タターアビダンマ 第一誦品
2−2 入門試験問題

◎(2)
 そして第一番目には、その(1)に対しての(2)を持つことから始まる。つまり、(3)ありて(2)ありなのである。そして(2)を持つことにより、わたしたちが(4)を経験するための(5)の覚醒。これに導いてもらえるように、(5)を覚醒してもらえるように、(6)に対して帰依をするわけである。

1、 @覚者の教え A真理の教え B教義
2、 @確信 A帰依 B尊敬の念 C信
3、 @疑念 A苦しみ B疑問
4、 @高い世界 A形状界 B非形状界 Cバルドー
5、 @霊性 Aクンダリニー B原爆
6、 @神々 A仏陀 Bグル


◎(8)
 そしていろいろな修行法の伝授を受け、(7)が覚醒する。(7)が覚醒することによって(8)が生じてくる。これは、(9)で(8)が生じるわけである。

7、 @真我 Aチァクラ B煩悩 Cクンダリニー
8、 @悦 A楽 B歓喜
9、 @霊的な部分 A精神的な部分 B肉体的な部分 C粗雑次元


◎(10)
 そして、この心の喜びは心に(10)をもたらすのである。大変(11)をもたらすのである。
 ここで一つ注意をしておきたいことがある。よく外道の修行で(12)といっているのは、この心の(10)の状態を指している。しかし、実際この心の(10)は、まだ修行の途上なのである。

10、 @楽 A寂静 B静寂 C悦
11、 @心が明るい状態 A静かな心の状態 Bうれしい状態
12、 @寂静 A無 B涅槃


◎第一サマディ
 その第一段階のサマディは、種々の愛欲を(13)する、つまり愛欲から離れることから始まるのである。そして、愛欲界の構成要素である(14)を(13)し、思索し、煩悩を弱める。つまり、(15)にして、(16)にして、(13)からわたしたちは大変な(17)を生じるわけだが、この(17)、これこそが(18)といわれているステージなのである。

13、 @離解脱 A離貪 B遠離 C解脱
14、 @カルマの法則 A悪業 B不善の法則
15、 @無吟味 A無熟考 B有吟味 C有熟考
16、 @無吟味 A無熟考 B有熟考 C有吟味
17、 @歓喜 A喜悦 B平安
18、 @第一の静慮 A第二の静慮 B八勝処


◎第三サマディ
 そして、第三段階のサマディは、(19)から(20)することにより、諸現象に対して(21)となる。ただ、このときはまだ(22)のみが存在している。そして、この(22)によっていろいろな世界を(23)によって観察する。そして、このときは完全に(24)がリラックスの状態に至る。
 この状態に入った(25)たちは、一切の諸現象に対して(21)である。ただそこには(22)のみしかなく、また、その(22)が心身にものすごいリラックスを与えるのである。これが、第三サマディなのである。

19、 @煩悩 A心の喜び B苦楽 C歓喜
20、 @離愛著 A離解脱 B遠離
21、 @無頓着 A寂静 B不動
22、 @経験の構成 A思索 B思念 C記憶修習
23、 @真理 A正しい智慧 B思索 C法
24、 @心身 A肉体 B心
25、 @聖人 A如来 B仏陀


◎第四サマディ
 よって、この第四の静慮においては、楽と苦しみを完全に捨断することになる。そして、楽と苦しみが捨断されたがゆえに、以前の幸福と落胆とを完全に全滅することとなる。つまり、この段階において(26)が静止したかのように見えるのである。
 このときの意識の状態は(27)である。(27)なるがゆえに、完全なる(28)の状態が生じ、ただ(29)のみが存在している。そして、意識状態は完全に純粋でピュアな状態を形成している。この状態が、第四サマディなのである。

26、 @経験の構成 A識別 B心の働き C苦悩
27、 @無熟考にして無吟味 A無念無想 B不苦不楽
28、 @不動 A無関心 B無頓着 C金剛の心
29、 @経験の構成 A記憶修習 B識別


◎(33)
 次に生じる(30)は、(31)の(30)である。これは、その人の持っている(32)が完全に浄化されたときに起きる状態で、その浄化によってこの世界やあるいは(31)が完全にクリアとなり、天の神々や人間、あるいは近くや遠くのいろいろな声をまさに間近で聞くことができるのである。
 ここで(33)について、もう少し科学的に検証しよう。これは近ごろわたしが完璧に悟り得たことなのだが、この(33)の原理というものは(34)のナーディーによるものと思われる。

30、 @神通 A如実智見 B精通
31、 @天眼 A天耳世界 B他心
32、 @データ A潜在意識 B表象 C経験の構成
33、 @天眼通 A他心通 B天耳通
34、 @十万本 A八万四千本 B七万二千本


◎(35)
 この宿命通まで終わると、次は(35)へと至る。この(35)とは何かというと、自分の(36)がどのようなふうに現われ、そして(37)が形成されるのかということを理解する力ということになる。
 このときにポイントになってくるのは、より(38)が(39)されていなければならないということなのである。それにより、「(40)」の部分が完全に透明になり、その透明なナーディーと透明な意識状態によって(41)を生じる。

35、 @天耳通 A天眼通 B死生智
36、 @悪業 A功徳 Bカルマ
37、 @来世 A未来 B今生
38、 @深い意識 A上のナーディー B多くの功徳
39、 @蓄積 A浄化 B強化
40、 @第三の目 A天眼通
41、 @死生智 A天眼 B天耳通


◎(42)
 では、(42)について説明をしよう。この(43)には二つのプロセスがある。
 第一のプロセスは、(44)の(43)である。(44)の(43)というのは、まず心において現世否定、離愛著をなすのである。つまり、この現世否定、離愛著の(45)を徹底的に行ない、心に生起したものを一つ一つ(46)によって破壊するのである。これによって生じる解脱、これが(44)の(43)なのである。
 そして、その後に来る(47)は、完全にその心の中にある(48)が破壊されてしまい、(48)が破壊されるがゆえに、心は完全に絶対的な(49)を経験するのである。これが、(47)なのである。
 そして、この(47)まで到達した魂を(50)と呼ぶのである。

42、 @真解脱 A離解脱 B漏尽通
43、 @離解脱 A解脱 B真解脱
44、 @カルマ A心 B智慧
45、 @修行 A瞑想 B記憶修習
46、 @精神集中 A瞑想 B思念
47、 @智慧の離解脱 A心の離解脱 B真解脱
48、 @けがれ A煩悩 B経験の構成 C識別
49、 @空 A自由・幸福・歓喜 B独存位
50、 @仏陀 A阿羅漢 B如来 C最終解脱者

(入門 2−2)