アレフ教学システム 問題B
第6章 10話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 そして、この(a)の念が強くなると、相手の優しさ、あるいは相手のあったかさというものが伝わらなくなり、すべてが自分を(1)といったような被害妄想的な心の働きになり、結局自分自身を(2)、不幸にしてしまう。
 もし、法をしっかりと学び、人の話をよく聞き、(3)ようとするならば、そのようなことはないはずである。そして、絶えず人の良さを学ぶことにより、心は成熟するはずである。
 つまり、この(a)こそ(4)と言わざるを得ない。なぜならば、この(a)は、わたしたちが本来他の魂から学ばなければならない多くの(5)というものを、阻害するからである。

1、 @痛め付けてる A苦しめてる B憎んでる Cバカにしてる
2、 @萎縮させ A孤立させ B卑屈にさせ C責め
3、 @理解し A排斥し B肯定し C受け入れ
4、 @悪魔の使い手 Aグルの仕掛け Bカルマ落とし C修行者の罠
5、 @宝物 A恩恵 B成長 C利益


 ここで出てくるのが、(6)なのである。
 つまり、これはどういうことかというと、今、瞬間瞬間を全力で生きる、あるいは(b)を全力で生きることこそ、仏教の真義だからなのだ。そうだね。だって、過去の(7)を今味わってるわけだけど、この(7)は、過去のあくまでも(7)であって、わたしたちの(b)に何の(8)もない、そうじゃないか?
 それよりも、今、瞬間瞬間を(6)の実践により、今なしている善法を増大させる。そして、今まだ(c)がなくてできないけど、(b)において(c)が備わったら絶対にこの(c)を積むぞという、(c)を増大させるように意識する。そして、今なしている(9)を断ずる。そして、(b)において生じるかもしれない(9)を、出ないように心掛けると。
 これはどうですか。(b)のわたしたちの(10)を決定するものだと思わないか? ということなんだよ。つまり、仏教というものは(b)志向なのであると。

6、 @五根五力 A六つの極限 B三宝帰依 C二正勤二正断
7、 @幻影 A夢 B悪業 Cカルマ
8、 @利益 A功徳 B恩恵 C障害
9、 @善業 A卑屈 B悪業 Cカルマ
10、 @人生 Aカルマ B楽 C転生


 では、(11)はどうであろうか。
 この(11)というものは、心の働き即(12)という、つまりコーザル即(d)という、この流れを変えてしまう。つまり、心にもない(12)を大量に語ることにより、(d)に、心と関係のない、(13)がたくさん生じることになる。ということは、心で思ったことが(14)せず、屈折を生むわけである。ということは、この(11)は、わたしたちがものを達成していく上において、最も大きな(15)ということになる。

11、 @妄語 A悪口 B両舌 C綺語
12、 @行動 A言葉 B功徳 C性格
13、 @綺麗なもの Aいらぬもの B粗雑なもの C微細なもの
14、 @還元 A浄化 B達成 C現象化
15、 @障害 A壁 B恩恵 C功徳


 自分より優れた者、あるいは自分と同等の者に対しては、どのようにしたらいいか。それは、(16)の瞑想、そして(16)の実践こそ、わたしたちの心を(e)にしてくれるのである。
 つまり、もし対象を(16)することができるなら、自分より優れている者を(16)することができるなら、心は自然とその人の(17)を学ぼうとする。そうだね。ところが、対象に対して(18)を持ったり嫉妬心を持ったりすると、その人の(19)を一生懸命見つけようとし、そして、それと同時に心はどんどんどんどん(20)してくる。そうだね。
 よって、第三番目の実践、この(16)というのは、自分と同等、あるいは自分よりも優れた者に対して行なうべき、真理の実践者の実践過程なのである。

16、 @慈愛 A哀れみ B無頓着 C称賛
17、 @智慧 A良さ B能力 C癖
18、 @闘争本能 A邪悪心 B依存心 C愛著
19、 @良さ A欠点 B長所 C本心
20、 @増大 A縮小 B屈折 C堕落