アレフ教学システム 問題C
第6章 17話

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

 まず、わたしたちは(a)によって輪廻を繰り返しています。つまり「わたしたちが生まれてきている理由はなぜだ。何のために生まれてきてるんだ?」という質問に対しては、それはわたしたちが(a)があるからであると答えるのが、最も仏教的答えになるといえるでしょう。
 その(a)を(1)させてるうちに、その(a)は止めどなく、どれだけ(1)させたとしても、それを最終的に満喫することは(2)である、という結論に達する魂が存在するようになります。この魂は、その(1)できない原因はどこにあるのかと。そして、(1)できないがゆえに生じる苦しみはなぜだ、ということの追究を始めるようになります。

1、 @成就 A喜貪 B満足 C体験
2、 @利益 A不可能 B苦悩 C困難


 では、第四番目のカテゴリー、それは何だと。それは、わたしたちの(b)の蓄積であると。つまりわたしたちは、瞬間瞬間に言葉・行為、そして心の働きの三つを積み上げ続けているわけです。そして、それは(3)として蓄積されます。これが第四番目のカテゴリーであると。
 では、第五番目のカテゴリーは何であるかと。それは(4)であると。つまり、(b)した結果として、これは良かったとか悪かったとか、あるいはこれはおいしかったとかおいしくなかったとか、あるいはこれは苦しかったとか幸せだったとかいう(4)。

3、 @光 Aフロッピー B行 Cデータ
4、 @表象 A識別 B感覚 C法則


 では、それを取り払ったら何が残るんだろうと。それはわたしたちの本質的な我である、アッタ、これはサンスクリット語では(c)といわれている真我がそこに存在するのです。この真我は、この世界つまり物質的な世界や、あるいは形状のみによって存在している世界、あるいは(d)のみによって存在してる世界、これを(5)したときに初めて、わたしたちに現われ出る本質的には(6)、本質的には光の身体です。そしてその身体は、すべての要素をその内側に内在しています。

5、 @捨断 A止滅 B超越 C体験
6、 @色 Aデータ B空 C無


 ところで、これらに到達するためには、何をどのように行なうのかというと、まず第一番目に、わたしたちの(7)に対する観察を徹底的に行なわなきゃなりません。このアプローチの仕方は仏教的方法とヨーガ的方法とでは異なります。
 仏教的方法は(8)、つまり正しい観察を基本の瞑想課題とします。ヨーガ的方法は(e)の昇華、つまり(e)を上に上げること、および(e)を強めることに本質的な修行の課題を持っていきます。

7、 @身体 A行為 B心 C言葉
8、 @寂止 A正見 B正観 C証智


 第二番目は、いろいろな神秘的なものが存在する、しないという(f)を払うための修行に入ります。このときの修行課題は、現実の価値よりも瞑想によって得る価値の方が(9)である、ということを悟るための修行に入るわけです。
 そして、この二つが捨断できた段階で、第三番目、この日本ではよく餓鬼道といわれていますが、(10)の捨断へと入っていくわけです。ここでわたしたちは、(10)に入るための過去においてなしてきた誓いや戒律の懺悔を行ない、それによってピュリファイされた意識状態で次の段階へ至るわけです。

9、 @崇高 A真理 B貴重 C俗悪
10、 @三悪趣  A地獄 B低級の霊域 C下位アストラル


 そして最終的には、仏教的用語を使うならば無明、正しく翻訳するならば(g)、つまり自己の(11)の枠組みに対する挑戦を行ない、その自己の枠組みを完全に(12)した者、これを(h)の勝利者、(h)勝者、タターガタと呼ぶわけです。そしてこの段階に入ると、まさにわたしたちには六つの神秘的な力が宿ります。

11、 @煩悩 Aエゴ B観念 C価値観
12、 @止滅 A減少 B破壊 C停止


 そして第六番目は、この世の中の構成の要素のすべてを理解し、本質的に(i)であるということを悟り、その(i)はどのようにして(13)するのか、苦しみはどのようにして(13)するのか、(14)はどのように(13)するのかを理解し、その(14)の(15)と苦しみの(15)、そして(14)の(15)に至る道と、苦しみの(15)に至る道を理解できると。ここでいう理解とは、頭の中で理解するのではなく、体験的・視覚的・聴覚的・嗅覚的・味覚的・触覚的、そして意識において理解できるようになります。
 これらの六つのスーパーナチュラルパワーを身に付け、それによってすべてを知ると。これがわたしたちに約束された、わたしたち修行者に約束された聖なる道、これはパーリ語では(j)の道といっていますが、聖なる(j)の道です。

13、 @滅尽 A放棄 B捨断 C生起
14、 @カルマ A嫌悪 B欲求 C煩悩
15、 @滅尽 A放棄 B捨断 C生起