アレフ教学システム 問題B
第1章 1話

※(1)〜(20)には記号を入れ、(a)〜(e)には適切な言葉を入れてください。

 なぜ人間が(1)に生まれてくるのかというと、本来は、もし(2)というものがなければ平等なわけだけれども、(2)というものが存在しているから(1)なんだね。
 じゃあ、その(2)というものは何かと言ったら、それは(a)においてなした「(3)」、それから「(b)」、それから「(4)」と、この三つをいうことができる。
 そして、なされたことはすべて(5)となり、必ず果(結果)を生じます。なしたことが必ず返ってくる、それが(c)なんだね。

1、 @平等 A裕福 B不平等 C貧乏
2、 @因果 Aカルマ B悪業 C善業
3、 @経験 A努力 B行為 Cイメージ
4、 @悪業 A心の働き B善で悪でもないこと C条件
5、 @因 A条件 B経験 C縁


 従って、今生というものは(6)の結果として形成されているわけです。中には、強いカルマで、一つの生では簡単に消滅できないものもある。その場合には、今生に現われた(7)が、前生、一生前のものではなくてね、二生前、三生前からのものであるということが考えられるんだね。

6、 @前生の因 A悪業 B今生の因 C善業
7、 @原因 Aカルマの因 B今生の因 C善業


 では、なぜそう言い切れるのか。例えば、ある(8)を他人に与えるとするね。その場合、その(8)が激しくて、しかもゆっくりゆっくりカルマとして返ってくる場合は、それを何生か持ち越さなきゃならないんだね。それはちょうど借金と似ている。
 例えば、ここで一千万円借金をして、それを、一年間に一万円ずつ返すとしたら、百年生きたとしても百万円しか返すことができない。まあ百年を一生とするならば、十生分にその(9)はあるということができる。
 しかし、例えばその一千万円を一気に返すための(10)を味わってね、そしてそのカルマを消滅した場合は一生で終わってしまう。あるいは、(11)終わってしまうということもできる。そういうことだね。

8、 @苦痛 A喜び B苦しみ C利益
9、 @清算 A痛み B影響 C経験
10、 @幸福 A苦悩 B不幸 C喜び
11、 @瞬間的に A一年で B一日で C奇跡的に


 わたしたちはなぜこの世界で生きていかなくてはならないのか。
 それは、現象というものに対して、(12)というものに対してのわたしたちのカルマが存在しているからだということができるんだね。
 だから、もし(12)のカルマというものを(d)し尽くしてしまえばね、例えば、いかなることを行なっても全く苦痛がないという状態、あるいは(13)状態を経験できるようになったならば、当然この世で生きていく意味合いというのも消えるし、そしてそのカルマも消えるし、(14)で生きるようになるだろうね、当然。

12、 @身の行ない A言葉 B心の働き C身・口・意
13、 @幸福な A苦も楽もない B不幸な C眠い
14、 @現象界 Aアストラル世界 Bコーザル世界 C欲六界


 結局これは、彼らが今生で(15)したことのカルマを落とすための修行であったといえると思うね。
 現に、若干名ではあるけれど、その「狂気の集中修行」に出て全く平気であるという人もいる。ゆとりを持っている人たちがいたわけだね。まあこの人たちは前生において修行していて、今生でもあまり大きなカルマを積んでいない人たちだということができる。
 で、それを一つの目安として、今年の二月から三月にかけては、やはり自己の(16)そのものが、(17)によって生起したんだということを理解し、認識してほしい。そのための月になってほしいと考えています。
 また逆の言い方をするならば、自己のなした(e)そのものは、自己の喜びとして還元されている。そのように理解してほしいと考えています。
 だから、小乗的な人というのは、(16)もない代わりに、逆に(18)もないと。(19)的な人というのは、もし小乗のプロセスを通過して(19)に入っていれば、(16)がないだけではなくて、そこには(18)だけが存在している。
 つまり、(19)の場合は現世即浄土とね、あるいは小乗の場合は、現世即(20)の状態が現出できる。そのように考えてほしいと思うね。

15、 @懺悔 A破戒 B経験 C修行
16、 @苦悩 A束縛 B悲しみ C不幸
17、 @自己のカルマ A自己の行ない B前生の因 C神通力
18、 @利益 A楽 B喜び C自由
19、 @小乗 A大乗 B右道 C左道
20、 @マハー・ニルヴァーナ A成就 B離解脱 C涅槃