アレフ教学システム 問題B
第6章 3話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 この(1)とは、皆さんもよく知っている色、これはわたしたちの(2)、形のあるもの、これを色といいます。
 受、これは(3)。例えば目で物を見る、耳で音を聞く、舌で物を味わうといったようなもの。
 想、これは(4)である。わたしたちが、例えば「らくだ」という名前を聞いたときに、パッとらくだの形が浮いてくると。あるいは、「悪魔」という名前を聞いたときに、日ごろ培っている正しくない(a)によって、「こういう顔のこういう形のものである」という(4)が出てくる。これが、想である。
 そして行、これは(5)である。つまり、「いついつまでに何々を達成する」だとか、あるいは「これをこのような形で動かすぞ」といったような意気込み、これが(5)である。
 そして最後の(b)。これは瞑想を深くやっていればよく経験することだが、わたしたちの肉体の構成部分は(b)で形成されていると。つまり、(a)の集まり、(a)の塊、塊だね、これが(b)である。

1、 @五蘊 A五蓋 B三グナ C五妙欲
2、 @肉体 A感覚 Bイメージ C意志
3、 @肉体 A感覚 Bイメージ C意志
4、 @肉体 A感覚 Bイメージ C意志
5、 @肉体 A感覚 Bイメージ C意志


 次に第三番目の預流支。これはそのデータを聴き、あるいは読み、それに基づいて(6)と。
 この「(6)」とは何かというと、例えば自己の(c)について(6)と。あるいは、(7)の(c)について(6)と。
 よく皆さんは、こういう質問をわたしにします。「(7)が(8)んだけど、どうしたらいいでしょうか」と。しかし、わたしが思うには、(7)が(8)のではなく、あなた方がまだ教義が入っていないんだと。つまり一番目の、「説法を聴き、それから読む」という段階が少ないがために、(7)の言葉、あるいは感情に(9)てしまうと。
 本来凡夫、あるいは真理に到達できない外道というものは、哀れむべき存在である。なぜならば、(10)へ到達できないからである。
 そこを考え、しっかりと押さえ、そして真理を学び、次に(6)と。そして、諸現象について(6)ならば、「すべての(c)は必ず(11)できる問題である」と、「(11)できない問題は、この世に存在しないんだ」ということが理解できるでしょう。

6、 @行動する A正しく見る B生きる C考える
7、 @親 A周り B友人 C世間
8、 @反対する A否定する B受け入れない C理解しない
9、 @影響され A翻弄され B支配され C打ちのめされ
10、 @心の本性 A超潜在意識 B解脱 C彼岸
11、 @払拭 A説明 B解決 C解読


 ということは、この四つの(12)というものは、まず自己の(13)を第一の(12)で決めると。そして、第二の(12)で学び、第三の(12)でその(13)に沿って考え、第四番目の(12)によって(14)すると。
 ということは、あなた方の(d)は、この人間に生まれ、今まで(15)のデータがたくさん詰まってたこの(d)は徐々に徐々に変化し、そして人間へと変化し、憤怒天へと変化し、戯忘天へと変化し、そして色界の天界へと変化し、無色界の天界へと変化し、最終的には(16)へと到達するということになるわけです。

12、 @無量心 A預流支 B如意足 C正しい努力
13、 @道筋 A人生 B目標 C宗教
14、 @行動 A修行 B実践 C瞑想
15、 @地獄 A三悪趣 Bマスコミ C現世
16、 @大完全煩悩破戒界 A超潜在意識 Bマハー・ニルヴァーナ C最終解脱


 もう一つ別の比喩を使うならば、ちょうどあなた方が欲界の(17)に入ったとき――つまりもうかなり後半だね――(18)神が登場します。そして、(18)の神々はあなた方を裁くわけだけど、そこで、ね、白い石と黒い石を用意し、そしてそれを秤に掛けます。それは、あなた方の善業と悪業を測る段階です。
 これを考えると、「おかしいな」と考えるかもしんない。しかし、ちっともおかしくない。なぜならば、わたしたちの五蘊というものは、先程も述べたとおり、悪業と善業の(19)だからであると。
 この悪業と善業の(19)ということは、あなた方の死後、地元素から空元素の分解に至る過程において、すべていったんアーカーシック・レコード、(e)の世界へと還元されます。そして、その(20)によって裁かれるわけです。

17、 @世界 Aサマディ Bバルド C瞑想
18、 @夜摩 A憤怒 B戯忘 C有能
19、 @塊 A集積 B蓄積 C体験
20、 @行ない A言葉 B経験 Cデータ