アレフ教学システム 入門試験問題
第7章 9話

 しかし、もしそうだとすると、(1)が存在するということは大変な矛盾である。
 (1)とは何だと。それは、(2)る瞬間において、例えば優しい母親のもとに(2)たり、例えば怖い母親のもとに(2)たり、例えば優しい兄弟のもとに(2)たり、例えば嫌な兄弟のもとに(2)たり、例えば豊かな家庭に(2)たり、例えば貧しい家庭に(2)たり、例えば身分の高い家に(2)たり、例えば身分の低い家に(2)たりする。
 そういうことを見るならば、この(1)とは一体何だということになる。そして、真理の教えでは、それを“(3)”という言葉で表わしている。

1、 @個体差 A苦しみ Bカルマ C業
2、 @育てられ A生まれ B引き取られ C捨てられ
3、 @カルマ A縁 B業 Cきずな


 そこで出てくることは、これがよく(4)が説いた、まず初めに出てくる「(5)を根本としなさい」と、「(5)を(6)としなさい」と――(6)というのは帰依のよりどころ――そして、「(5)を島としなさい」と――これも、海の中にただ一つ漂う島、そこでしか生活できないんだよと――「島としなさい」と。この本当の意味は何であろうかと。
 また(4)は、「(7)を根本としなさい、(7)を(6)としなさい、(7)を島としなさい」とも言っていらっしゃる。この本当の意味は何であろうかと。
 この本当の意味とは、本来は「(5)を根本としなさい」の前に、「(7)を根本としなさい」という言葉が来なければいけない。それはなぜであろうかと。
 ここでいう(7)、ダンマ、ダルマというものは(8)のことである。そして、例えばこれは経典を表わしているといっても間違いではない。

4、 @マイトレーヤ Aキリスト Bヴィパッシー仏 C釈迦牟尼
5、 @法 A自己 B観念 C真理
6、 @帰依根 A帰依力 B帰依処 C三宝帰依
7、 @法 A自己 B観念 C真理
8、 @法 A自己 B観念 C真理


 ここに経典があると。ここに(9)があると。果たしてこの(9)によって、この(9)のとおりに実践したら、自分はそのとおりの(10)というものをするのだろうかと。もし、その(10)をするならば、それは他人が何と言おうともその(10)は(11)的なものである。
 もし、自分自身を最も信頼しているならば、そこで(10)したこと、例えば神秘体験にしろ、例えば神通力にしろ、例えば超能力にしろ、例えば心の安らぎにしろ、それは(11)的なものとなる。
 しかし、もし自己を(12)とせず、周りの言葉あるいは情報を(12)とするならば、そこで当然揺らぎが生じる。心の動揺は(13)の因を招く。そして、また(13)が次の(13)を生み出す。

9、 @観念 A教え B瞑想 C本
10、 @瞑想 A実験 B経験 Cイメージ
11、 @絶対 A相対 B理論 C一般
12、 @根本 A犠牲 B主体 C客体
13、 @喜び A楽しみ B悲しみ C苦しみ


 もう一度初めの問題に戻ろう。
 わたしたちがすべての(14)から解放されるために、(15)のプロセスがある。それはまず、「徹底的に(16)しますよ」と、そういう(17)を持つことであると。そして、(18)することであると、二番目には。三番目には、(19)を集中する訓練をすることであると。そして最後に、純粋な(20)を背景とした(21)によって(22)に対して観察をする、(23)をすることであると。
 そしてこの四つのみが、わたしたちを(24)に到達させる(25)の技術であると。
 そして君たちは、類い稀な功徳によって、今その(25)の手ほどきを受けている。そして実践をしている。あと、これを君たちが自分のものに、そして自分の(19)を(24)に到達させるために使えるかどうかは、君たちのこれからの精進、(18)次第であると。

14、 @観念 A悲しみ Bカルマ C苦悩
15、 @四つの瞑想 A六つ B四念処 C十
16、 @決意 A瞑想 B欲求 C修行
17、 @思念 A欲求 B機会 C修行の場
18、 @決意 A思念 B努力 C功徳
19、 @心 A功徳 B修行 C瞑想
20、 @観念 A真理 B思索 C功徳
21、 @観念 A法則 B理論 C教学
22、 @カルマ Aすべての現象 B三宝 C環境
23、 @解析 A思念 B思索 C思考
24、 @彼岸 A解脱 B悟り Cこの岸
25、 @瞑想 A真理 B修行 C操縦