アレフ教学システム 問題C
第2章 8話
※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。
それでは、まず(a)についてから話をしたいと思います。一言で「(a)」といっても、単純ではない。それはその状況、そして、その人の心の持ち方によって、(a)にもなり、あるいは(1)にもなる。
例えばここに対象となる人がいて、その人に(b)をしたと。で、その人はその(b)を得たがために働かなくなり、(2)になり、そして生活が乱れたと。
その場合、(b)には二つの要素があるわけだけども、その一つの要素、つまり(3)、そして対象に対して喜んでもらうと、この部分については確かに(a)の(4)を得たことになるが、もう一つ、対象を利するという、(a)のもう一つのメリットについては利益を得ることはできない。
1、 @カルマ A悪業 B徳 C善業
2、 @活発 A現世的 B怠惰 C優秀
3、 @貪り A殺生 B放棄 C快楽
4、 @利益 A大金 B知識 C理解
よって、真理勝者に対する布施や、あるいは(c)に対する布施、あるいは到達真智運命魂に対する布施や、向煩悩滅尽多学男、向煩悩滅尽多学女に対する布施、あるいは帰依信男、帰依信女に対する布施が最も(5)布施であると言われるゆえんなのです。ここでいう帰依信男、帰依信女とは何かというと、(6)の中の(d)に対する帰依、そして法をできるだけ多く学び、その法に基づいて考え、(7)している魂を指します。
5、 @偉大な A優れた B有意義な C価値ある
6、 @四無量心 A四念処 B四つの預流支 C六波羅蜜
7、 @瞑想 A修行 B生活 C実践
それはどういうことかというと、例えば、「これは自分のできる(e)のお布施でございます」と、「しかし、わたしは(8)これを布施したいと思います」という、布施をする前に(9)を積むと。
そして、布施をしながら、言葉において、(f)において、「どうぞこれをお使いください。どうぞこれをお受取りください」といって布施をすると。
そして、終わったあと、「ああ、よかったなあ」と、「わたしはこれで多くの功徳を積むことができた」と。「今わたしにできる、これが(e)の布施なのである」と、そう(10)と。
8、 @悲しんで Aもったいぶって B喜んで C感謝して
9、 @心の功徳 A心のカルマ B言葉の善行 C言葉の功徳
10、 @行動する A喜ぶ B考える C言葉にする
それは、先程も述べたとおり、その一つ一つの行為に(11)を乗っけ、言葉を乗っけ、そして行為を乗っけ、そして始める前に(g)を行ない、(12)しながら(g)を行ない、そして終わったあと(g)を行なうという、二重、三重、四重の構造を取って功徳の(12)をするならば、それは(11)の(h)につながり、言葉の(h)につながり、そして身の(h)につながるからです。
よく考えてみましょう。修行方法の中には、功徳を積む(13)があります。例えば、マンダラ(i)などその典型です。あるいは「小乗のツァンダリー」において、マハーマーヤーに(14)したり、ホワイトターラーに(14)したりして行なう(13)もその典型です。
しかし、その(13)のときには、実際、対象に対して何かを(i)しているわけではありません。それは(11)を使い、(j)を使い(i)しているわけです。それでも、わたしたちは(15)を積むことができるのです。
11、 @心 Aエネルギー Bプラーナ C慈愛
12、 @実践 A尊敬 B称賛 C行動
13、 @修習 A瞑想 B行法 C思索
14、 @布施 A変化 B奉仕 C執着
15、 @瞑想上の経験 A神通の体験 B善いカルマ C大きな功徳