アレフ教学システム 問題B
第8章 1・2話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 煩悩の滅尽を目的とする、多くの学問を学んだ出家修行者が、(1)に入るとき、まず考えさせられる第一の思索のポイントがあります。
 これは、“(2)”についてです。
 つまり、「わたしは人間として生まれた。そして、(1)のできる有意義な(2)を有している。この(1)によって来世が約束され、修行の激しさによっては(3)を得ることができる」。
 この考え方は、何よりもわたしたちにとって大切なのは“(a)”である、そしてその“(a)”を大切に生かせる魂、これこそが(4)の持ち主であることを表わしているのです。
 皆さんも、瞬間瞬間を(5)に生きることなく、全力で生きてください。しっかり頑張りましょう。

1、 @瞑想修行 A極厳修行 Bマントラ修行 C集中修行
2、 @無常 A有暇 B時間 C不放逸
3、 @成就 A不死 B智慧 C空性
4、 @縁 A法則 B智慧 C徳
5、 @放逸 A無目的 B快楽 C怠惰


 じゃあ、次に動物はどうだ。
 もちろん(b)はね、例外だけども、(b)ではない動物は絶えず(6)、ね、つまりいつ強い敵が現われて、自分が殺されてしまうかもしれないという(7)におののかなければならない。周りに気を配ることによって、その生を終わってしまう、ね。そうなると心は真理から閉ざされてしまう。そうでしょ。生きるためだけにその生はある。殺されたくないためだけにその生はあるんだよ、ね。
 じゃあ、(b)はどうかと。
 (b)は、確かに(6)から外れてはいるよね。しかし、そこには真の(8)はないね。ただ、一時的な食物と、そしてあとは飼い主の(9)しか存在しない。もちろん(b)を飼わなければならないほど苦しんでる人は、当然真理においても離れているだろうから、この(b)が真理の法を聴く機会もない。

6、 @動物連鎖 A弱肉強食 B食物連鎖 C自然破壊
7、 @動揺 A不安 B苦悩 C恐怖
8、 @安心 A喜び B幸福 C自由
9、 @支配 A欲求 Bわがまま Cエゴ


 しかしだよ、人間界に生まれたとしても、まず条件としてだ、真理の法というものに巡り合える確率は非常に少ないことになる。
 例えば、日本においては(10)があるね。あるいはアメリカ、ヨーロッパにおいては(11)がある、ね。こういう供犠を中心にした、しかも単なる(12)だけの宗教しかないね、国に生まれたとしたならばだ、わたしたちは本当の意味で心を解放することはできない、ね。
 だからまず、仏教国に生まれたことを、真理の法の国に生まれたことを(c)しなければならない。

10、 @仏教 A神道 Bキリスト教 C儒教
11、 @仏教 A神道 Bキリスト教 C儒教
12、 @神通力 Aお祈り Bイニシエーション C瞑想法


 今日のこの話を聴いている人の中で、ピンと来ない人もいるかもしれない。それはこう考えなさい。
 わたしたちは(13)に侵された患者であると。なぜ(13)に侵された患者と言い切れるんだ。
 それは、この粗雑次元の人間の世界の中で、わたしたちは(14)と(15)を味わっている。その(14)の本質というものが(16)ということに気付かず、わたしたちはその(14)にうつつを抜かしているわけだ。
 じゃあなぜ、それは(16)なんだと。それは前提条件に(d)というものがあるからだ。

13、 @煩悩 A猛毒 B病魔 C現世
14、 @苦しみ A喜び B苦 C楽
15、 @苦 A楽 B喜び C苦しみ
16、 @日常 A幻影 B三グナ C鏡


 じゃあ、(e)の法というのは一体何だと。(e)の法というものは何だと。これは、妙薬だ、秘薬だ、最高の薬だ。そしてグルはね、最高の(17)ということになる。…(中略)…
 ここで大切になってくることは、その(17)に対する(18)だ。だから修行の根本は、(18)であるといっているわけだね。
 例えば、(e)に対する(18)、グルに対する(18)、ね、そしてグルのお手伝いをしている人たちに対する(18)だね。
 これを言い換えると、(19)とそれからサンガとね、それから法、ダルマね、(e)に対する(20)、(18)、これを最も大切な要因としている理由がここにあるわけだ。

17、 @教師 A指導者 B名医 C法友
18、 @縁 A集中 B意識 C信
19、 @真理勝者 Aグル B仏陀 C菩薩
20、 @帰依 A信 B供養 C礼拝