アレフ教学システム 問題B
第6章 13話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 この(1)については、愛著する対象の(2)について、徹底的に瞑想すべきである。
 例えば、相手の心が変わることによる(a)が生じたり、あるいは相手の身体の形状に変化が起きることを観想したり、あるいは愛著している対象が、(3)というものを境に離れ去るという、そのときの(a)を観想することにより、(1)は止滅する。

1、 @非神秘力 A戒誓のとらわれ B愛欲の興奮 C興奮
2、 @欠点 A無常性 B形状-容姿 Cカルマ
3、 @老い A離婚 B病 C死


 つまりもう一度整理すると、第一番目、有身謬見、この有身謬見については、この肉体の本質が(4)であると、感覚器官の本質は(4)であることを認識すべきである。
 第二番目の邪悪な心に対しては、四無量心の、特に(5)の瞑想を行なうべきである。
 第三番目の疑念については、何だったかな、疑念については?
(一同)(6)。
 そうだね。(6)、つまり、アーナーパーナ・サティ、それから、まあ(6)だね。
 第三番目の、あ、第四番目の戒誓のとらわれについては、これは、礼拝、そして、(7)だね。
 第五番目の愛欲の興奮については、対象の(b)性について徹底的に瞑想し、第六番目の(8)については、称賛の瞑想を行なうべきである。

4、 @無常 A苦しみ B楽しみ C幻影
5、 @聖慈愛 A聖哀れみ B聖称賛 C聖無頓着
6、 @経行 Aプラーナーヤーマ B教学 Cマントラ
7、 @決意 A奉仕 B供養 C懺悔
8、 @邪悪心 A闘争心 B害心 C嫉妬心


 そして、(9)については、どうであろうかと。この(9)は、未来に対する願望、あるいは過去に対する(10)、あるいは過去に対する(11)、といったようなものが、プラスの面として(9)として現われたり、マイナスの面として沈滞として現われたりすると。
 これに対しては、(12)の修行を行なうべきである。(12)の修行を行ない、そして瞬間瞬間に(c)を尽くすという(13)を行なうならば、この(9)、つまり仏教的な漢語的表現を使うならば、掉悔を捨断することができる。

9、 @非神秘力 A戒誓のとらわれ B愛欲の興奮 C興奮
10、 @喜び A思い出 B楽しみ Cとらわれ
11、 @後悔 A反省 B未練 C欲求
12、 @アーサナ A喜覚支 B無頓着 Cムドラー
13、 @瞑想 A記憶修習 B教学 C修行


 では最後の(14)である。この(14)は、俗にいうところの、(d)の洞察、あるいは(15)の実践、これを行なうことにより、この(14)を(16)できるのである。
 ところで、わたしが「落ちたらまた、はい上がればいいじゃないか」という話をしているのは、実はこの(14)、別の言い方をするならば、(e)なき状態から、(e)ある状態を何度も何度も経験すること、そのための実践こそが、最終段階に入った(17)の修行なのである。
 ではなぜ、(17)の修行が、(18)から明、(14)から神秘力へと至る(19)を何度も何度も経験しなければならないのだろうか。
 それはもともと、(17)の修行の本質は、偉大なる(20)、つまり救済者としての土台を培い、完全なる(d)に対する洞察を身に付ける、これが修行の始めであり、すべてだからである。

14、 @非神秘力 A戒誓のとらわれ B愛欲の興奮 C興奮
15、 @布施 A真理 B智慧 C慈愛
16、 @獲得 A達成 B超越 C思索
17、 @到達真智運命魂 A成就者 Bサマナ C信徒
18、 @経験の構成 A暗 B無明 C戒誓のとらわれ
19、 @ステップ A準備 B道筋 C訓練
20、 @忠誠心 A菩提心 B求道心 C信仰心