アレフ教学システム 問題C
第6章 8話
※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。
この南伝系仏教と北伝系仏教の特徴的な違いは、南伝系仏教は、まず「(1)仏教」と言うことができる。そして北伝系仏教は、「(2)仏教」と言うことができよう。
この(1)仏教と(2)仏教とはどのようなことかというと、まず(1)仏教とは、例えば、(3)の実践を行なうことによって色究竟天へと到達し、マハー・ニルヴァーナへと入ると。
1、 @大乗 A原則的 B小乗 C現象的
2、 @大乗 A原則的 B小乗 C現象的
3、 @八正道 A四預流支 B四念処 C記憶修習
ところで、この(a)というのは何かというと、わたしたちの五蘊の傾向が――五蘊の傾向というのは、まず形状-容姿に対する好み、感覚に対する好み、イメージに対する好み、意志に対する好み、そして識別に対する好みによって、わたしたちが絶えず行、(4)を行なっているわけだが――その(5)が瞬間瞬間に(b)として現われている状態、というふうに考えていただきたい。
4、 @行為 A転生 B生活 Cサンスカーラ
5、 @経験 A認識 B原因 C集積
で、なぜわたしが初めに北伝系の仏教と南伝系の仏教の話をしたかというと、北伝系の仏教はその結果を(6)にとらえると、南伝系仏教はその結果を(6)にとらえないということによって、一方は(6)にとらえられるがゆえにそれを“(7)”として表わしたと、もう一方は(6)にとらえられないがゆえにそれを表現しなかったの違いである、ということを言いたいわけである。
6、 @現象的 A具体的 B本質的 C固定的
7、 @論 A律 B経 C法
この第一は、その(8)に至るための方法、実践方法をひたすら(c)し続けるということである。これが第一の(8)に至るための道である。
これを行なうことによって、初めはあるパートにしか対応できなかった知識も、いかなるパートにおいても対応できるようになってくる。しかも、これは(c)ではなくて(c)し続ける、つまり(9)であるから、深くその(d)は根付き、煩悩に対してもしっかりと対抗できるようになってくる。
8、 @阿羅漢 A覚者 B世尊 C成就者
9、 @奮闘努力 A記憶修習 B精進 C忍辱
では、四番目は何だと。四番目は、それらの修行について大いに(e)ぶ訓練をするということである。
これはどういうことかというと、例えば、自分たちを高い世界へ導くための布施・奉仕・(10)、あるいは(f)を落とされたときの状態、これらを(e)ぶようにし続ければ、その人は当然その方向へと導かれる。ところが、これらを(11)するように修習すれば、当然その傾向はストップするわけである。
よって四番目の修行は、この一、二、三について、それをなせることを大いに(e)ぶという修行をすべきである。これが四番目の「(e)覚支」なのである。
10、 @忍辱の遂行 A持戒の厳守 B禅定の達成 C精進の確定
11、 @捨断 A執着 B離貪 C嫌悪
この(g)覚支とは何かというと、今自分の行なっている状態を正確に見つめる。まあ、これは六つの極限では寂止と(h)ということになるけどね。
つまり、自分の(12)はきちんと行なわれているか、(13)の実践をしているかどうかを視覚的、聴覚的、嗅覚的に神秘の世界に没入させ、それを見極めるわけである。これが六番目の覚支である。
12、 @生活 Aワーク B修行 C身・口・意
13、 @末法 A布施 B正法 C持戒
これに対して、例えば一食は聖者の食事であると、二食は人間の食事であると、三食は畜生の食事であるというようなデータが入ってきた場合、三食から二食、二食から一食にするときに、当然そこで苦しまなきゃなんないと。でも、ここで苦しまないと。苦しまないで、それに対して(14)せず、努力はし続け、(i)なものはやらないと。
これをなすことにより、少しずつ少しずつ傾向は変化し、そのうち一食でも全く肉体が軽快で、心はビビッドで、そして、神秘的な力が備わってくるという状態が訪れるようになる。
もしここで(14)するならば、もしここで(15)を起こすならば、そこでその人は(j)を生起させ、そして結局修行が続かないということになるわけである。
14、 @拒絶 A否定 B理解 C頓着
15、 @執着 A嫌悪 B拒否反応 C嫉妬