アレフ教学システム 問題C
第7章 17話
※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。
次に人間が悩まなければならない問題点は、もともとこの粗雑な(1)というものは死ぬものであると。従って、この(1)を有する人間関係のすべては、死を前提に生きているわけだから、(a)、つまり(a)れることを原則としているわけだから、(2)が強ければ強いほど(3)は生じるんだという理解のもとに、その(2)の捨断に努める生き方を行なうのか、あるいはそうではなく、それも何となく頭の中でわかってはいるのだけども、その(2)から(a)れることができず苦しまなければならないのか、の二つの選択肢の中の(a)(2)を選ぶプロセス。一般的に、この四番目の段階において(b)が存在する。
そして、まだこの(a)愛着の問題を解決するということは、(4)のプロセスであり、そしてまた仙道のプロセスであるということができる。この(4)のプロセス、あるいは仙道のプロセス等の修行に入って、そして外的な魔に対して、あるいは内側の魔に対して全く頓着せず(5)へと至る。
1、 @感覚 A法則 B心 C肉体
2、 @貪り A煩悩 Bエゴ C愛著
3、 @苦しみ A捨断 B嫌悪 C証智
4、 @マハーヤーナ A悟り Bヒナヤーナ C解脱
5、 @最終解脱 Aマハー・ニルヴァーナ B離解脱 C阿羅漢
従って、修行の原則というのは、(6)行なう(7)を第一とし、また今の自分のステージに対して「まだまだである」と、「次の段階があるんだ」と考える(8)、これを基本とすると説くのは、もしそれらの心の持ち方によって修行しないとするならば、わたしたちの目の前から真理というものは、あるいは次のステップというものは、全く見えなくなることを表わしているのである。
もともとわたしたちのナーディーの数というものは七万二千本存在する。この七万二千本のナーディーが、最終的には三本になり、そして体全体を(c)が覆うようになる。この(c)が覆うようになるとは何かというと、七万二千本すべてにプラーナが満ちるがゆえに、そのプラーナの流れが小さな道ではなく、(d)の塊として体全体を、その中心を上昇するようになるのである。
そして最終的には、この(9)を対象に認識させるとき、そのプラーナの働きによっていろいろな形に認識させ得るような状況が生じる。
6、 @肯定的に A喜びに満ちて B無心に C淡々と
7、 @態度 Aまじめさ B冷淡さ C強さ
8、 @傲慢さ A誠実さ B謙虚さ C卑下
9、 @意識の変化 A肉体の形 B形状-容姿 Cナーディーの詰まり
つまり、わたしたちがこの現実に完全にどっぷり漬かり、そして押し流されてしまうのではなく、現実に立脚し、そして(e)は(e)として認識し、今生きている環境を(10)と変えてしまうと。
では、どのようにして(10)と変えるのかと。それは(11)によって(10)と変えることが原則となる。
では、基本的には何から始めればいいのかと。これは、四つの記憶修習述、および、人間として生きていることそのものが衆生を済度するための実践であると考える、つまり(f)の実践。
この二つを土台として、もし皆さんが生きることができるならば、皆さんは人間として生まれた価値というものを、普通の人に比べて十万倍、百万倍、一億倍、あるいはそれ以上の価値として生きることができるはずである。
10、 @修行の場 A供養の場 B思索の場 C精進の場
11、 @法則 A供養 B変容 C努力
四つの記憶修習述というのは、皆さんもよく知ってのとおり、この肉体の無常性、あるいは肉体の(12)等を観察すること。
(g)の喜びに集中するのではなく(g)の苦しみに集中することにより、喜びと苦しみの調和を保つこと。
そして自己の(h)の変化だけではなく他人の(h)の変化を観察することにより、(h)と呼ばれるもの、つまり情報から来る自分自身の(h)の変化、これから解放されること。
そして第四番目は、これが真実なんだ、つまりこの人間世界を形成しているいろいろな観念から解放されること。つまり法則は(13)である、法則には実体がないんだということ、ここから解放されること。
この四つの記憶修習のために人間世界に生きているとするならば、それは素晴らしい解脱・悟りを得ることとなる。
12、 @限界 A歓喜 B空性 C不浄性
13、 @非我 A幻影 B絶対 C無我
では、それはなぜであろうかと考えると、大変よく理解できるということができる。つまり、わたしたちの、例えば身体に七万二千本のナーディーが存在すると。七万二千本のナーディーの中の、最終的には(i)気道へとプラーナを導き入れたいと。
そしてこの七万二千本のナーディーは、それぞれの(14)によってプラーナが動いていると。とするならば、(i)管にプラーナを入れるためには、これとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれのプラーナの流れを(15)する必要があると。――プラーナの(15)というのは、まさに意識において枠組みを設けることとなると。
そして(i)管にプラーナが流れ込むことだけを肯定するとするならば、それは(j)によって制御するしか方法がないわけである。このような形で、規制、つまり(j)というものが存在する。
14、 @観念 Aけがれ B煩悩 C行
15、 @拡大 A解放 B阻害 C減少