アレフ教学システム　問題Ｂ
第６章　１２話

※（１）〜（２０）には記号を入れ、（ａ）〜（ｅ）には適切な言葉を入れてください。

　もともと、オウム真理教の救済活動は、個の救済――この個の救済とは、個人の（１）からの解放、そして現世的な（２）からの解放、そしてそれを超越する解脱、この三つの個人的な目的――と同時に、人類すべての魂が、真に平安な境地、そして絶対的な（３）の境地へといざなう、つまり、（４）への道を指し示すためにつくられた教団です。…（中略）…
　そして、これらの（５）の修行、大乗の修行の土台となっているものは何かというと、四つの偉大なる心の（６）です。これは、四つの無量の心の（６）ともいわれています。
　この四つの偉大な心の（６）は、聖慈愛、（ａ）、聖称賛、そして聖無頓着の四つの段階からなっています。

１、 �@仕事　�A借金　�B病苦　�C受験勉強
２、 �@苦しみ　�A悩み　�Bしがらみ　�C痛み
３、 �@至福　�A自由・幸福・歓喜　�B快楽　�C貪・瞋・癡
４、 �@マハー・ニルヴァーナ　�A阿羅漢　�B最終解脱　�C到達真智運命魂
５、 �@ヒナヤーナ　�Aマハーヤーナ　�Bヨーガ　�Cテーラヴァーダ
６、 �@成熟　�A実践　�B本質　�C修行


　わたしたちが日々の修行を行なっていると、（７）や徳行、寂静の実践、法則の実践によって、わたしたちは、この悪業は必ずや、今、あるいは未来において（８）しなければならない。
　そして、その（８）した状態で（ｂ）を落とされたとき、わたしたちが新たな（ｂ）を積まないとするならば、わたしたちのその部分の因は完全に（９）します。
　しかし、（ｂ）が落とされたとき、また新たな――例えば悪口や反撃を行なうことにより、わたしたちは新たな（ｂ）を積み、結果的には（ｂ）の中で（１０）を続けるのです。
　従って、特にあなた方が行なう法施や真理施、つまり、（７）の最中に生じるいろいろな苦しみに対して、それを本当に（１１）、そして（１２）しない心の状態を形成する。これこそがわたしたちが最後に達成しなければならない偉大な心なのです。

７、 �@布施　�A奉仕　�B持戒　�C善行
８、 �@達成　�A現象化　�B成就　�C成功
９、 �@止滅　�A成就　�B減少　�C増大
10、 �@修行　�A精進　�B流転　�C決意
11、 �@喜び　�A哀れみ　�B誉め称え　�C無視し
12、 �@執着　�A嫉妬　�B頓着　�C欲求


　つまり、（ｃ）の本質、（１３）の本質は（ｄ）である。これは例えば、ある人は、ある（ｃ）の状態を一年間持ち続けるかもしれない。ある人は瞬間かもしれない。ある人は十年間かもしれない。
　しかし、一日であろうと、一年であろうと、十年であろうと、必ず（ｃ）は（１４）すると。
　偉大な聖者、サーリプッタも同じことを説いていらっしゃる。つまり、今善き（ｃ）であるとしても、未来において善き（ｃ）であるかわからないと。あるいは、今悪しき（ｃ）であるとしても、未来において悪しき（ｃ）であるかわからないと。これが（１３）の本質である。
　従って、わたしたちがそのようなものにとらわれず、その（ｃ）の本質の（ｄ）性を理解することができるなら、わたしたちは完全に（１５）から解放されることとなる。

13、 �@形状　�Aニルヴァーナ　�B真我　�C非形状
14、 �@増大　�A成長　�B変化　�C解脱
15、 �@苦しみ　�A現世　�B輪廻　�C三悪趣


　この（１６）とは、別名“壁”ということができる。…（中略）…
　つまり、この（１６）とは何を表わすかというと、それぞれが持ち合わせている、過去から現在までなしてきた経験の最大（１７）を表わしていると。最大（１７）とは何かというと、これ以上取り得ることのない範疇を表わしてると。
　しかし、よく考えてみるならば、その最大（１７）は、例えばここにＡ、Ｂ、Ｃという三人がいたとして、その三人の（１７）が違うと。そして、最終的にはこの（１７）を取っ払ってこそ、この（１７）を無限大に（１８）てこそ、わたしたちは最終の（ｅ）、そして、（１９）へと入るのである。
　従って、「わたしはこうなのよ」、あるいは「考え方としてこれが最高なのよ」というような考え方の枠組み、これを取っ払う、これこそが（１６）の（２０）なのである。

16、 �@自と他の区別　�A識別　�B嫌悪　�C非神秘力
17、 �@観念　�A意識　�B領域　�C範囲
18、 �@弛緩させ　�A微細にし　�B拡大し　�C膨張させ
19、 �@超越童子天　�A完全解脱　�Bマハー・ボーディ・ニルヴァーナ　�C真理勝者
20、 �@超越　�A獲得　�B止滅　�C覚醒