アレフ教学システム 問題B
第6章 17話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 まず、わたしたちは(1)によって輪廻を繰り返しています。つまり「わたしたちが生まれてきている理由はなぜだ。何のために生まれてきてるんだ?」という質問に対しては、それはわたしたちが(1)があるからであると答えるのが、最も仏教的答えになるといえるでしょう。
 その(1)を(2)させてるうちに、その(1)は止めどなく、どれだけ(2)させたとしても、それを最終的に満喫することは(3)である、という結論に達する魂が存在するようになります。この魂は、その(2)できない原因はどこにあるのかと。そして、(2)できないがゆえに生じる(a)はなぜだ、ということの追究を始めるようになります。

1、 @欲望 A煩悩 B識別 C願望
2、 @成就 A喜貪 B満足 C体験
3、 @利益 A不可能 B苦悩 C困難


 そして、外側の世界で満足できないわたしたちの本質は、この(4)の物理的(5)・感覚・イメージ・経験の蓄積・識別によっても満足できないことを知ります。それは、結局外側の(6)、(7)するものを蓄え続けた結果生じている(4)だから、当然(4)の要素も(7)し続けているからです。そして、これらの五つの要素を取り払ってしまう作業こそが仏教的な解脱・悟りだということがいえるでしょう。
 では、それを取り払ったら何が残るんだろうと。それはわたしたちの本質的な我である、アッタ、これはサンスクリット語では(b)といわれている真我がそこに存在するのです。この真我は、この世界つまり物質的な世界や、あるいは形状のみによって存在している世界、あるいは心のみによって存在してる世界、これを(8)したときに初めて、わたしたちに現われ出る本質的には(9)、本質的には光の(5)です。そしてその(5)は、すべての要素をその(4)に内在しています。

4、 @現象界 A内側 B中心 Cアストラル
5、 @身体 A変化身 B心 C魂
6、 @感情 A無常 B物質 C情報
7、 @頓着 A下降 B消滅 C変化
8、 @捨断 A止滅 B超越 C体験
9、 @色 Aデータ B空 C無


 この、心による捨断が生じた次の段階で、わたしたちは(10)による捨断を行ないます。(10)とは、わたしは優れている、わたしはもうこれで十分であるという考え方です。もともと、真理の実践、仏教の実践というものは、目の前にある課題に対して淡々と(c)し続けると。これを最高の目標とします。なぜならば、その他生じる(11)や、あるいは満足といったものは、その淡々とした(c)を阻害する要因となるからです。…(中略)…
 そして最終的には、仏教的用語を使うならば(12)、正しく翻訳するならば非神秘力、つまり自己の(13)の枠組みに対する挑戦を行ない、その自己の枠組みを完全に(14)した者、これを真理の勝利者、真理勝者、タターガタと呼ぶわけです。そしてこの段階に入ると、まさにわたしたちには(15)が宿ります。

10、 @プライド A慢 B卑屈 Cうぬぼれ
11、 @卑屈さ A不満 B嫉妬 C疑念
12、 @無明 A行 B識 C名色
13、 @煩悩 Aエゴ B観念 C価値観
14、 @止滅 A減少 B破壊 C停止
15、 @四無量心 A六つの神秘的な力 Bボーディチッタ C利他心


 まず第一は、わたしたちにとってこの(d)ではない、もう一つの身体が生じること。
 そして第二番目は、神々と(16)をすることができるようになること。
 そして第三番目は、他人の心を理解することができるようになると。
 そして第四番目は、過去の、つまり生まれる前の自分自身の生をたくさん思い出すことができるようになると。
 そして第五番目は、今(17)している結果が来世どのような世界へと結び付くのかを理解することができるようになると。
 そして第六番目は、この世の中の構成の要素のすべてを理解し、本質的に(e)であるということを悟り、その(e)はどのようにして生起するのか、苦しみはどのようにして生起するのか、(18)はどのように生起するのかを理解し、その(18)の滅尽と苦しみの滅尽、そして(18)の滅尽に至る道と、苦しみの滅尽に至る道を理解できると。ここでいう理解とは、頭の中で理解するのではなく、(19)的・視覚的・聴覚的・嗅覚的・味覚的・触覚的、そして意識において理解できるようになります。
 これらの六つのスーパーナチュラルパワーを身に付け、それによってすべてを知ると。これがわたしたちに約束された、わたしたち修行者に約束された聖なる道、これはパーリ語では(20)の道といっていますが、聖なる(20)の道です。

16、 @面談 A交信 B対話 C合一
17、 @修行 A努力 B瞑想 C修習
18、 @カルマ A嫌悪 B欲求 C煩悩
19、 @感覚 A実践 B体験 C精神
20、 @神へ A浄化 B悟り C解脱