アレフ教学システム 問題B
第5章 9話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 魂が落下していくプロセス、これが(1)の法である。
 (1)のプロセスを簡単に説明すると、まず、真我が(a)に干渉される。
 ここで無智、あるいは(2)という煩悩の最も根本的な働きによって、一部の魂はそこから落下する。そして、本来自分に備わっているはずの絶対自由・絶対幸福・(3)という三つの条件をかなぐり捨て、外的なものに対して、それよりももっと素晴らしいものがあるんじゃないかなといって、落下が始まる。
 そしてその結果、(4)が生起する。この(4)とは何かというと、(5)である。
 そして、この自分と外界、対象に対して、その差異によって楽しみを求めるようになる。これが仏教的な言葉を使うならば(b)である。
 そして、その楽しみを何度も何度も修習するようになる。修習することによって貪りが生じる。そして、執着、つまり(6)が生じる。
 この(6)が生じることによって、対象に対して、これは我がものであると。これはわたし自体のものである。よって、このわたしの得ようとしている対象を傷つけるものは何人たりとも許さないと。ここで(7)が生起する。
 そして、完全な形での分離が生じ、(8)、つまり、欲界・色界・(9)のどこかの世界へ転生し、そして(c)が生じる。

1、 @十二縁起 A六波羅蜜 B五根五力 C二正勤二正断
2、 @嫌悪 A煩悩 B三グナ C無明
3、 @絶対喜悦 A絶対歓喜 B絶体絶命 C不老不死
4、 @行 A名色 B六処 C愛
5、 @嫌悪 A愛著 B自と他の区別 Cラジャス
6、 @取著 A嫌悪 B有 C無
7、 @取著 A嫌悪 B有 C無
8、 @取著 A嫌悪 B有 C無
9、 @地球 A無色界 Bマハー・ニルヴァーナ C銀河宇宙


 そしてまず、苦しみを取り除くために、今まで落下したプロセスの逆向きの道、つまり求める方向から引っ込める方向へと(10)が始まる。そして、ある人は仏教に、ある人は(11)へと傾倒していく。
 ここでしっかりした(12)に付くことができるならば、しっかりとした信が持て、そして(13)が覚醒する。(13)が覚醒することによって、(d)、つまりエクスタシーが生じる。

10、 @模索 A瞑想 B思索 C熟考
11、 @原始ヨーガ Aキリスト教 B現代物理学 C宗教
12、 @悪魔 A教授 Bグル C守護神
13、 @能力 Aクンダリニー B神秘力 C潜在意識


 では、この(e)に至るプロセスは、どのようにしたら認識できるのかと。それは、まず、この(14)の成り立ちについて、わたしたちは小さい時からいろいろな教えを受けている。しかし、そのような謬見解にとらわれるのではなく、本質的な教えを繰り返し繰り返し(15)し、それにのっとって(16)ると。これが必要なのである。

14、 @現象 A世界 B感覚 C宇宙
15、 @修習 A肯定 B認識 C記憶
16、 @教え A考え B甘え C調べ


 これは何を意味してるかというと、記憶、そして(17)の違いを意味しているのである。
 わたしたちがこの人間の生、そして死、そして(18)、これを正確に正しく生きるためには、それほど(19)真理を根付かせなければならないということなのである。
 そして、これだけ(19)真理を根付かせるならば、いかなる(20)に攻め込まれたとしても、平然とそれをはねのけ、最高の至福、最高の歓喜、最高の自由を得ることができるはずである。

17、 @記憶修習 A精進 B忍辱 C修習
18、 @死後 A転生 B中間状態 C来世
19、 @深く A広く B強く C弱く
20、 @煩悩 A敵 B死 C魔の軍勢