アレフ教学システム 問題C
第1章 2話

※(1)〜(15)には記号を入れ、(a)〜(j)には適切な言葉を入れてください。

 ただね、ここで考えなければならないことは、ここに二つの(a)があるとしよう。二本あって、それぞれの(a)を信じている人たちは、この(a)は存在していると、それぞれ主張すると。
 しかし、一本目の(a)は(1)も体験したことがないし、教団に属している人たちも(b)したことがない。それでいて、この(a)はあると言っていると。
 それはちょうど、(2)に向かう一本の(a)のようなものであると。そして、その先のわからない(a)をたくさんの人たちが盲信して、突っ込んでいっているわけだね。
 もう一本の(a)は、わたしが(b)した(a)であると。そして、わたしの弟子たちが(b)している(a)であると。
 これはちょうど、まず行き先を前もって(b)した者がいて、きちんと(3)があって、その(3)を他の多くの人たちが使っていて、そして、行き先がわかっているというようなものだね。
 そしてわたしたちは、前者を(4)であると考えている。後者を(5)であると考えていると。そして、こういうものの考え方こそが、冷静な、(c)的なものの考え方だと思うんだね、わたしは。

1、 @教祖 A指導者 B先駆者 C釈迦牟尼
2、 @袋小路 A迷路 B絶壁 C悪趣
3、 @予定表 A地図 B標識 C羅針盤
4、 @模型型宗教 A外道の宗教 B実物型宗教 C真理の宗教
5、 @模型型宗教 A外道の宗教 B実物型宗教 C真理の宗教


 この(d)によって生まれる世界というものは、(6)の多い世界だから、今は幸せでもいずれは崩れ去ってしまう世界だから、それから離れ、(7)こと、これは最も素晴らしい、最高の幸福であるといえよう。
 しかし、まだそこまでは心が(8)していないが、この現象の世界、現実の世界がある以上はより良く生きたいと、幸福に生きたいと考えている場合、たとえそれが無常であっても、もしその背景に(9)というものが存在しているならば、それは全く無意味であるわけではない。

6、 @苦しみ A楽しみ B喜び C憂い
7、 @逃げる A超越する B避ける C到達する
8、 @抑圧 A解放 B成熟 C認識
9、 @自己 A法則 B煩悩 C真理


 では、なぜ後者は(e)なのに、釈迦牟尼は提示なさったんだろうと。
 それは、真理を背景とした(f)というものは、当然(g)も真理を背景とした(f)の世界に没入すると。そうすると、今生だけで理解できない深い意味合いでの真理というものを、(g)また(10)することによって、一層成熟の度を深めると。そして、(g)も真理から外れなければ次の生はもっともっと深めると。そして、いずれは(h)に向かうようになると。
 そしてその途中の過程において、もちろん苦より楽の多い人生を歩かせたいと願うね、親心と同じような(11)の心、そういう意味で、釈迦牟尼は、現世、(f)に生きる道、そして、(g)(12)へ生まれ変わる道を説かれたわけだね。
 しかもその背景には、絶えず真理というものがあるということが前提となっているんだね。

10、 @解脱 A実践 B修行 C出家
11、 @慈愛 A神 B仏 C利他
12、 @低い世界 A高い世界 B三悪趣 C人間


 では、そのためにはどうしたらいいかというと、とにかく(i)との(13)を強く強く強く結ぶことが大切だと思うね。
 じゃあ、(i)との(13)を強く強く強く結ぶためには、何が必要かと。
 それはやはり、(j)、そして精進だろうね。もちろん他の財施、(14)、あるいは戒を守るということも必要だけども、特にこの(j)と、そして精進というのは、人が(i)から離れないための方法だと思いますね。
 そして、より現実的に、物質的に豊かに生きたい場合は、(i)に対する財施というものは、ものすごい力を持つし、また心安らかに生きたいと考えるならば、人に(i)を背景とした(15)で接するという(14)、これが素晴らしい力を発揮すると。

13、 @縁 Aパイプ Bカルマ Cきずな
14、 @忍辱 A礼拝 B安心施 C持戒
15、 @哀れみ A厳しさ B慈愛 C優しさ