タターガタ・アビダンマ 第一誦品
1−2 問題C
※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。
第一番目の(1)、これはだいたいにおいて、神を信奉する国、一国一国に一人ずつの担当の神が存在している。その担当の神が、この(1)の中に統括されるのである。(1)は、(a)に対して崇拝している国をしっかりと守る働きがあるのである。
第二番目が統治変化自在天空天である。ここの中心的神は(b)であり、つまり龍であり、これは(2)その他を担当している。…(中略)…
そして、第四番目の守庶民外傷天の侍神は、(3)である。この(3)は、(c)を積む魂を食べてしまうのである。
これが四大王天、つまり第一天界の内容である。
1、 @戯忘天 A三十三天 B堅固王国天 C意識堕落天
2、 @音楽 A天候 B転生 C健康
3、 @人食い鬼神 Aガンダッバ Bクンバンダ C妖精
◎三十三天
次は三十三天である。この第二天界に属する三十三天は、中央の(d)と、そして四方に八神ずつ配置し、つまり四×八=三十二の神々の、計三十三の神々で構成されている。
そして、第一天界は、(4)の裾野で生活し、第二天界は(4)の頂上で生活しているのである。なぜ彼らの住んでいる山を(4)というのかというと、この山は宇宙の創造のときでき、そして宇宙の破壊のとき完全に灰になるまで、決して壊れることがないから(4)というのである。
ここで、(d)について少し説明しよう。(d)は、愛欲天界の王といわれている。彼は智慧に長け、そして耐える力が優れている。
この三十三天界と(5)とは絶えず闘争を繰り返し、(6)を競い合っているのである。もちろん、若干(7)この三十三天の方が(5)に比べて勝率が高いことはいうまでもない。
4、 @完全無欠山 A富士山 Bシナイ山 Cヒマラヤ
5、 @支配流転双生児天 A除冷淡天 B創造満足天 C意識堕落天
6、 @学力 A勝敗 B優劣 C力
7、 @知性の高い A徳の高い B容姿の優れた C裕福な
◎(8)
次は、第三天界の説明に入ろう。第三天界の神の名前は、(8)といわれている。この(8)は人間界を含め、自分たちの下の世界、つまり有能神の世界までの(e)を司っているのである。
日本でいわれている閻魔大王は、この(8)の「優れた(8)子」なのである。彼らは、魂の(9)の量を量り、そして次の生を決定するのである。
そして、彼らには(10)がついている。(10)とは何かというと、(8)の意向により、激苦地獄へ魂を連れて行ったり、あるいは(f)の世界へ突き落としたりしている魂のことである。
8、 @支配流転双生児天 A除冷淡天 B創造満足天 C意識堕落天
9、 @功徳 A善業と悪業 B財産 C食事
10、 @獄卒 A守護神 Bグル C奴隷
◎(11)
第四天界、ここは(11)である。つまりこの世界へ転生するためには、煩悩は有していても、(g)が存在しなければ転生しないのである。そして、あの偉大な(h)をサキャ神賢に対してなした(12)も、この(11)へと転生したのである。第三天界の支配流転双生児天までは、(13)があっても徳があれば転生することができた。しかし、いくら徳があっても(13)が存在していれば、この(11)には転生しないのである。
11、 @支配流転双生児天 A除冷淡天 B創造満足天 C意識堕落天
12、 @ガティーカーラ Aアヌルッダ Bアナータピンディカ長者 Cミラレーパ
13、 @冷淡さ A慢 B性欲 C情
◎(i)
そして、ここまでが愛欲界である。そして、この愛欲界の王、彼こそは(i)(破滅天)と呼ばれる。この(i)とは、日本語で訳すると悪魔である。つまり、この(i)はすべての(14)を持ち、そして、だれもまねのできない大いなる欲望を持ち、それを満足させ、欲望を完成させることを魂に与えることによって、その魂たちを(j)する魂なのである。そして、この(i)に打ち勝たない限り、(15)へ没入することはできないのである。
14、 @物質 A煩悩 B神通 C功徳
15、 @神聖世界 A真我の独存位 B非形状界 C現象界