アレフ教学システム 入門試験問題
第6章 1・2話

 今から(1)以上前に登場なさった、(2)救世主(3)。
 なぜわたしが、(1)以上前という曖昧な言葉を使うのかというと、(3)の誕生、あるいは(4)には、いろいろの説があります。…(中略)…
 つまり、わたしにとって(3)が、(1)以上前に存在したという事実だけで、(3)の(5)は十分なわけなのです。
 わたしにとって、(3)の生まれた年代より大切なことは、(2)救世主がどのような(6)を(7)のか、そしてどのような形でそれを皆さんにお伝えするのか、ということの方が大変(8)ことであり、価値のあることなのです。
 この(2)救世主、(3)。この(3)は果たしてすべての絶対の(9)をお説きになったのでしょうか。いや、そうではありません。
 (3)は、「(10)」、つまり「サッチャ・サンユッタ」の中で、
「わたしはこのほかに多くの(9)を知っているが、その多くの(9)は、皆さんに対して、大して利益にならないと。つまり皆さんを(11)へ導くことにならず、そして、解脱へと導くことにならないと。よって、今、皆さんに必要な(9)だけを説くんだよ。」
という一節があります。
 これからもわかるとおり、今この(12)に伝わっている(9)と呼ばれる経典群は、そのほんの(13)にすぎません。
 従って、その(13)の経典を得たからといって決して慢に陥らず、まずその経典の内容をしっかりと記憶し、理解し、そして(14)に役立ててください。

1、 @九十一カルパ A千三百年 B二千年 C二千五百年
2、 @偉大な A唯一の B最後の C絶対的な
3、 @サキャ神賢 Aキリスト Bヴィパッシー真理勝者 Cマホメット
4、 @生涯 A入滅 B人生 C涅槃
5、 @存在価値 A評価 B解析 C尊敬
6、 @足跡 A行動 B法 C神通力
7、 @残された Aお説きになった B現わされた C辿った
8、 @興味のある A意味のある B貴重な C重要な
9、 @真理 A自由 B幸福 C至福
10、 @沙門果経 A真理相応 B天使経 C覚支相応
11、 @色界 A涅槃 B彼岸 C高い世界
12、 @地上 A現象界 B現代 C日本
13、 @ちょっと A一握り B少し C一部
14、 @経行 A実践 B瞑想 C教学


 (15)は、(16)からの脱出、(16)からの解放を説きます。しかし、一般の宗教はより(17)な人生を説きます。この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。
 もともと、仏陀釈迦牟尼、まあオウム真理教では(18)と呼んでいますが、(18)は、王子として生まれ、そして多くの(19)を放棄し、解脱・悟りへと向かいました。
 つまり、(15)を奉じる者、真理を実践する者は、単に(20)、そのために(16)だけしかない人生、そこから脱出する、というわけではないのです。客観的に見るならば、(17)な状態で存在していたとしても、その(17)の背景には、必ず(16)が含まれている、そしてその(16)から脱却してこそ、真の(17)が存在するのだと、これが、(15)の根幹をなす理論なのです。

15、 @仏教 Aキリスト教 Bイスラム教 Cヒンドゥー教
16、 @苦しみ A貧乏 B悲しみ C喜び
17、 @裕福 A楽しみ B幸福 C自由
18、 @サキャ神賢 A覚者 B真理勝者 C最終解脱者
19、 @快楽 A楽しみ B権力 C喜び
20、 @運が悪く Aカルマが悪く B徳がなく C縁がなく


 つまり、(21)でいわれる、“(22)になりたい”“(22)になる”といったプロセスは、もうそのようなものは当然のことであり、つまりそれは基本的な、(23)の段階でクリアできることであり、その(22)を超越する意識状態を形成すること、これこそが(24)なのです。
 時間があまりありませんので、これについての深い検討は避けますが、それは、(25)をお読みになったり、あるいはわたしの著作集をお読みになれば、よく理解できると思います。

21、 @マスコミ A小説 B世間一般 C一般宗教
22、 @金持ち A自由 B幸福 C権力者
23、 @在家 A初期 B教え C布施
24、 @密教 A仏教 B仙道 C現世
25、 @仏典 A聖書 B資料 C雑誌