アレフ教学システム 問題C
第6章 19話
※(1)~(15)には記号を入れ、(a)~(j)には適切な言葉を入れてください。
そうすると当然その上昇に伴って、わたしたちは、ダルドリー・シッディが生じるはずである。これどうだ。つまり、(a)の浄化の結果として、ダルドリー・シッディという結果が出てくるはずである。そうだね。
第二の段階では、プラーナが、スシュムナー、イダー、ピンガラーという三つの気道を通り、アージュニァー・チァクラへ抜けていくわけだが、このときに(1)の体験をするよね。どうだ。そしてその、アージュニァーからも抜けなくなったプラーナは、ブラフマランドラへと入り、ね、そして、(2)が起きると。そして、光の没入が起きるという第二段階が生じる。だろ?
そして第三段階は、完全に中央管が、その(2)によって、あるいは光の道によって浄化されるから、その段階でわたしたちの(3)は、頭上から抜け出すことになる。そうだね。
そして、第四段階は、完全にサハスラーラ・チァクラが(4)状態に至ると、わたしたちの意識は、コーザルへと没入すると。
1、 ①フラッシュ ②意識の連続 ③化身 ④意識の分裂
2、 ①悦 ②サマディ ③マノーマニー状態 ④ツァンダリー
3、 ①真我 ②化身 ③エネルギー ④クンダリニー
4、 ①崩壊した ②拡大された ③消滅した ④解放された
この四つの段階が通過し終わると、(b)へと到達する。(b)の意識状態は先程述べたとおり、(5)に属してるから、意識は(c)していると。もちろんこの人が、意図的にアストラルのけがれや、現象界のけがれを(6)、喜貪したとするならば、そこから落下するだろうが、もし喜貪しなければ、(c)した意識の状態が経験できるはずである。
5、 ①コーザル ②アストラル ③現象界 ④三界
6、 ①貪り ②喜び ③楽しみ ④苦しみ
つまり、(d)とは「これ以上の世界へ(7)することのできない魂」と。「最高の世界へ(7)することのできる魂」ということになるよね、どうだ。
そのためには、必要なことは、まず、(8)によって三界の構成をしっかりと理解するだけではなく、すべての法則の原因と条件と結果と、それを理解しなきゃなんないと。そうだね。
それからもう一つは、その(8)によって、一般的に悪業と見えるものを善業に変えたり、あるいは、一般的に善業に見えるもので悪業であるものに対しては近寄らなかったりするわけだ。そうだね。
これをなすことによってその人は、善に満ちあふれ、徳に満ちあふれ、そして心は(9)にとどまり、――(9)にとどまるということは、徳を減らさないと。その上に最高の法則の実践を行なうわけだから、どうだ君たち、これ以上の魂は存在すると思うか? しないよね。
7、 ①転生 ②上向 ③出生 ④没入
8、 ①神通 ②智慧 ③ダルマ ④思索
9、 ①ニルヴァーナ ②コーザル ③寂静の境地 ④三昧
では、この(e)を完全に理解した者という意味合いと、最上正覚とは同じではないかという疑問が出てくるかもしれない。ここで、(10)へ到達すると、最上正覚者と違い、一つ一つの(e)について完全に経験・吟味・(11)、これを繰り返すことができるのである。
10、 ①到達光士 ②智徳成就者 ③無上士 ④世間解
11、 ①実践 ②熟考 ③思索 ④修習
この段階でわたしたちは、いかなる世界のいかなる魂に対しても、完全な法則によって(12)することができるようになる。しかし、もちろんそれは、因・条件という二つのものが必要となる。
真理勝者であられたサキャ神賢も「(f)なき衆生は度し難し」、つまり、(f)なき衆生は救済できないんだと言ってらっしゃる。ここで“(f)なき衆生”というのは、例えば、会話のできない、あるいは会話したとしても、こちらの言うことを理解できないような相手は(12)できないと。しかし、それ以外の(f)ある衆生に対して法則を説き明かし、その衆生を必ず(13)へと至らしめると。その条件を整えたと。そして、救済者としての条件を完全に整えた状態、これが七番目の(g)なのである。
12、 ①誘導 ②調御 ③コントロール ④支配
13、 ①神聖世界 ②高い世界 ③神々 ④解脱・悟り
そしてわたしたちは、九番目に、(h)へと至ると。
この(h)といわれる段階、この段階は、一般でいう仏陀という言葉とは同義と考えない方がよろしい。なぜなら今までは、北伝系、あるいは、特に、まあチベット仏教においてもそうだが、この仏陀を(14)と同義語的なとらえ方をしているから、ここでいう仏陀は、(h)は、その段階ではなく、“(i)の存在はあるが、個としては最高の(15)を内側に内在し、しかも(15)を完全に理解し、説き明かし、多くの衆生を済度できることの、済度することのできる魂である”という認識をすべきである。
では、(j)とどう違うんだと。(j)との違いは、一言で言うならば、一発目に、つまり、まず第一に解脱をし、救済した人であるかどうかの違いであると。
14、 ①真理勝者 ②シヴァ大神 ③独覚 ④到達真智運命魂
15、 ①善業 ②法則 ③真理 ④功徳