タターガタ・アビダンマ 第一誦品
1−4 入門試験問題

◎五つの(1)の(2)
 ついでにここで、五つの(1)の(2)について説明しよう。五つの(1)の(2)とは、まずこの(3)、形状-容姿である。第二番目の感覚。そして第三番目の(4)、(5)。第四番目の(6)。第五番目の(7)である。

1、 @とらわれ A苦しみ B煩悩 C経験
2、 @蘊 A構成 B塊 C集積
3、 @肉体 A身体 B心 C真我
4、 @潜在意識 A表層意識 B表象 C煩悩
5、 @心のけがれ Aデータ Bイメージ
6、 @潜在意識 A識別 B経験の構成 Cイメージ
7、 @識別 A経験の構成 B潜在意識 Cイメージ


◎形状-容姿
 この第一番目の形状-容姿というのは、わたしたちの(8)を表わしている。そして、わたしたちの(9)がいかに(10)であるかが、わたしたちの形状-容姿の(11)を決めるといわれている。

8、 @肉体 A姿形 B身体 C変化身
9、 @行為 A心の働き B言葉 Cカルマ
10、 @浄化されたもの A功徳に満ちたもの B綺麗な言葉 C透明なもの
11、 @本質 A質 B肉体 C美しさ


◎(12)
 第三番目が(12)、(13)である。これは、わたしたちがいろいろなものを(13)する。その(13)することによって内在する(14)、これが三番目の(12)である。

12、 @表象 A肉体 B感覚 C識別
13、 @イメージ Aデータ B観念 C思念
14、 @データ A思念 Bイメージ C経験の構成


◎(15)
 第四番目は、(15)である。これは、わたしたちは、身・口・意、身の行ない、言葉の働き、そして心の働きという三つ、この三つの経験を日々培っているわけだが、その培っている経験が(16)となってインプットされ、次の経験を呼び起こす、そういう集まりなのである。…(中略)…
 そしてこれは、(17)では「(18)」と訳されている。なぜ(18)と訳されるのかというと、もうおわかりと思うが、つまり(15)が、(19)を決定するからなのである。

15、 @経験の構成 A識別 Bイメージ C潜在意識
16、 @経験の構成 A識別 Bイメージ Cデータ
17、 @中国 A日本語 B漢訳仏典 Cパーリ語
18、 @サンスカーラ A行 B識 C識別
19、 @判断 A次の動き B選択 C行動の選択


◎(20)
 そして第五番目は(20)である。この(20)作用がもしなければ、わたしたちはこの愛欲の世界へと転生することはない。…(中略)…
 つまり、第四番目の(21)は(22)にダイレクトに影響を与え、五番目の(20)はわたしたちの(23)にダイレクトな影響を与えるわけである。
 そして、これらの五つの要素をすべて(24)し、(25)したならば、当然わたしたちがこの愛欲の世界に、あるいは他の世界へ生まれ変わることはないのである。

20、 @経験の構成 A識別 B潜在意識 C超潜在意識
21、 @迷妄 A識別 B潜在意識 C経験の構成
22、 @カルマ A判断 B身の行ない C行動
23、 @心の働き Aカルマ B身・口・意の働き C判断
24、 @解脱 A強化 B遠離 C浄化
25、 @遠離 A浄化 B捨断 C強化


◎聖(26)の上位形状界──神聖天
 では、(27)の一つ一つの名前を説明しよう。
 まず、(26)の(28)である。これは、まず第一に、(29)、第二番目が(30)、三番目が(31)、第四番目が(32)である。
 この(32)は、(33)にただ一つ存在している魂である。そして、この(32)をサポートする(34)の神々、これが(31)である。そして、重要な問題が生じた場合、それに対して討議するときに集まる神々、これが(30)である。そして、これら三つの神々に支配されている神々、これが(29)である。
 そして、(35)は、この神聖天界へすべての魂をいざなおうとしたのである。

26、 @哀れみ A称賛 B慈愛
27、 @十七上位形状界 A非形状界 B神聖天界
28、 @三上位形状界 A四上位形状界 B四上位非形状界 C大神聖天
29、 @神聖衆愛欲神天 A神聖庶民愛欲神天 B神聖民愛欲神天
30、 @神聖議員愛欲神天 A神聖代議士愛欲神天 B神聖代議愛欲神天
31、 @神聖臣天 A神聖大臣愛欲神天 B神聖臣愛欲神天 C神聖大臣衆神天
32、 @大神聖王天 A大神聖愛欲神天 B大神聖支配天 C大神聖天
33、 @十億宇宙 A三千大宇宙 B千宇宙 C十万大宇宙
34、 @代議士 A閣僚 B内閣 C大臣
35、 @モーセ Aサキャ神賢 Bイエス・キリスト


◎(36)の上位形状界──(37)
 第二番目は、偉大な(36)の天界、ここには三つある。下から順に、(38)、(39)、(40)の三つである。
 この(36)の三つの天界の特徴は、この世界からは、まず(41)ないということである。魂が(42)することはあったとしても、この世界が(41)るということは存在しない、しかし、その前の慈愛によって形成された四つの上位形状界の天界、つまり、(29)、(30)、(31)、(32)は、これは(43)の終わり、つまり(44)には(41)るのである。

36、 @慈愛 A聖哀れみ B悲哀 C称賛
37、 @光天 A美天 B浄天 C上天
38、 @光愛欲神天 A美愛欲神天 B上愛欲神天 C浄愛欲神天
39、 @かすかな美しさの愛欲神天 Aかすかな光の愛欲神天 Bかすかな清らかさの愛欲神天 Cかすかに上の愛欲神天
40、 @無量浄愛欲神天 A無量美愛欲神天 B無量上愛欲神天 C無量光愛欲神天
41、 @落ち A壊れ B消え
42、 @落下 A解脱 B転生
43、 @カルパ A破壊期 Bカルマ
44、 @還元期 A破壊期 B虚空期 C創造期


◎(45)の上位形状界──(46)
 第三番目のカテゴリー、(45)、ここには四つの天界が存在している。これは下から順に、(47)、(48)、(49)、(50)の四つである。

45、 @聖称賛 A聖哀れみ B聖慈愛 C四無量心
46、 @美天 A浄天 B光天
47、 @美愛欲神天 A光愛欲神天 B浄愛欲神天
48、 @かすかな清らかさの愛欲神天 Aかすかな美しさの愛欲神天 Bかすかな光の愛欲神天
49、 @無量美愛欲神天 A無量浄愛欲神天 B無量光愛欲神天
50、 @総美愛欲本質神天 A総浄愛欲本質神天 B総光愛欲本質神天

(入門 1−4)