アレフ教学システム 問題C
第1章 9・10話

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

 この現象界と、そして(a)世界、そして(b)の世界、この三つの要素を考えた場合、当然(b)の世界の方が最も(c)の(1)が(2)いといわれると。で、これは皆さんが、まあここでね、簡単に証明することができると。
 それはどういうことかというと、例えば(d)というものは、パッと瞬間的に、まあ一秒間、大体地球を七・五回するわけですから、瞬間的に、まあその(d)を認知することはできると。
 しかし、例えば(e)になると、もうすでに、例えばここから五十メーター、あるいは三十メーター、あるいは十メーターと間隔を置くごとに、どんどんズレが出てくると。つまり、(e)というものは、それだけ(c)の(1)が(3)いんだと。つまり、(a)における、おいてはもう(3)いんだということが言えると。
 そして、この(4)次元においては、もっと(c)の(1)が(3)いと。で、(c)の(1)が(3)ければ(3)いほど、わたしたちは(c)を認識することができないと。よって、すべての現象をしっかり認識できないがゆえに、誤った見解がそこで生じてくると。わかるかな、言ってることは。
 だから、(c)の(1)が(2)い方がいいんだと、そう考えなきゃならない。なぜかというと、例えばここに病気をしたとして、その病気が初期の段階で発見された場合と、もう末期になって発見された場合とでは結果が違ってくる。そうだね。
 それと同じように、(c)の法則についても(2)く知り、そして自分の(c)が(2)く現象化し、それを(2)く(5)方がいいんだと、そう考えなさい。いいね。

1、 @捨断 A証智 B返り C現われ
2、 @早 A遅 B鈍 C鋭
3、 @早 A遅 B鈍 C鋭
4、 @三 A異 B微細 C粗雑
5、 @知った A落とした B楽になった C修習した


 この地はクシーナガルといい、サキャ神賢が(6)なさった地です。
 この(6)というのは何かというと、まず、この現実の世界、この現実の世界が苦だということを完全に認知した聖者が――まあ、この完全に認識し、そして、自分の内側にそれが確立した状態を「智慧の(7)」というわけですが――その現世が苦であるということを、一つ一つ、そののち現実生活の中で確認し、そして(f)を捨てる際に、一つ一つの要素を破壊していくと、分解していくと。これが、心の解脱、心解脱といいます。
 で、この智慧の解脱ののちに、心の解脱、あるいは、実際に(6)が行なわれるわけです。
 で、この(6)の要素の良さとは何かというと、つまり、いったんそこで完全にゼロとして、自分たちの(g)へ帰ると。つまり、(8)の状態になると。

6、 @完全解脱 A完全煩悩破壊 B瞑想 C他界
7、 @如実精通見解 A現世否定 B離愛著 C離解脱
8、 @無明 A帰依 B菩薩 C真我独存


 まあここで、今ちょっとわたし言葉の使い方を間違いましたが、「転生」と「(9)」には大きな違いがあります。
 まず、(9)というのは、わたしたちの(10)のカルマが、次の生へバトンタッチされて、そして次の生が形成されると。つまり、そこには、(h)自身の(11)、あるいは(h)自身の決定というものは、一切介入しません。
 しかし、大完全煩悩破壊したのちは、完全に綺麗な状態ですから、(h)の(11)、あるいは(h)の決定によって、(9)ができるわけです。つまり自在となるわけです。
 ここが、(12)をした者としてない者との違いということになります。

9、 @再生 A卵生 B輪廻転生 C発生
10、 @今生 A前生 B今 C一生前
11、 @決意 A煩悩 B思念 C意志
12、 @解脱 A浄化 B超越 C覚醒


 よく、「(13)、涅槃はゼロになることである。そして、もうそこから(i)しないんだ」というふうに説かれますが、確かに、(i)しないことも(14)です。しかし、(i)することも(14)なのです。
 ですから、今までは自分自身のカルマという(15)に対して支配されていた魂が、そのカルマから全く制約を受けなくなった状態、これを(j)だと考えてください。
 ということは、わたしたちが(j)に向かって修行することは、マイナスではなく、大きな利益となるわけです。わかりますね。

13、 @現象界 Aアストラル Bコーザル Cニルヴァーナ
14、 @自由 A幸福 B歓喜 C楽
15、 @けがれ A障害 B悪魔 C煩悩