アレフ教学システム 入門試験問題
第4話 1〜3話

 ここから、覚者釈迦牟尼をはじめとする聖者は、この世は(1)であるとされました。そして、聖者はこの(1)、(2)――八十年間続く長い(2)――この(2)に心を集中し、(2)であることを悟ります。
 そして、その裏側にある本当のわたしたちの永遠の、不滅の、(3)な人生というもの、(3)な魂の流れというものに心を集中します。そしてそれを悟ります。そして悟った者を(4)者といいます。
 今、病で苦しんでいる人も、成就したいと思う人も、この(3)なものに到達したならば、もうそこで心は(5)から解放され、自由になります。

1、 @真実 A現実 B幻 C迷いの世
2、 @喜び A夢 B寿命 C現実
3、 @絶対的 A幸福 B相対的 C清らか
4、 @覚 A聖 B解脱 C行
5、 @カルマ A不安定な要因 B悪業 C輪廻転生


 「オウム真理教は(6)の団体なのに、なぜ“オウム真理教”なのか」という質問をよく受けます。
 実際わたしが仏典を研究した限りにおいて、お釈迦さまはどこでも“(6)”という言葉を使っていらっしゃいません。お釈迦さまは“(7)”――つまり(8)な(9)という言葉を使っていらっしゃるのです。

6、 @ヨーガ A新興宗教 B密教 C仏教
7、 @サッチャ Aサマディ Bタタ Cムドラー
8、 @絶対的 A世俗的 B相対的 C根本的
9、 @法則 A真理 B法則 C持戒


 (10)というのは、必ず生じたものは滅する。例えば、人間は生まれたら必ず(11)んだ。あるいは、愛したとしても、その愛する人と必ず別離が来る等、これらを“(10)”という言葉を使っているわけです。つまり(12)ではないということですね。
 この(10)を(13)する教え、これが真理です。ではなぜ(10)を(13)しなければならないのでしょうか。
 これについては二つのパターン、二つの極端なパターンを考えれば、よく理解することができます。

10、 @常 A喜び B無常 C苦しみ
11、 @涅槃する A死ぬ B修行する C悟る
12、 @常 A喜び B苦しみ C無常
13、 @破壊 A超越 B凌駕 C否定


 これらの両極を見てわかるとおり、結局わたしたちの(14)というものは(15)なのです。そして、この(15)から完全な形で解放する教え、それが真理なのです。

14、 @煩悩 A修行 B喜び C生存
15、 @喜び A無常 B苦しみ C永遠


 わたしたちは、この人間世界への誕生を、(16)と錯覚する。確かに瞬間瞬間をとらえた場合、多くの(16)がそこには存在しているかのように見える。しかし、その本質は(17)である。では、なぜ(17)ということができるのだろうか。
 この人間世界において、(18)を根本としていないものは何一つ存在しない。…(中略)…
 この(18)における(17)を、「三つの(17)」として置き換えることができる。
 その第一の(17)は、(19)(17)である。
 まず、わたしたちの身体がそうである。この身体はわたしたちに(16)を与えてくれるが、その(16)を与えてくれる身体から、わたしたちは死とともに別れなければならない。
 次に、愛する肉親や、知人、友人もそうである。それは生きているときの別れ、あるいは死別といった形で、わたしたちは必ず別れなければならないのである。
 第二の(17)は、(20)(17)である。
 この(20)(17)は、例えば愛していた対象が他の異性に奪われる、それによる(17)。例えば、愛していた対象が、何かの事故によりその形状-容姿が壊れ、それによって対象を見て楽しむことが、あるいは触れて楽しむことができなくなる(17)。例えば、会社の倒産等もそれに当たるだろう。
 この(20)(17)を、わたしたちは逃れることは決してできない。
 そして第三番目は、(21)(17)である。
 つまり、例えば叩かれたら痛い。あるいは、罵られたら嫌な感情が生起する。これらの(21)(17)は、わたしたちが感覚器官を有している限り、あるいはわたしたちに意識が存在する限り、それから逃れることはできないのである。
 従って、この世の中は、(22)の(17)なのである。
 そして、この(22)の(17)から逃れることは、何人たりともできないのである。それは偉大なる(23)であろうとも、その様態は必ず(20)。ゆえに、その(17)から逃れることはできないのである。
 従って、その(17)の本質を(24)し、そこにとらわれない、それを活用しない方法を採るとするならば、わたしたちはその(17)から解放される。あるいは、その(17)の本質を(24)し、それを自己のためではなく、衆生のため、他の魂のために活用するとするならば、(17)から同じように解放されるのである。
 そして、この(22)の(17)を(24)し、(25)したとき、あなたには本当の(17)が何であるか(24)でき、(17)から完全に解放されるはずである。

16、 @苦しみ A無常 B幻影 C喜び
17、 @幻影 A苦しみ B無常 C喜び
18、 @常 A幻影 Bカルマ C無常
19、 @本質的な A喜んでいる対象と別れなければならない B変化する C悪い経験の構成の
20、 @本質的な A喜んでいる対象と別れなければならない B変化する C悪い経験の構成の
21、 @本質的な A喜んでいる対象と別れなければならない B変化する C悪い経験の構成の
22、 @相対 A無常 B絶対 C煩悩
23、 @聖者 A神々 B阿修羅 Cグル
24、 @修習 A捨断 B理解 C現証
25、 @修習 A捨断 B現証 C理解