アレフ教学システム 問題C
第6章 12話
※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。
わたしたちは、(a)の構成を受けています。(a)の構成とは何かというと、過去において(a)したもの、これにとらわれ、そしてそこから抜け出せないという状態です。
わたしたちが自分より優れた者を(1)するとき、わたしたちの心はその(1)した人たちと(2)なりたいという意識が生じます。
しかし逆に、自分より優れた者に対する(3)は、わたしたちの(b)を阻害します。つまり、(3)は、その自分より優れた者の方向へ道筋をつくるのではなく、反対側の方向へ道筋をつくるのです。
1、 @崇拝 A理解 B称賛 C批判
2、 @同じように A同意するように B違うように C法友に
3、 @反抗心 Aあこがれ B警戒心 C嫉妬心
まず第一段階は、わたしたちがこの粗雑な(c)を有することに対して、喜びを持たなくするための瞑想である。
つまり、この(c)に対する(4)、この(c)があってこそわたしたちは生きてるんだと。わたしたちは、この(c)によって生命活動を行なっているんだという(4)が、わたしたちの別の(c)である(5)を経験させることを阻害したり、あるいは遅らしたりすると。従って、この(c)は捨断しなければならない。
では、どのように捨断すべきものなのかと。つまり、これは(d)の産物であると。そして、これは無常であると。つまり、生まれ、老い、死んでいくと。そして、病にかかるべきものであると。
4、 @執着 A観察 B誤った見解 Cとらわれ
5、 @サマディ A五法身 B神足通 Cニルマーナカーヤ
修行のやり方には、二つの方法があります。
この修行のやり方の二つとは何かというと、一つはこの(6)の世界を流転する、しかし、その(6)の世界において目的が生じた場合、その目的を達成するために行なう修行と。
それからもう一つは、そうではなく、自分自身を完全に(7)しまうと。それは、改造ではなく、(e)、つまり新しく生まれ変わらせるための方法の、二つの修行法があります。
6、 @形状 A非形状 B愛欲 C神々
7、 @作り変えて A消滅させて B煩悩破壊させて C証智して
では次。上位に結び付ける五つのきずなの第二番目、(f)に対するとらわれと。
この(f)に対するとらわれは、イコール、(g)に対するとらわれ、ということができる。…(中略)…
つまり、(g)の本質、(f)の本質は(8)である。これは例えば、ある人は、ある(g)の状態を一年間持ち続けるかもしれない。ある人は瞬間かもしれない。ある人は十年間かもしれない。
しかし、一日であろうと、一年であろうと、十年であろうと、必ず(g)は(9)すると。
偉大な聖者、(10)も同じことを説いていらっしゃる。つまり、今善き(g)であるとしても、未来において善き(g)であるかわからないと。あるいは、今悪しき(g)であるとしても、未来において悪しき(g)であるかわからないと。これが(f)の本質である。
従って、わたしたちがそのようなものにとらわれず、その(g)の本質の(8)性を理解することができるなら、わたしたちは完全に(11)から解放されることとなる。
8、 @空性 A透明 B有限 C無常
9、 @増大 A成長 B変化 C解脱
10、 @イエス・キリスト Aサーリプッタ Bマホメット Cパンチェン・ラマ
11、 @苦しみ A現世 B輪廻 C三悪趣
この(12)とは、別名“(h)”ということができる。(h)とはどういうことかと。
例えば現代物理学においては、特殊相対性理論や一般相対性理論、あるいは量子力学における、例えばカオスの原理というか、こういうものをもって最高としていると。しかし、実際これらは一つの枠組みにすぎないと。例えば、ある宗派においては神聖天を最高としてると。しかし、これらは一つの枠組みにすぎないと。
つまり、この(12)とは何を表わすかというと、それぞれが持ち合わせている、過去から現在までなしてきた経験の最大(i)を表わしていると。最大(i)とは何かというと、これ以上取り得ることのない範疇を表わしてると。
しかし、よく考えてみるならば、その最大(i)は、例えばここにA、B、Cという三人がいたとして、その三人の(i)が違うと。そして、最終的にはこの(i)を取っ払ってこそ、この(i)を無限大に(13)てこそ、わたしたちは最終の(j)、そして、(14)へと入るのである。
従って、「わたしはこうなのよ」、あるいは「考え方としてこれが最高なのよ」というような考え方の枠組み、これを取っ払う、これこそが(12)の(15)なのである。
12、 @自と他の区別 A識別 B嫌悪 C非神秘力
13、 @弛緩させ A微細にし B拡大し C膨張させ
14、 @超越童子天 A煩悩破壊 Bマハー・ボーディ・ニルヴァーナ C認知経験滅尽
15、 @超越 A獲得 B止滅 C覚醒