アレフ教学システム 入門試験問題
第8章 1話・2話
煩悩の滅尽を目的とする、多くの学問を学んだ出家修行者が、瞑想修行に入るとき、まず考えさせられる第一の(1)のポイントがあります。
これは、“(2)”についてです。
つまり、「わたしは人間として生まれた。そして、瞑想修行のできる有意義な(2)を有している。この瞑想修行によって来世が約束され、修行の激しさによっては(3)を得ることができる」。
この考え方は、何よりもわたしたちにとって大切なのは“(4)”である、そしてその“(4)”を大切に生かせる魂、これこそが(5)の持ち主であることを表わしているのです。
皆さんも、瞬間瞬間を怠惰に生きることなく、全力で生きてください。しっかり頑張りましょう。
1、 ①思念 ②思索 ③法則 ④集中
2、 ①無常 ②有暇 ③時間 ④不放逸
3、 ①成就 ②不死 ③智慧 ④空性
4、 ①カルマの法則 ②時 ③絶対的真理 ④不放逸
5、 ①時間 ②法則 ③智慧 ④徳
次に、(6)はどうだと。
(6)の世界は、絶えず(7)から来る努力というものに追い回されている、ね。(8)を追い越すために、天界の住人を追い越すために、ただひたすら働いている。
よって、心は解放されるどころか、真理に向かうどころか、闘争だけに集中しているわけだ。当然(6)の世界に生まれた者もね、心の解放を得るチャンスというものはなかなかない。
もちろん天界の住人というものは、一種の(9)状態にいるわけだから、ある程度の(9)状態にいるわけだから、それは気持ちが良かろう。
しかし、彼らはその(8)という状態に満足しているがために、本当の意味での真理の法というものを、ね、見ようとしなくなる。
まあ、せいぜい(8)が生を受けて生きられる期間というものは、数千年だ。もちろん仏典にはね、数百年ということになってるけども、わたしは数千年だと考えている。
そうするとだ、わたしたちは、まず、この地獄から始まり天界に終わる(10)の第四位の、人間界に生まれたことを感謝しなければならない。
6、 ①阿修羅 ②神々 ③人間 ④動物
7、 ①闘争本能 ②嫌悪 ③破戒 ④無気力
8、 ①阿修羅 ②神々 ③人間 ④動物
9、 ①気絶 ②恍惚 ③放心 ④瞑想
10、 ①欲六界 ②三界 ③色界 ④地獄界
しかしだよ、人間界に生まれたとしても、まず条件としてだ、真理の法というものに巡り合える確率は非常に少ないことになる。
例えば、日本においては(11)があるね。あるいはアメリカ、ヨーロッパにおいては(12)がある、ね。こういう供犠を中心にした、しかも単なる(13)だけの宗教しかないね、国に生まれたとしたならばだ、わたしたちは本当の意味で心を解放することはできない、ね。
だからまず、(14)国に生まれたことを、真理の法の国に生まれたことを感謝しなければならない。
11、 ①仏教 ②神道 ③キリスト教 ④儒教
12、 ①仏教 ②神道 ③キリスト教 ④儒教
13、 ①神通力 ②お祈り ③イニシエーション ④瞑想法
14、 ①仏教 ②神道 ③キリスト教 ④儒教
今日のこの話を聴いている人の中で、ピンと来ない人もいるかもしれない。それはこう考えなさい。
わたしたちは(15)に侵された(16)であると。なぜ(15)に侵された(16)と言い切れるんだ。
それは、この粗雑次元の人間の世界の中で、わたしたちは(17)と(18)を味わっている。その(17)の本質というものが(19)ということに気付かず、わたしたちはその(17)にうつつを抜かしているわけだ。
じゃあなぜ、それは(19)なんだと。それは前提条件に(20)というものがあるからだ。
15、 ①煩悩 ②猛毒 ③病魔 ④現世
16、 ①患者 ②名医 ③廃人 ④狂人
17、 ①苦しみ ②喜び ③苦 ④楽
18、 ①苦 ②楽 ③喜び ④苦しみ
19、 ①無常 ②幻影 ③三グナ ④鏡
20、 ①一切皆苦 ②現世即涅槃 ③無常 ④絶対的真理
じゃあ、(21)というのは一体何だと。(21)というものは何だと。これは、妙薬だ、秘薬だ、最高の薬だ。そして(22)はね、最高の(23)ということになる。…(中略)…
ここで大切になってくることは、その(23)に対する(24)だ。だから修行の根本は、(24)であるといっているわけだね。
例えば、真理に対する(24)、(22)に対する(24)、ね、そして(22)のお手伝いをしている人たちに対する(24)だね。
これを言い換えると、仏陀とそれからサンガとね、それから法、ダルマね、真理に対する(25)、(24)、これを最も大切な要因としている理由がここにあるわけだ。
21、 ①教義 ②瞑想法 ③記憶修習 ④真理の法
22、 ①グル ②法友 ③シヴァ大神 ④法則
23、 ①教師 ②指導者 ③名医 ④法友
24、 ①縁 ②集中 ③意識 ④信
25、 ①帰依 ②信 ③供養 ④礼拝