アレフ教学システム 問題C (2001/02/24改訂)
第6章 7話

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

 この五つの潜在性とは、例えばある人がここにいて信仰を有するかどうか検討すると。そして、いろいろな体験談を聴き「ああ、自分の知らない人生がここにある」と。そして、その知らない人生によって道を変え、幸福になっていっている人たちがいるんだと確信を持つと。
 そして、それにより(1)に(2)をすると。
 オウム真理教でいう(1)とは、まずシヴァ大神、(3)、諸々の真理勝者方をはじめとする(4)な完全なる指導者と。そして第二は、その(4)な指導者が説き明かす(5)と。そして第三は、その道を実践し、自分よりも(4)に、あるいは(6)において進んでいる魂と。
 この(1)に対する(2)ができるかどうかということは、その前に(2)の潜在性、つまり教えの(7)はまだ理解できないが、その道を歩いている人たち、その歩いている人たちがどのような形で救われたかを理解するということが挙げられると。
 これが第一段階の「(2)根」「(2)力」といわれるものである。

1、 @成就者 Aグル B三宝 Cサンガ
2、 @供養 A帰依 B布施 C奉仕
3、 @仏陀 A菩薩 B神々 Cグル
4、 @霊的 A究極的 B現世的 C理想的
5、 @真理 A秘儀 B説法 C経典
6、 @精神性 A能力 B心の成熟 C修行
7、 @内容 A本質 B原則 C要点


 つまり(8)がその魂の行動を制約し、そして(9)に導くためには、何度も何度も繰り返し繰り返し(a)を入れ続ける必要があるのである。そして、一つのことを達成するためにどれくらいの時間が必要かというと、最低百時間とか、二百時間とか、同じ(a)を入れ続けない限り、その行動パターンは変わらないというのがわたしの経験から来る解答である。

8、 @決意 A情報 B知識 C記憶
9、 @マハー・ニルヴァーナ A解脱 B彼岸 C一定の方向


 これらの(10)が能力となったとき、例えば、いろいろな煩悩を完全に封じ込めることができ、そして煩悩なき安楽の状態を経験したとき、その魂は(b)へ至るための潜在的な能力を獲得したことになる。つまり、第一静慮、(c)・離貪から来る安らぎの境地という第一静慮の土台ができ上がったことになる。
 しかし、いくら土台ができ上がったとしても、その魂が(d)を組み、しっかりと腰を入れ、長く座り続けることができない限り、有熟考にして有吟味である第一の静慮を達成することはできないと。
 つまり、ここで大切になってくるのは、単なる煩悩の(e)だけでは(b)の潜在的な能力を獲得したとは言えるが、(b)の能力を獲得したとは言えないのである。そこには、(11)の力、そして思索をするための(f)の確定、そして(d)をしっかり組み、腰を入れて何時間も座れるという土台、このようなものが確定されて初めて、(b)における潜在性が確定することになる。
 そしてこの(b)における潜在性が確定したら、次の段階として、それが能力へと還元される。

10、 @記憶修習 A精進 B帰依 Cサマディ
11、 @記憶修習 A精神集中 B帰依 C忍辱


 ところで(g)が降りたならば、それは(12)へと到達したことになるのかと。(12)の潜在的能力を確定したことにはなる。しかし、(12)へと到達したことにはまだならないと。
 その(g)が降りたあと、いろいろな(13)が生じ、そして、例えばその(g)にもね、いろいろな(g)があるわけだけど、太陽光のような(g)、あるいはまさに白銀光のような(g)、あるいは透明なクリアライトの(g)等々の(g)の経験があるが、それらの一つ一つの(13)に合わせて、一つ一つの(12)が発現すると。これが(12)の潜在的能力と、それから(12)の能力の顕現化との違いである。
 そして、それによりわたしたちは、(h)を獲得し解脱するのである。

12、 @コーザル A智慧 B彼岸 C心の本質
13、 @認識 A世界 B体験 Cイメージ


 そして、この(i)と(j)は決して切り離すことができないと。
 それはちょうど地球と月のような関係である。もし地球が消滅すれば、当然月もその軌道を失い消滅するだろう。逆に月がなくなれば、引力のバランスを地球も崩すはずである。
 従って皆さんは、まず結果が出なくとも、その段階においては自分自身の潜在能力、潜在的な力は(14)しているんだと確信をすべきである。そしてそれが(15)するまでには時間がかかるんだと。そして、それに対して確信を持ち、コツコツと自分のできる範囲内で努力を続けるならば、いずれ必ずこの(i)(j)に従って結果が現われるはずである。いいね。

14、 @拡大 A縮小 B増大 C減少
15、 @解放 A現象化 B浸透 C完成