A条件 Bカルマ C願望