タターガタ・アビダンマ 第一誦品
1−4 問題C

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

◎形状-容姿
 この第一番目の形状-容姿というのは、わたしたちの(1)を表わしている。そして、わたしたちの(2)がいかに綺麗な(2)であるかが、わたしたちの形状-容姿の(a)を決めるといわれている。

1、 @肉体 A姿形 Bアストラル C変化身
2、 @行為 A心の働き B言葉 Cカルマ


◎(b)
 第二番目の(b)は、これは強い(b)、弱い(b)、全く(b)がない状態の三つに分類することができる。
 ここでなぜ、フィーリングのいい状態、フィーリングの悪い状態、つまり(b)のいい状態、(b)の悪い状態が取り上げられていないのかというと、(b)は元来(3)は存在しない。これは、(4)だけなのである。
 そして、例えばわたしたちが(b)を強く求めようとすればするほど、いい(b)を強く求めようとすればするほど、必ず悪い(b)、嫌な(b)も強く感じなければならない仕組みになっているわけである。
 それはちょうど、大きな波と小さな波を考えていただきたい。大きな波は、その波の高い部分がある代わりに逆に低い部分が存在する。(b)もこれと同じなのである。そして、(5)は、この波を少しずつ平坦にしていき、最後は真っすぐな一本の線にする。つまり、いっさいの(b)を捨断できる状態をつくっていくわけである。これによって、(c)が捨断されるのである。

3、 @良い悪い A微細か粗雑か B豪華か質素か C鋭いか鋭くないか
4、 @良い悪い A微細か粗雑か B豪華か質素か C鋭いか鋭くないか
5、 @極限の布施 A忍辱精進 B真理の実践 C限界のワーク


◎表象
 第三番目が表象、(d)である。これは、わたしたちがいろいろなものを(d)する。その(d)することによって内在する(e)、これが三番目の表象である。
 そして、これはダイレクトに(f)の影響を受けるといわれている。(f)の影響を受けるとはどういうことかというと、例えばわたしたちは日々の生活において、(f)にいろいろな(6)を生起させる。しかし、その(6)のすべてを実践するわけではない。ところが、この表象にはそのすべてが(7)されるのである。
 そして、この(d)の世界は形状界の世界と通じており、わたしたちが(f)において偉大なる(f)を実践するならば、十七上位形状界のどこかへ転生することができるし、あるいは、悪い、不徳の(d)を、不徳の(f)を訓練するならば、わたしたちは、(8)の低い世界へと生まれ変わらなければならないのである。

6、 @邪悪心 A想念 B闘争心 C慢
7、 @昇華 A変換 B投影 C集約
8、 @愛欲界 A三悪趣 B人間界 C動物界


◎(g)
 そして第五番目は(g)である。この(g)作用がもしなければ、わたしたちはこの愛欲の世界へと転生することはない。
 では、一体この(g)とは何かというと、対象に対して、これはいいとか、これは悪いとか、これは美しいとか、これは醜いとかいったような(9)の背景となっているものである。つまり、四番目の(h)は(10)にダイレクトに影響を与え、五番目の(g)はわたしたちの(9)にダイレクトな影響を与えるわけである。
 そして、これらの(11)をすべて浄化し、捨断したならば、当然わたしたちがこの愛欲の世界に、あるいは他の世界へ生まれ変わることはないのである。

9、 @心の働き Aカルマ B身・口・意の働き C判断
10、 @カルマ A判断 B身の行ない C行動
11、 @五つの要素 A身・口・意の働き B心の働き Cカルマ


◎(i)の(12)――光天
 第二番目は、偉大な(i)の天界、ここには三つある。下から順に、光愛欲神天、かすかな光の愛欲神天、無量光愛欲神天の三つである。
 この(i)の三つの天界の特徴は、この世界からは、まず(13)ないということである。魂が(14)することはあったとしても、この世界が(13)るということは存在しない。しかし、その前の慈愛によって形成された四つの(12)の天界、つまり、神聖衆愛欲神天、神聖代議愛欲神天、神聖臣天、(15)は、これは(j)の終わり、つまり還元期には(13)るのである。

12、 @上位形状界 A現象界 B中位形状界 C下位形状界
13、 @落ち A壊れ B消え C生まれ
14、 @落下 A解脱 B転生 C上昇
15、 @創造満足天 A三十三天 B支配流転双生児天 C大神聖天