アレフ教学システム 問題C
第6章 21話
※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。
在家修行の場合、特にこの(1)というものは、大きな力を発揮します。これは『大完全煩悩破壊経』にも説かれていますが、いかに多くの罪を有したとしても、この(1)を(2)することによって、(a)への道が開けると説かれています。
それはどういうことでしょうか。これは、この舎利、真理勝者サキャ神賢の舎利から発される、偉大なサットヴァの光によって、わたしたちの(3)が完全に、まず洗い出されると。
そしてその洗い出された結果として、わたしたちはそのカルマの清算をこの人間の生で行なうことができると。そしてそれによって、わたしたちは(a)界へ至ることができるんだという教えです。
1、 @ストゥーパ A曲刀 B布施 C仏舎利
2、 @修習 A供養 B礼拝 C祈願
3、 @悪業 A身・口・意 Bけがれ Cデータ
では、出家修行においては、どのような実践がなされなければならないのでしょうか。
原則としては、(4)の体系というふうにいわれていますが、実際にはこの(4)が同時に行なわれるわけではありません。
まず第一番目に来るのは、(b)あるいは五力と呼ばれる実践が来ます。
そして、その段階の中間段階において、四つの念処――つまり、今オウム真理教では「(5)」と訳していますが――(5)、それから二正勤(c)の実践に入ります。
そして(6)の実践に入ります。この(6)の最終段階において、四つの(d)と、それから聖なる八支の道の両方の実践が行なわれます。
これはまさに、初めに信を持ち、そして(e)の浄化を行ない、つまり捨断の瞑想を行ない、そののちに善法を増大させ、神としての具足を行ない、そして大乗の(7)としての実践をし、輪廻を超越するという教えにほかなりません。
4、 @三十七道品 A四預流支 B十二縁起の法 C四諦八正道
5、 @四つの記憶修習 A四つの正しい努力 B四つの絶対の真理 C四つの如意の基礎
6、 @十二縁起の法 A七覚支 B五つの障害 C五妙欲
7、 @修行者 Aボーディサットヴァ B道 C救世主
スリランカにおいて、(8)という言葉はあまりいい意味合いを持ちません。
それはある意味で正しいと思われます。つまり真の(8)とは、完全に(9)の境地に達したのち、つまり(10)を破壊したのちに、新しい自分自身、つまりすべての魂を(11)ための自分自身をつくり上げていくこと、これが本来は真の(8)でなければなりません。
つまり、普通の人がこの(8)の道へ入るためには、相当に長い年数、例えば四アサンキャ十万カルパぐらいの時代が必要になるわけです。
しかし例えば、日本からスリランカに伝わった、(8)と呼ばれる教えは、「いきなり、(10)を有した状態で、(8)の実践ができる」と説きます。これは明らかに過ちです。
8、 @小乗 A菩薩 B独覚 C大乗
9、 @悟り A滅尽 B涅槃 C解脱
10、 @煩悩 Aカルマ Bエゴ C五蘊
11、 @向上させる A利する B出家させる C修行させる
しかし、すべてが自由であるとしたらどうでしょうか。しかも、(f)そのものが、すべての世界を(12)ているとしたらどうでしょうか。しかも、(f)そのものが、時を完全に(12)ているとしたらどうなるでしょうか。
つまり、(13)にまたがり、完全に(f)がその全体を(12)ているとしたら、どうなるでしょうか。
これが、例えばテーラヴァーダの経典で、ケーマー・ビックニーや、あるいはマハーモッガッラーナ・ビックが、サキャ神賢について、あるいは実際サキャ神賢そのものが自分の状態についてお説きになった経典の答えなのです。
つまり、完全にすべての(f)が(12)た場合、そのすべてに魂は存在しているということになります。しかし、固定的な形を取りませんから、すべてに存在していないと言うこともできます。
これは逆の言い方をすれば、すべてに存在していることを(g)し、存在していないことを(g)するということにつながるのです。
12、 @照らし A隠し B広まっ C覆っ
13、 @現象界 A欲六界 B過去・現在・未来 C未来永劫
それは、修行の過程において、わたしたちの(h)の詰まりというものが一つ一つ解放されると、わたしたちの(i)は拡大に向かいます。そして、自分の本質そのものはこの(j)ではないことに気付きます。
初めは室内の認知、そして家の中のすべての認知、それから周りのエリアの認知等々に広がり、そして徐々に徐々にこの地球全体の認知、(14)の認知へと移行していくのです。
すると、この(15)をしている弟子にとって、自分自身のグルであるサキャ神賢が、いかに偉大な魂であるかということについては、よく理解できるはずです。
14、 @太陽系 A宇宙 B銀河系 C現象界
15、 @修行 A瞑想 B経験 C懺悔